(1)
平行四辺形ABCDにおいて、直線AB上にAB:BP=5:4となる点Pと、
直線DC上にDC:CQ=7:2となる点Qをとる。
直線AQ、DPと辺BCとの交点をそれぞれR,Sとする。
このとき、線分BSと線分SRの長さの比をもっとも簡単な整数で答えよ。

(2)
図のように、y=√3/xのグラフの上に、点B(√3、1)と点Cがある。
直線BCの傾きが1であるとき、次の問いに答えよ。

(ⅰ)点Cの座標を求めよ。
(ⅱ)点Aを△ABCが正三角形となるようにとるとき、点Aの座標を求めよ。
ただし、点Aのx座標は負とする。
(3)
∠ABC=90°の直角三角形ABCに半径2の円が内接している。
この内接円の中心をIとする。円と辺ACの接点をDとすると、AD=4である。
Iを通りACと平行な直線と内接円の交点をP,Qとし、
△ABC∽△PQRとなるように内接円上の点Rをとるとき、△PQRの面積を求めよ。

(4)
図のように、円周上に4点A,B,C,Dがあり、直線BC上に△BCDと△ABPが相似になるように
点Pをとる。このとき、BCとADが平行であることを証明せよ。
必要であれば、円と直線APの交点のうち、点Aと異なる点をQとして断りなしに用いてよい。

@解説@
(1)

チョウチョ相似で連比処理。
ポイントは、平行四辺形の対辺が等しい点から、
AB=⑦、DC=⑤と比を交換しておくこと。
△ABR∽△QCR→BR:RC=7:2
△PBS∽△CDS→BS:SC=4:5
ちょうど9=9でそのまま比を統一できる。
BS:SR=4:3
(2)ⅰ

BCは傾き1、(√3、1)を通る直線。
1=√3×1+b
b=1-√3
BC;y=x+1-√3
Cはy=x+1-√3とy=√3/xの交点だから、
x+1-√3=√3/x ←両辺をx倍して整理
x2+(1-√3)x-√3
=(x+1)(x-√3)=0
C座標はx<0だから、x=-1
y=√3/xに代入して、y=-√3
C(-1、-√3)
@別解@

a>0の反比例の双曲線は、y=-xについて対称である。
BCは傾き1
傾きの積が-1→BCとy=-xは直交する。
BとCはy=-xについて対称的な位置関係にあり、対応する点である。

原点Oは対称の軸上にある。
O→Bの長方形を対称移動させたO→Cは、左に1、下に√3移動する。
C(-1、-√3)
ⅱ

Bからx軸に、Cからy軸に垂線をおろし、延長した交点をDとする。
△BCDは直角二等辺。
また、BCの中点をMとする。
正三角形ABCよりAB=AC、直角二等辺BCDよりBD=CD
先述した通り、BとCはy=-xについて対称関係にあり、
AとDはB、Cからそれぞれ等距離にあるので、BCの垂直二等分線上にある。
→A・M・Dは対称の軸であるy=-x上にある。
Mのx座標はBとCの平均→(√3-1)/2
CD=√3-(-1)=√3+1

上図のような、直角二等辺AMEをつくる。
BM=CM=①とする。△ABMの辺の比からAM=〇√3
△BCD∽△AMEより、相似比はBC:AM=2:√3だから、
EM=(√3+1)×√3/2=(3+√3)/2
Aのx座標はMから計算して、(√3-1)/2-(3+√3)/2=-2
y=-xに代入→y=2
A(-2、2)
(3)

内接円の中心(内心)Iから3辺に向けて垂線をおろす。
ポイントは、左下に1辺2の正方形ができること。
半径と接線は直交→円の半径から隣り合う辺が2の長方形→1辺2の正方形。
IからA・B・Cに補助線を入れ、△ABC=△ABI+△BCI+△CAIに分割する。
3組の三角形の合同から、上図のように△ABCの各辺の長さを記す。
△ABCの面積で立式。
△ABC→底辺…BC、高さ…AB
△ABI+△BCI+△CAI→底辺…△ABCの周の長さ、高さ…内接円の半径2

△ABC:△PQRの相似比AC:PQ=10:4=5:2
面積比は㉕:④
△PQRの面積は、8×6÷2×④/㉕=96/25
(4)
平行の証明→同位角か錯角が等しいことを指摘する。

ADを延長、Dの左側にRをとる。
△BCD∽△ABPの対応する角より、∠BCD=∠ABP …①
円に内接する四角形の内角は、その対角の外角と等しい。
∠ABP=∠RDC …②
①、②より、∠BCD=∠RDCだから、錯角が等しいのでBC//AD
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公式解答を貼っておきます。

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∠BAQ=∠CBD(●)→弧BQ=弧CD→弧BC=弧QD→∠BDC=∠QAD(×)→×の錯角


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