2025年度(令和7年度)山形県公立高校入試問題過去問【数学】解説

大問1(小問集合)

(1)① 93.6%
4-(3-7)
=4+4
=8

② 69.9%
2/3+5/2÷(-9/4)
=2/3-10/9
=-4/9

③ 72.6%
(18ab-12ab)÷(-6ab) ←分配法則
=18ab÷(-6ab)-12ab÷(-6ab)
=-3a+2 

④ 73.5%
(√2+3)(√2-4)+√18
=2-4√2+3√2-12+3√2
=-10+2√2

(2) 76.3%
答案では解き方も書く。
(2x-1)=5x-1
4x-4x+1=5x-1
4x-9x+2
=(4x-1)(x-2)=0
x=1/4、2

(3) 18.7%!
225-nが平方数になれば、ルートが外れて整数になる。
整数は0を含む→225-nの最小は0
自然数は0を含まない→n≧1→225-nの最大は224
15=225
225-n=0、1、2、3、‥‥14の15個
(*225-n=0のときはn=225、225-n=1のときはn=224
本問はnの個数だけ求めればいい)

(4) 28.8%!
球の表面積S=4πr
4π×10÷2+10×10×π=
300πcm

(5) 48.9%
最小値・Q1・Q2・Q3・最大値が描かれた箱ひげ図
13個の中央値(Q2)は7番目の値→20~30本のア・イ・エ
第1四分位数(Q1)は下位6個の真ん中、下から3番目と4番目の平均
→0~10本のア・イ
第3四分位数(Q3)は上位6個の真ん中、上から3番目と4番目の平均
→30~40本のア

大問2(小問集合2)

(1)① 56.6%
y=6/xについて、
x=1のとき、y=6
x=3のとき、y=2
変化の割合=(yの増加量)÷(xの増加量)
=(2-6)/(3-1)
=-2

② 52.1%
放物線y=ax²とy=bx²のグラフおよび点(2,4)と点(2,3)を示す座標平面図
比例定数が大きいと、グラフの開きは小さくなる→b<a
比例定数が1のとき、すなわち、y=xのときは点(2、4)を通過する
y=xはy=axよりグラフの開きが小さい→b<a<1

(2) 74.4%
四角形ABCDから点Pを作図する手順を解説した図
①ABとBCから等距離→∠ABCの二等分線
②PC=PD→PはCとDから等距離→CDの垂直二等分線
これらの交点がP

(3)① 37.0%
そばをx人とすると、うどんは58-x人
小麦粉は使い果たした→小麦粉の使用量の合計3000gで立式する
表は5人分。それぞれの小麦粉を1人分に直して、
100/5x+500/5(58-x)=3000
@@@
一次方程式と連立方程式の公式解答例
公式解答より。連立ではこうなる。

② 16.0%!
先の1次方程式を解く。整理すると、
20x+100(58-x)=3000 ←÷20
x+5(58-x)=150
4x=140
x=35

そばは35人
残ったそば粉は、3000-400×35/5=200g

(4)100%…41.1%、50-99%…12.3%、1-49%…33.8%
答案では確率を使って説明する。
【S】Aから1個取る。
赤の確率は、3/6=1/2
【T】Bから2個取る。
少なくとも1個は赤=全体-2個とも白(余事象
2個とも白…6個中4個ある白を取り、残った5個中3個ある
白を取る。
少なくとも1個は赤…1-4/6×3/5=3/5
1/2<3/5だから、ゲームTの方が景品をもらいやすい。

大問3(数量変化)

(1)① 84.5%
問題文のグラフをみると、x=2のとき、y=250
250m
@@
正攻法で確認すると、傾き(変化の割合)=(yの増加量)÷(xの増加量)
=(550-100)/6=75
2分後は、100+75×2=250m

②ア…64.8%、イ…87.7%、ウ…47.5%、グラフ…88.1%
横軸を時間(分)、縦軸を距離(m)とおいた折れ線グラフ。
グラフを描く。
(0、100)→(6、550)→(9、550)→(19、900)
●0≦x≦6
傾きは(250-100)÷2=75
切片は100だから、y=75x+100
●6≦x≦9
y=550
●9≦x≦19
(9、550)→(19、900)
傾きは、(900-550)/(19-9)=35
y=35x+bに(x、y)=(9、550)を代入。
550=35×9+b
b=235
y=35x+235
ア…y=75x+100、イ…9、
ウ…y=35x+235 

(2) 14.2%!
時間と距離を表すグラフで大樹と明美の交点を分析する数学の一次関数の解説図
大樹のグラフを描く。
明美との交点は5分後と、明美のB駅到着から2分後にあたる8分後
この2点を通る直線を左側に伸ばし、大樹がy=100となる時間を求める。

水色の部分をピックアップする。
この標高差を明美は1分、大樹は3分で移動した
時間の比は、明美:大樹=①:③
明美と大樹の移動を示す折れ線グラフ。横軸が時間(分)縦軸が距離(m)
100~550mの標高差を明美は6分(①)で移動した
大樹は、6×③=18分かかる。
大樹のスタートは明美の18-(6+2)=10分前


大問4(平面図形)

(1)100%…13.2%!、50-99%…6.4%、1-49%…53.9%
△AEC∽△OEFの証明。
扇形AOBの中に描かれた三角形や交点を示した図形の解説画像
対頂角より、∠AEC=∠OEF
∠EAC=とする。
弧BCに対する中心角より、∠BOC=●●
等しい弧に対する中心角は等しい→∠EOF=
∠EAC=∠EOF
2角相等で、△AEC∽△OEF
@@@
相似の証明問題に関する山形県教育委員会の公式解答例
公式解答を貼っておきます。

(2)① 22.8%!
扇形内の幾何図形と二等辺三角形・錯角の性質を示す証明図。等角に印がある
前問の等角を増やす
AC//OBの錯角、半径より二等辺OABの底角を移す。
半径6・中心角120度の扇形と三角形の長さや角度が描かれた図形問題の解説図
二等辺OABより、=(180-120)÷2=30°
△OACは底角60°の二等辺→正三角形→AC=6cm
△AECは30°―60°―90°だから、辺の比は1:2:√3
EC=OE=3cm、AE=3√3cm
扇形と直角三角形の角度・辺の長さを描いた図形問題の解説図

前問の△AEC∽△OEFから、相似比はAE:OE=3√3:3=√3:1
面積比は相似比の2乗→△AEC:△OEF=③:①
また、AC=BO、∠CAE=∠OBE、∠ACE=∠BOEより、
一辺両端角等で△AEC≡△BEO(③)
△OBF=△BEO-△OEF=③-①=②
△AEC:△OBF=3:2

② 0.5%!!!
母線6、底面半径2の円錐とその展開図(扇形)を示す数学の幾何図形
OAとOBをくっつけて円錐をつくる。
この円錐の側面にあたる扇形は、まさに扇形OABである
∠AOC=∠BOC=60°→OCは∠AOBの二等分線→弧ABの真ん中がC
円錐の底面である円において、Aの反対側がCである
Oから垂線をおろした足をHとする。
母線:半径=360:(扇形の中心角)だから、AH=6×120/360=2cm
円錐とその展開図(扇形)の幾何学図形と線分・角度を示す数学問題の解説図
Eは円錐のどこにあるか?
先ほどの△AEC≡△BEOより、OE=EC
Eは母線OCの中点である。
二等辺三角形の内部にある三角形で三平方の定理を用いた図
Eから垂線をおろして足をIとする。
△OHC∽△EICより、HI=IC=1cm
△EICで三平方→EI=√8cm
△EAIで三平方→AE=
√17cm

講評

大問1
配点32点
(3)整数と自然数の違いに注意!
225-nの平方根は0を含む。しかし、自然数nは0を含まない。
n=0、√(225-0)=15は×!
(4)球の体積・表面積は正答率が下がりやすい。公式を覚えておこう。
大問2
配点29点
(1)②x=2を調べると、y=xはy=axの内側の放物線。
(3)使い切った方で立式だが、そば粉はうどんには使わないので判断しやすかった。
1人あたりに直す方程式の文章題はよくでてくる。
大問3
グラフを正確に描く。(1)②までは取りたい。
(2)正攻法は、明美の0≦x≦6の式y=75x+100にx=5を代入。
2つの交点から大樹の式を求め、それにy=100を代入する。
先の解説では、同じ標高差における時間の比を求め、それをA―B間に適用した。
大問4
(1)円周角の2倍が中心角。等しい弧から中心角を2等分する。
記述の仕方に慣れておきたい。
(2)①詰まったら角度調査。前問の証明で用いた等角を広げていく。
半径→二等辺三角形の流れは外さないこと。
すると、正三角形や複数の有名三角形がでてくる。
△OBFにどう手を伸ばすべきか。
前問の相似から面積比を出してみる。
△OEFに△OBFを足した△BEOに着目する。
②円錐の最短距離で、ABの長さを求める設問は見かけるが、
Eが扇形OABの周上にない点であることに斬新さがある。
立体の円錐ではAとBは一致するので、平面の扇形ではEはABではなく、OC上の点で見る
円錐にCを書けないとEの位置が特定できない。
底面の円の円周は弧ABに相当し、ABの真ん中にあるCは円においてAの反対側に位置する。
CからEを特定するには、平面の扇形で図形の特徴をつかむ。

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