(1)
図1において、次の条件を満たす正三角形ABCを作図せよ。
ただし、作図に用いた線は消さずに残し、作図した頂点の位置にB,Cをかくこと。

①2点B,Cは点Oを中心とする半径OAの円周上に存在する。
②コンパスで円または円の一部(弧)をかくことは1回のみ許される。ただし、かくときは円をかくこと。
(2)
図2において、次の条件を満たす正三角形PQRを作図せよ。
ただし、作図に用いた線は消さずに残し、作図した頂点の位置にP,Q,Rをかくこと。

①点Aは正三角形PQRのある辺の中点である。
②直線AB上に3点A,B,Pがこの順で並び、2AB=BPである。
③コンパスで円または円の一部(弧)をかくことは3回のみ許される。ただし、かくときは円をかくこと。
@解説@
(1)

適当な正三角形ABCをつくり、作図の方針を立てる。
ABの長さが不明なので、AからBの位置を特定するのは困難。
中心角AOB=360÷3=120°、外角60°
どちらかの角を描ければ、OからBの位置を特定できる。
針を合わせられる場所は、A・O・Aの反対側の3ヵ所。
右側の空きスペースが大きいので‥

Aの反対側をDとする。
Dを中心に、半径が等しい円を対称的につくる。
水色は3辺が等しい正三角形。
外角60°と等しい半径から、2円の交点がB,Cになる。
●作図手順●
AOの長さをとり、Dを中心に円を描く。
円Oとの交点である2点がB,C→正三角形ABCを作図する。
(2)

まず、2AB=BPの条件からPの位置を特定する。
ABの長さを取り、Bに鉛筆を当ててBの右側の直線上に針を乗せる。
円を描くと、Bの反対側がPになる。

作図の方針を立てるために、前問を活用する。
欲しい線分は、前問のBCにあたる。
BCと直線が交わる交点から、左右に1つ分移動した点を中心として、
2つ分を半径とする2円の交点を結んだ線分が、欲しい正三角形の1辺にあたる。

Aの右1つ分のBを中心に、長さ2つ分のBPを半径とする円を描く。

Aの左1つ分の点をB’とする。
B’を中心にBPを半径とする円を描く。
2円の交点がQ,R→正三角形PQRを描く。


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