2026年度(令和8年度)沖縄県公立高校入試問題【数学】過去問解説

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大問1(計算)

(1)
-3+12
=9

(2)
-5/6×(-9/10)
=3/4

(3)
0.6+1.4×2
=0.6+2.8
=3.4

(4)
√8+6/√2
=2√2+3√2
=5√2

(5)
5a÷4b×8ab
=10a

(6)
-(2y-x)+2(3x+y)
=-2y+x+6x+2y
=7x

大問2(小問集合)

(1)
4x+1=2x-3
2x=-4
x=-2

(2)
3x+y=5 …①
x-2y=4 …②
①×2+②をすると、7x=14
x=2
①に代入、6+y=5
y=-1
x=2、y=-1

(3)
(x+5)
=x+10x+25

(4)
-49
=(x+7)(x-7)

(5)
+5x+3=0
解の公式より、x=(-5±√13)/2

(6)
√16<√21<√25
4<√21<5
自然数(正の整数)は0を含まないから、
1~4の4個

(7)
円Oの中心角64度と円周角32度から角度xを求める数学・図形問題の解説図
弧BCに対する中心角→∠BOC=32×2=64°
半径より、△OBCは二等辺。
x=(180-64)÷2=58°

(8)
(3+5+2+0+8+9+4+3+4+7)÷10
=45÷10=4.5冊

(9)
全数調査は調査対象(母集団)すべてを調べ上げる。
標本調査は母集団のなかから標本を無作為に抽出して、母集団の様子を推し量る。
標本調査の代表例はテレビの視聴率。
ビデオリサーチによると、視聴率を計測する機器が設置された調査世帯数の割合は、
総世帯数の0.02%を下回っている。どうやら母集団の規模が一定数以上になると、
必要なサンプル数は変わらなくなり、母集団に対する標本の割合が減っていくようだ。

ア:危険物の持ち込みを防ぐには、すべての手荷物を検査しなければならない。
ウ:健康診断は1人1人を診なければ意味がない。
エ:総務省統計局が5年に1度行う国勢調査は全数調査の代表例
国の基礎的な統計資料として政策判断に用いられる。

大問3(データの活用)

(1)
横軸(m)縦軸(人)のヒストグラム
18~20mの相対度数…7÷35=7/35=1/5=0.2

(2)
ア:35人の中央値は18番目の値。16~18mの階級の階級値17m×
イ:大きい方から15番目は16~18mの階級に含まれる。×
ウ:最も現れている最頻値は16~18mの階級値17m〇
エ:累積度数…その階級までの度数の合計。
18m未満の累積度数=全体-(18~22mの度数の合計)
=35-(7+2)=26人

(3)
箱ひげ図ア~エ、正答はウ
最小値は10~12m→ア除外
第3四分位数(Q3)は18m以上~20m未満で、いずれの選択肢も同じ階級にある。
35人の第1四分位数(Q1)は下位17人の真ん中、下から9番目。
12~14m未満の階級に含まれる→イ除外
中央値は前問の選択肢アより16~18mの階級だから、正答は

大問4(確率)

(1)
Aは5枚、Bは7枚
全体は5×7=35通り

(2)
√abが整数→根号を外すには、abが平方数
(a、b)=(2、2)(2、8)(4、1
)(4、4)(4、9)(7、7)
計6通り、確率は6/35

(3)
前問の√abを用いる
(a-2b)=ab
a-2b=±√ab
(a, b)の数値に対する式 a-2b と ±√ab の計算結果をまとめた一覧表
先ほどの6通りを表でまとめる。
該当するのは4通りだから、確率は4/35

大問5(数量変化)

(1)
変化の割合(傾き)は5、切片は25
y=5x+25
x=6を代入して、y=5×6+25=55°

(2)
y=5x+25にy=95を代入して、
95=5x+25
x=14分

(3)
最初は弱火。
y=5x+25にx=6を代入。
(1)より55℃
残りは95-55=40℃
強火は1分8℃上昇だから、40÷8=5分後
6+5=11分後

大問6(作図)


直径をBCとする円→円の中心PはBCの中点
BCの垂直二等分線をひき、BCとの交点がP

大問7(関数)

(1)
y=3/2x+4にx=-2を代入。
y=3/2×(-2)+4=1
y=axにA(-2、1)を代入。
1=4a
a=1/4

(2)①

Bはy軸についてAと対称→B(2、1)
四角形ABCDは平行四辺形。
A→Dは右に2、上に3
B→Cも同じ動きで、C(4、4)
*Cは放物線上にある。



底辺4×高さ3=12



平行四辺形を二等分する直線は、対角線の中点を通る
BDの中点をEとすると、E座標はBとDの平均→E(1、5/2)
原点Oから右に1、上に5/2でEだから、OEの傾きは5/2
y=5/2x

大問8(平面図形)

(1)
三角形ABCと円、垂線や長さの条件が描かれた数学の幾何図形
DとEが直線BCについて同じ側にあり、∠BDC=∠BECだから、
円周角の定理の逆より、4点B・C・D・Eは同一円周上にある。
半円の弧に対する円周角は90°→円の直径はBC
半径は4√2÷2=
2√2cm

(2)
△BFE∽△CFDの証明。
△BFE∽△CFDの証明
仮定より、∠BEF=∠CDF=90°
対頂角より、∠BFE=∠CFD
(もしくは、弧DEに対する円周角で、∠FBE=∠FCD)
2角相等で、△BFE∽△CFD

(3)
各辺の長さと垂線BDが示された三角形ABCの幾何図形
△ABCは3辺の長さがわかっている。
△ABDと△BCDの三平方で方程式を立てる
DC=xとおく。
AB-AD=BD=BC-DC
-(7-x)=(4√2)-x
25-49+14x-x=32-x
14x=56
x=4
AD=7-4=3cm
△ABD≡△FCDに着目した図
△ABDは3:4:5の直角三角形→BD=4cm
BD=CD、∠ADB=∠FDC=90°、前問の∠ABD=∠FCDより、
1辺と両端角が等しく、△ABD≡△FCD
△FCDも3:4:5の直角三角形。
各辺の長さと頂点記号が記載された三角形の図表,△BFE∽△CFD
FC=5cm
、FD=3cm
BF=4-3=1cm
△BFEと△CFDの相似比は、BF:CF=1:5
面積比は相似比の2乗だから、△BFE:△CFD=1:25

大問9(空間図形)

(1)
円錐Xと円錐Y、高さや体積を求める
赤線の相似から、2÷2=1cm
三平方で、円錐Yの高さは2√2cm
体積は、1×1×π×2√2÷3=2√2/3πcm

(2)
円錐Xの側面である扇形の中心角…360×(半径)/(母線)=360×2/6=120°
6×6×π×1/3=12πcm

(3)
扇形ABB’と直角三角形BHA(辺3, 3√3, 6)
最短距離なので、展開図を作成。
B’Aを延長、Bからおろした垂線の足をHとする
∠BAH=180-120=60°→△BAHは1:2:√3の有名三角形
HA=3cm、BH=3√3cm
△BMHで三平方→BM=3√7cm

大問10(整数)

(1)
約束記号。
4◇5=4×5-4+5-1=20

(2)
n◇(n+1)
=n(n+1)-n+(n+1)-1
=n+n-n+n+1-1
=n+n
=n(n+1)
小さい数nと大きい数n+1の積で一定になる。

(3)
小さい数が2n-1、大きい数が2n+1
最終的に、あいだの偶数である2nの平方になる→(2n)を目指す
(2n-1)◇(2n+1)
=(2n-1)(2n+1)-(2n-1)+(2n+1)-1
=4n-1-2n+1+2n+1-1
=4n
=(2n)
したがって、2数が連続する奇数のとき、結果はいつでもそれらの間にある偶数の平方になる。

(4)
(2n)=576
20×20=400
偶数の平方数で、1の位が6になる数に絞る
4×4=16→24×24=576
2n=24
a=2n-1=23
b=2n+1=25
a=23、b=25


講評

大問1
死守。
大問2
いずれも基本。大問1と含めて24点(配点率40%)
(6)数直線上で、√21はどこの整数に挟まれるか。
大問3
(3)以上・未満の判定まで問われた。
大問4
(3)前問を利用する良問であった。
左辺は2乗の形、右辺はab
ここから2乗を外すと、前問の√abが活用できる。
大問5・6
基礎レベル。
大問7
(2)①平行四辺形のグラフ問題はよく見かける
③面積を2等分する直線が対角線の交点(対角線の中点)を通過する性質は、
平行四辺形の特徴をもつ、菱形・長方形・正方形にもいえる。
大問8
(3)正答率は最も低いか。
前問で相似を証明したので、対応する辺の比がわかれば面積比が出る。
△ABCは3辺の長さがわかっている。
ここから三平方を用いた方程式でAD、DCの長さが求まる。
同様に、左側でEBを求めても良いが、よくみると3:4:5の合同が混じっている。
ちなみに、△BCDは直角二等辺三角形である。
大問9
(2)半径/母線は頻出。
(3)テクニック系。類題を経験しておきたい。
中心角120°→外側延長で有名三角形をつくる。
大問10
沖縄は最後にまとまった文章題が出題される。時間配分に気を付けたい。
(3)ゴールの形を見定めておく。
(4)平方数は一の位から絞る。
はじめの規則の説明でa<bとある。

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