2026年度 豊島岡女子学園中学過去問【算数】大問6解説

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2以上のある整数に対して、次のような【操作】を行います。

【操作】
この整数を割り切る最も大きい素数から、
この整数を割り切る最も小さい素数を引いた数を求める。

例えば、30=2×3×5なので、30にこの操作を行うと3になります。
また、9や11の場合はこれらを割り切る最も大きい素数と最も小さい素数が同じなので、
この操作を行うと0になります。
このとき、次の各問いに答えなさい。
ただし、素数とは2以上の整数で、1とその数の他に約数がない数です。

(1)
2から50までの整数のうち、【操作】を行うと1になるものはいくつありますか。

(2)
2から300までの整数のうち、【操作】を行うと4になるものはいくつありますか。

(3)
xを2以上2000以下の整数とします。
xに【操作】を行うと0になり、xより2大きい数に【操作】を行うと17になります。
このとき、xはいくつですか。


@解説@
(1)
ある整数を素因数分解したときにあらわれる素数のうち、
最大素因数-最小素因数=1になる。
差が1の素数の組み合わせは【2・3】しかない
素因数の種類が2と3のみで構成される数が答えになる。

横に2の累乗、縦に3の累乗を並べた表をつくる。
このように調べると、2~50の範囲では6個

(2)
素数【2・3・5・7・11・13・17・23…】
17×23=391は300を超える。
差が4の組み合わせは(3、7)(7、11)(13、17)

(3、7)は4個…と言いたくなるが、
最小素因数3と最大素因数7のあいだに5がある点に注意
3×5×7=105も該当する。最小素因数3をかけると315。もう無い→5個
(7、11)→7×11
(13、17)→13×17
計7個

(3)
xは0になる→素因数が1種類だけ。
x+2が17になる→最大素因数-最小素因数=17
ここで偶奇判定で絞りをかける。
2以外の素数は奇数だから、差は奇-奇=偶になりそうだが、
差が奇数17ということは最小素因数が偶数2である
最大素因数=17+2=19
x+2は素因数に2と19を含むので、偶数かつ19の倍数(38の倍数)である。

x+2が偶数→xも偶数
そして、xは素因数が1種類しかないから2の累乗である
〔2000以下の2の累乗+2〕が19の倍数である数を調べればいい。
2~16→×
32→34×
64→66×
128→130×
256→258=2×129×
512→514=2×257×
1024→1026=2×513=2×19×27
x=1024

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