2026年度(令和8年度)三重県公立高校入試問題・後期【数学】過去問解説

平均30.9点(前年比;+2.7点)
問題はこちら→東進ハイスクールさん(解答)

大問1(小問集合)

(1)
8×(-2)
=-16

(2)
4/5x-2/3x
=2/15x

(3)
(3x+1)(3x-1)
=9x2-1

(4)
x2-5x+6
=(x-2)(x-3)

(5)
5√2≦a≦√91
√50≦a≦√91 ←2乗
50≦a2≦91
a2は平方数
50~91の範囲で平方数は、64と81の
2個

(6)
2x2-x-5=0
解の公式より、x=(1±√41)/4

(7)
y=axに(x、y)=(3、6)を代入して、a=2
y=2xにy=-14を代入して、x=-7

(8)
x+4=-2x+9
x=5/3
y=5/3+4=17/3
(5/3、17/3)

(9)
一次関数、二次関数(y=3x²)、反比例(y=6/x)などの複数の関数グラフを示した座標平面図
原点Oを通過するのはy=3x2、y=-x
ア・ウ

(10)
ブーメランより、x=40+60+50=150°

(11)
直線l上の点Aを通る垂線と線分ABの垂直二等分線の作図手順図
①Aで直線ℓに接する→中心はAを通る垂線上にある。
②円は2点A,Bを通る→中心はABの垂直二等分線上にある。
①と②の交点がO

大問2(データの活用)

(1)①
P中(20人)とQ中(40人)のヒストグラム
6~8点の階級には、6点と7点がいる。
全員7点もありうるので、いずれの中学も6点がいるか不明。
ウ

②
縦軸の値が違う点に注意。
12~14点はP中が3人、Q中が6人で異なる。
イ

(2)
20人の中央値は10番目と11番目の平均。
P中では10~12点の階級に含まれる。階級値は11点

(3)
Q中の10~12点の相対度数は、
10/40=1/4=
0.25

大問3(確率)

(1)
余事象で攻める。
積が偶数=全体-(積が奇数)
(積が奇数)は奇数×奇数しかない→奇数は3個だから、3×3=9通り
全体は6×6=36通り。積が偶数の確率は、1-9/36=3/4

(2)
2以外の素数は奇数。一の位が5だと5の倍数。
一の位は1か3になる。
素数は【11・13・23・31・41・43・53・61】の8通り。
確率は、8/36=2/9

大問4(方程式)

(1)①
道のり・速さ・時間の関係を表す線分図(全体の道のり4300m・所要時間24分)
右辺が24分→時間の合計で立式。
時間=距離÷速さだから、
x/200+y/150

②
A-C間4300mを分速200mのx分と分速150mのy分(計24分)で移動する速さの問題の線分図
右辺が4300m→距離の合計で立式。
距離=速さ×時間だから、
200x+150y

(2)
どちらかの連立方程式を解く。(以下、けいたの考え方)
x+y=24 …①
200x+150y=4300 ←÷50
4x+3y=86 …②

②-①×3をすると、x=14
①に代入。y=24-14=10
A~B間の距離は、200x=200×14=2800m
B~C間の距離は、150y=150×10=1500m
A~B間…2800m B~C間…1500m

大問5(関数)

(1)
y=-1/4x2にx=-4を代入。
y=-1/4×(-4)2=-4
A(-4、-4)

(2)
y=-1/4x2にx=2を代入→B(2、-1)
A(-4、-4)→B(2、-1)
右に6、上に3だから、傾きは3/6=1/2
切片はBから左に2、下に1移動して、-1-1=-2
y=1/2x-2

(3)
放物線y=-1/4x^2上の2点A,Bと原点Oによる三角形の面積計算を表すグラフ
△OABは幅6、高さ2だから、6×2÷2=6cm2

(4)
座標平面上の放物線と三角形の相似比、回転体の円錐を表した数学問題の解説グラフ
ABとCDを延長した交点(円錐の先端)をPとする。
△PCA:△PDBの相似比は、CA:DB=4:1
CP:DP=④:①
CD=6cm(③)なので、DP=6×①/③=2cm

体積比は相似比の3乗。
大きい円錐:小さい円錐=43:13=64:1
求積すべき円錐台は63→小さい円錐を63倍すればいい。
1×1×π×2÷3×63=42πcm3

大問6(空間図形)

(1)
底面…1辺4cmの正方形。
側面…1辺4cmの正三角形が4つ。
1辺aの正三角形の面積=√3/4a2
正四角錐Pの表面積は、4×4+√3/4×42×4
=16+16√3cm2

(2)
正四角錐Pの寸法と頂点A・B・C・D・Oを示す立体図形
AB=OB、AD=OD、共通辺BD
3辺の長さが等しく、△ABD≡△OBD
△ABDは直角二等辺だから、△OBDも直角二等辺。
45度の角度や長さが記載された直角二等辺三角形
正方形の対角線は各々の中点で交わる。
FはDBの中点→△OFBも直角二等辺。
FからOBに垂線をひいた足をGとすると、△FBGも直角二等辺。
GF=GB=4÷2=2cm
EG=3-2=1cm
△EFGで三平方→EF=√5cm

大問7(平面図形)

(1)
△FCD∽△DCEの証明。
円周角の定理と同位角を用いた図形の証明解説図
共通角より、∠FCD=∠DCE
弧ADに対する円周角+AB//EDの同位角で、∠CFD=∠CDE
2角相等で、△FCD∽△DCE

(2)①
円と三角形が交差する幾何学・数学問題の図形イラスト
BD=18-12=6cm
先ほどの証明で用いた等角を使う。
DC=AC
∠CFD=∠CBA(●)、共通角C→残りの角の∠FDC=∠BAC(■)
一辺両端角相等で、△FCD≡△BCA
FC=BC=18cmだから、FA=6cm
円と平行線を含む三角形の図形問題の解説図
AB//EDより、AE:EC=6:12=①:②
AE=12×①/③=4cm
FA:AE=6:4=3:2

②
円と三角形の相似や線分の比を表した幾何学問題の図解
前問利用。
AG//EDより、FG:GD=③:②
円と三角形を組み合わせた数学の幾何学問題の図。辺の長さと比率が記載されている。
前の合同より、△ABC=△DFC=54cm2
FA:AC=6:12=①:②
方針【△DFC→△DFA→△AGD】
△AGD=54×①/③×②/⑤=36/5cm2

講評

典型的な問題が多い。得点率7割台が多いか。
大問1
得点率40%
(5)ルートの中が平方数になれば、自然数か0になる。
a√b→√cの形に直しておく。
(7)今回はxの2倍がyと直感でわかりやすかったが、
普段は、3×(-14/6)=-7と一行で処理したい。
(11)点Aも円周上の点である。
大問2
すべて基本問題で処理も少ない。
大問3
ここも頻出。是非とりたい。
大問4
ワークレベル。
(2)けいたの考えは時間を文字に置く。求めたいのは道のり。
大問5
(3)までは取る。
(4)他県にも出てくる標準問題。
体積比の扱いに慣れておきたい。
大問6
(2)EFが含まれる面ODBで切り取る。
EFを斜辺とする直角三角形をつくる。
大問7
(2)①上位層では差がつきやすいポイント。
CA=CDの条件を皮切りに△FCDと△BCAは合同。
(∠FCBの二等分線上にGがあり、二等分線を対称の軸として線対称)
AEは平行線と線分の比を意識したい。
②同じ(2)でくくられる問題の構造から前問利用をよぎらせる。
ここも平行線と線分の比を意識して、①の3:2をFG:GDに移す。
これはFD上の線分比なので、△FCD=54cm2から出発して△AGDに切り崩していく。

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2026年度三重県(前期)数学の解説はこちら。

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