2026年度(令和8年度)青森県公立高校入試問題過去問【数学】解説

平均48.0点(前年比;-0.8点)
2026年青森の数学の得点区分を示す度数分布表
問題はこちら→東進ハイスクールさん(解答)

大問1(小問集合)

(1)ア 95.6%
4-(-3)
=4+3
=7

イ 95.3%
(-3)2÷3
=9÷3
=
3

ウ 81.2%
(-3x+4)/5×15 ←5と15を約分
=3(-3x+4)
=
-9x+12

エ 81.1%
7(x-3y)-(-2x+5y)
=7x-21y+2x-5y
=
9x-26y

オ 55.8%
(√3-√2)2
=3-2√6+2
=
5-2√6

(2) 62.6%
n角形の内角の和…180(n-2)°
n角形の外角の和…360°
八角形の内角の和は外角の和の、180(8-2)÷360=
3倍

@余談@
正八角形を正方形で囲んだ図
8つの角の大きさを均して(等しくして)正八角形で考えれば、
1つの外角と内角の比はどこも一緒なので、全体の和の比と同じになる。
正八角形の1つの外角は、360÷8=45°
もしくは、上図のように正方形で囲うと、四隅は直角二等辺で45°
1つの内角は、180-45=135°
135÷45=3倍

(3) 26.7%!
縦a、横bの長方形の周の長さℓ=2(a+b)=2a+2b ←2bだけ孤立
2b=ℓ-2a ←÷2

b=(ℓ-2a)/2
(*誤答は、ℓ=2a+2bが多かった)

(4) 62.0%
x2-3(x+3)=9
x2-3x-18
=(x+3)(x-6)=0

x=-3、6

(5) 72.6%
y=4xについて、
x=1のとき、最小値y=4
x=2のとき、最大値y=8

4≦y≦8

(6) 83.3%
円に内接する四角形で、∠xの大きさを求める

弧BC=弧CDより、∠BAC=∠CAD=x
半円の弧に対する円周角で、∠ADC=90°
△ACDより、x=180-(90+52)=38°

(7) 69.8%
5人から2人選ぶ組み合わせ→5C2=10通り
少なくとも1人は男子=全体-(2人とも女子)
3人の女子から2人選ぶ→選ばない1人を選ぶ→3通り
2人とも女子の確率は3/10
少なくとも1人は男子の確率は1-3/10=
7/10

(8) 61.7%
アの箱ひげ図
12個の第1四分位数(Q1)は下位6個の真ん中。
下から3番目と4番目の平均→(63+85)÷2=74mm
80mm弱であるア・エ
第3四分位数(Q3)は上位6個の真ん中。
上から3番目と4番目の平均→(134+153)÷2=143.5mm
エは160mm弱だから×→
アが正答。

大問2(作図・規則)

(1) 22.1%!
AB=BCとなる直角二等辺三角形の作図解答
AB=BCの直角二等辺→∠ABC=90°
①Aを通る垂線。ℓとの交点がB
②AB=BC→Bを中心に弧を描く。
ℓとの交点は2つできる。どちらか1つをCとする。
(*AB=ACとする二等辺三角形を作図する誤答が多かった)

(2)ア 80.5%
白黒の格子模様の規則性と各段階の面積(黒・白・全体)の変化を示す数学問題の図と表
表の差から攻めると、わかりづらい。
4番目の図に列・行を追加し、いくつ増えるか調べるのが早い。
計算で求めるには、次の文章の通り、偶数番目の黒と白は同数。
上図のように区切ると、奇数番目の黒は白より1枚多い。
黒と白の線分図、和が25、差が1
線分図で整理。
5番目の黒は、(25+1)÷2=13m2
5番目の白は、25-13=12m2

あ…13、い…12

イ う…39.8%、え…12.0%!
全体の面積は平方数→x番目はx2m2
偶数番目は白黒同数なので、黒はx2÷2=x2/2m2
黒と白の線分図、和がx²、差が1
奇数番目の黒=白+1
線分図より、黒は(x2+1)÷2=(x2+1)/2m2

う…x2/2、え…(x2+1)/2
(*うの誤答例…x、2x。えの誤答例…x2/2+1
、x+1)

大問3(図形)

(1)ア 31.9%!
△BFE∽△DFCの証明。
平行四辺形ABCDと三角形の相似
共通角より、∠BFE=∠DFC
平行四辺形ABCD→AE//DCの同位角で、∠BEF=∠DCF
2角相等で△BFE∽△DFC

イ 30.0%!
平行四辺形ABCDと三角形の相似
平行四辺形の対辺は等しい→AB=DC=6cm
前問の∽より、BF:DF=BE:DC=①:⑧
BE=6×①/⑧=
3/4cm
(*誤答例…6/7)

(2)ア 35.8%
三角錐F―ABCの体積は、10×20÷2×5÷3=
500/3cm3
(*誤答例…1000)

イ 30.5%!
直方体の立体図と中点Mを含む平面図の幾何学問題解説図
長方形ABCDの対角線は、おのおのの中点で交わる。
MはBDの中点。
BC:DC=2:1
△BCDの辺の比で三平方→BD=√5
DM=10×√5÷2=
5√5cm

ウ 14.3%!
直方体における切り口や線分の長さを求める立体図形の数学問題解説図

BM=MD=5√5cm
BF:BM=1:√5
△BMFの辺の比で三平方→FM=√6
5×√6=5√6cm

大問4(関数)

(1) 70.9%
y=ax2にx=2を代入。
y=
4a

(2) 49.1%
座標平面上で三角形を回転させた円錐
y=-x+2の切片C(0、2)
傾き-1→Cから下に2、右に2移動してB(2、0)
回転体は半径2cm、高さ2cmの円錐。
2×2×π×2÷3=
8/3πcm2
(*誤答例…8/3、8π)

(3)ア 35.3%
放物線y=ax²と直線y=-x+2のグラフおよび座標平面上の台形を示す解説図
AとBはx座標が等しい→EO(y軸)//AB

台形OBAEの高さOB=2、上底AB=4a、面積は4a+3だから、
下底EO=(4a+3)×2÷2-4a=3
E(0、3)

イ 7.9%!!
二次関数y=ax^2と直線y=-x+2のグラフおよび座標平面上の三角形を示す解説図
△OBCの面積…2×2÷2=2

EC=3-2=1
△DCEの高さ…2×2÷1=4
Dのx座標は-4
y=-x+2にx=-4を代入→D(-4、6)
y=ax2にx=-4を代入→D(-4、16a)
Dのy座標で立式。
16a=6
a=3/8

大問5(数量変化)

(1)ア  68.0%
150m3→80≦x≦200
(単位料金)100円×(ガス使用量)150m3+(基本料金)6000円
=
21000円

イ  16.5%!
一次関数を用いたガス使用量とガス料金の計算表および関係グラフ
20≦x≦80の情報がないが、一次関数とみなすので、
始点のx=20と終点のx=80のy座標がわかれば直線が引ける。
→0≦x≦20、80≦x≦200の情報を使う。

グラフの転換点となる座標を求める。
●0≦x≦20の式より、
x=0のとき、y=200×0+1000=1000
x=20のとき、y=200×20+1000=5000
●80≦x≦200の式より、
x=80のとき、y=100×80+6000=14000
*(80、14000)の点座標は答案で提示されている。
x軸をm³、y軸を円とするグラフ解答
(0、1000)→(20、5000)→(80、14000)を結ぶ。
(*誤答は、原点を通過しているグラフなど)

ウ あ…72.5%、い…28.5%!
(20、5000)と(80、14000)を通る直線の式を求める。
 14000=80a+b
-)5000=20a+b
  9000=60a
a=150
5000=20×150+b
b=2000
y=150x+2000
単位料金は傾き(変化の割合)150円、基本料金は切片2000円
あ…150、い…2000
(*いの誤答は3000、3500、4000が多かった)

(2)ア 22.9%!
ガス料金=単位料金×ガス使用量+基本料金、それと対応する文字を示す
B社における、それぞれのガス料金yがわかれば連立方程式が作れる。
A10m3…200×10+1000=3000円
A15m3…使用量は+5m3だから、3000+200×5=4000円

B10m3…Aと同じ3000円
B15m3…4000-40=3960円

10a+b=3000
15a+b=3960

イ 20.0%!
先ほどの連立を解く。
  15a+b=3960
-)10a+b=3000
   5a  =960
a=192
10×192+b=3000
b=1080
y=192x+1080
単位料金a=
192円、基本料金b=1080円
う…192、え…1080

@余談@
10m3→15m3と、5m3の増加でBはAより40円安くなった。
-40/5=-8
Bの傾き(変化の割合)は、Aの傾き200より8小さい192

(3) 1.4%!!
A社(0≦x≦20)…y=200x+1000
●プラン①
1%引き
(200x+1000)×99%=198x+990
●プラン②
22円引き
(200x+1000)-22=200x+978
●プラン③
B社と同じ。
前問より、192x+1080

プラン①:198x+990
プラン②:200x+978
プラン③:192x+1080

x=0のとき、切片が最小であるプラン②が最安値。
次に切片が大きく、②より傾きが小さい①が接近してくる。
料金が①=②となるのは、
198x+990=200x+978
2x=12
x=6
6m3で一緒。6m3を超すとプラン①が最安値。

①より傾きが小さい③が①に接近してくる。
①=③となるのは、
198x+990=192x+1080
6x=90
x=15
15m3で一緒。15m3を超すとプラン③が最安値。
プラン①が最安値は、6<x<15
お…6、か…15

講評

大問1
配点43点
(2)八角形の内角の和を出してもいいが、360で式を割れる。
(3)基本問題なのに正答率が低い!
大問2
(1)AB=BCの条件から、どこの角が直角になるか。
最初を見誤ると、作図の方針が崩れる。
(2)イ:中学受験に出てくる線分図は情報整理のツールとして便利。
和と差がわかっている場合に使える。
大問3
(1)ア:難しくはないが、△BFEの位置にやられたか。
アの正答者の多くはイも正答したと思う。
(2)ア:直方体から切り取った三角錐だけを見る。
イ:DMを斜辺とする直角三角形で三平方をしてもいい。
ウ:長方形の対角線の性質から、DMをBMに移して考える。
大問4
(3)ア:AとBのx座標が等しい。ここから四角形は台形である。
台形の面積からEOを求める。
イ:△OBCがすぐに求まる。
放物線上にあり、△DCEの頂点であるD座標を目指す。
大問5
(1)イ:折れ曲がるグラフの1本目と2本目を描く。
2本目の情報がないが、それ以外の情報で描けるのがポイント。
転換点となる点座標さえわかればいい。
ウ:前問の正答率に比べ、(あ)の正答率がやけに高い。。
100と200を平均したか。
(2)A社のガス料金→B社のガス料金y
(3)3つのプランを式で表して観察する。
切片からx=0はプラン②が最安値確定。次に最安値になるのはどちらか。
①=②、①=③となる点を求めてしまってもいい。①が最安値となる範囲を慎重に判断する。

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