2026年度(令和8年度)山口県公立高校入試問題過去問【数学】解説

平均25.7点(前年比;+1.0点)
最高点―50点、最低点―0点
問題はこちら→東進ハイスクールさん(解答)

大問1(計算)

(1)
7-(-2)
=7+2
=9

(2)
5/6÷(-1/3)
=-5/2

(3)
8x-(4x+9)
=8x-4x-9
=4x-9

(4)
(-3a)2×2b
=9a2×2b
=18a2b

(5)
-√8+√50
=-2√2+5√2
=
3√2

大問2(小問集合)

(1)
36x2-25
=(6x+5)(6x-5)

(2)
ア:y=1000-90x=-90x+1000(一次関数)
イ:y=x2(y=ax2)
ウ:y=60/x(反比例)
エ:y=2πx(比例)
ウ

(3)
ブーメランより、x=40+65+35=140°

(4)
相対度数と累積相対度数がある度数分布表
累積相対度数…その階級までの相対度数の合計。
45~48回の階級までの累積相対度数は赤枠を足せばいいが、
全体から青枠を引いた方が早い。
1-(0.18+0.04+0.04)=0.74

大問3(関数)

(1)
y=ax2において、xの値がp→qに増加するときの変化の割合はa(p+q)
2(1+5)=12

(2)
放物線y=ax²とy=-1/2x²のグラフおよび点A・点Bの座標と距離を示す図
それぞれの式にx=-4を代入→A(-4、16a)B(-4、-8)
AB=16a-(-8)=16a+8=12
16a=4
a=1/4

大問4(方程式)

(1)
不定方程式。
不定方程式2x+3y=18を解く
x,yは0以上の整数。
18は2の倍数→(x、y)=(9、0)と1組決めておく。
2と3は互いに素。
2×3=3×2から、2を-3個、3を+2個で交換していく。
(9、0)(6、2)(3、4)(0、6)
4通り

(2)
1日目の大人をx人、子供をy人とする。
1日目の参加者数で立式。
x+y=335 …①
2日目に増加した参加者数で立式。
20%=0.2
0.2x+0.3y=82 ←10倍
2x+3y=820 …②
②-①×2をして、y=150
①に代入、x=335-150=185
1日目の大人…185人、1日目の子供…150人

大問5(確率)

(1)
1~5が描かれた玉が箱の中に入っている
ア:操作1回で、1か2が出る確率はそれぞれ1/5で等しい。〇
イ:確率はあくまで可能性。必ず出るとは言えない。×
ウ:確率は理論値(理論上、計算上の値)。実際に試行して1/5になるとは限らない。×
エ:試行回数を増やすと確率1/5(相対度数0.2)に近づく(大数たいすうの法則)〇
ア・エ

(2)
答案では答えを求めるまでの過程も書く。
全体は、3×4=12通り
円周上に配置された点A〜Hの一部が赤丸・青丸で強調された3つの円の図形
3点を結んだら二等辺三角形となる場合を数える。
箱Pの球が少ないので、B~Dを基準に整理するといい。
二等辺三角形は左右対称なので、対称性を意識して調べよう。
たとえば、(A、C)の場合、対称の軸がAOのときはC→G、COのときはA→E、
対称の軸がACの垂直二等分線、すなわち、BOのときはF
計6通り。確率は6/12=1/2

大問6(平面図形)

(1)
三角形ABCの角の二等分線と辺の垂直二等分線の交点Pを示す幾何図形
適当なPを描いて、作図の方針を立てる。
PA=PC→PはAとCから等距離にある→ACの垂直二等分線上にPがある。
底角である∠PAC=25°=50÷2→Pは∠BACの二等分線上にある。
三角形ABCにおけるACの垂直二等分線と∠BACの二等分線の作図手順を示す図
①ACの垂直二等分線と②∠BACの二等分線の交点がP

(2)
△ABD∽△AEFの証明。
頂点A,B,C,D,E,Fと60度の角度が表示された三角形問題の図
△ABCと△ADEは正三角形→∠ABD=∠AEF=60°
∠BAC=∠EAD=60°
∠BAD=∠BAC-∠DAC=∠EAD-∠DAC=∠EAF
2角相等より、△ABD∽△AEF

(3)
三角形の辺の長さや角度が書き込まれた数学の幾何学問題の図形
FC=AC(10cm)-AF
AFを1辺とする、前問と異なる相似に着目してみる。
正三角形の内角60°と共通角●の2角相等で、△ACD∽△ADF
AF=2√19×2√19/10=38/5cm
FC=10-38/5=12/5cm

大問7(数量変化)

(1)
Bの基本料金は1500円
0~20m3は0円だが、20m3を超えた分については1m3あたり60円かかる。
1500+60×(28-20)=1980円

(2)
自治体A(y=40x+900)と自治体Bを比較した一次関数の折れ線グラフ
BがAより安いのところは青線。
Aの0≦x≦25は、傾き(変化の割合)が40、切片は基本料金900
y=40x+900にy=1500を代入。
1500=40x+900
x=15
x<15でBの方が安くなる。
@@
後半はx=50から逆再生する。
このときのAとBの差は、4095-3850=245円
Aの傾きは78、Bの傾きは113
x=50から逆再生すると、1m3あたり113-78=35円ずつ近づく。
差が0となるのは、245÷35=7m3
50-7=43m3
x<43でBの方が安くなる。
したがって、BがAより安くなるのは15<x<43
ア…15、イ…43

大問8(空間図形)

(1)
縦7m・横18mの展示場所と通路のレイアウトおよび面積計算を示す図
展示場所を端に寄せる。
通路の幅をxとする。
(7-x)(18-2x)
=126-14x-18x+2x2=70
2x2-32x+56=0 ←÷2
x2-16x+28
=(x-2)(x-14)=0
短い縦の長さに着目する。通路の幅が7m以上だと展示場所ができない。
x<7より、x=2
2m

(2)
各辺の長さ(6, 12)や頂点A〜Gが示された数学の立体図形
四角形ACFDは、左右対称の等脚台形。
AからCFに垂線をおろし、足をGとする。
CG=(12-6)÷2=3cm
△ACGで三平方→AG=3√3cm
立体図形と断面三角形AHGの長さが記載された数学の幾何学図面
Gを通るBCに平行な線をひき、BEとの交点をHとする。
△AGHは左右対称→二等辺三角形。
AからGHに下ろした垂線の足をIとする。IG=3cm
△AGIで三平方→AI=3√2cm
立体に断頭三角柱の考えを用いた図
断頭三角柱。
底面は△AGH
高さはAD・BE・CFの平均→(6+12+12)÷3=10cm
五面体の体積は、6×3√2÷2×10=90√2cm3

講評

大問1
配点率10%
大問2
配点率16%
(4)全体から少ない上位を引く。
大問3
(2)ABの長さをaで表す。
大問4
(1)不定方程式は1つを決めて、交換していく。
係数が互いに素の場合、交換する個数は逆になる。
大問5
(1)ウ:実際に試行したら、必ず1/5の割合になるかを問う。
エ:相対度数は割合。実際に試行したら必ず0.2にはならないが、0.2に近づいていく。
確率の問題の公式解答、樹形図が描かれている。
(2)公式解答では樹形図で丁寧に調べている。
大問6
(1)先にPA=PCを手掛かりにするといい。
具体的な角の情報が与えられたら、角度を調べる。
(3)差が出やすい。それぞれの正三角形の1辺の長さがわかっている。
前問の相似を拡張して、△ABD∽△AEF∽△DCFだが、
FCに対応するFEが求めづらい。
共通角と60°から△ACD∽△ADFに着目すると、方針が見えてくる。
大問7
グラフと照らし合わせながら、料金表をみるといい。
(1)20m3を超過する8m3分の使用量が基本料金に加算される。
(2)x=50のときのyの値がグラフに示されている。
x=50から逆再生して差が0となるところが交点。
大問8
(1)最後のxの条件に注意。
(2)テクニック系。断面を底面積として断頭三角柱を用いる。

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