2016年度 湘南高校・特色検査【大問2】問題解説

◆(ア)
現在、世界には約200の国家が存在している。2013年における、各国に関するさまざまな統計のうち、次のあ~かの項目について、それぞれ、上位10か国と日本の順位を示した、あとのA~Fの表の中からあてはまるものを1つずつ選びなさい。

あ:人口 い:国土面積 う:国民の平均寿命 え:1年間の国内総生産(GDP)
お:1年間の外国人旅行者数 か:1年間の映画館入場者数(国内で公開・上映された商業映画が対象

あ:D、い:F、う:A、え:B、お:E、か:C
*あ:人口D。1位中国(13.8億)、2位インド(13.4億)までは覚えておく。
  インドは人口増加率が高く、いつか中国を追い越すといわれている。
い:国土面積F。

太平洋を中心に『3』を描くと、国土面積ベスト6位まで一気にでる!

う:国民の平均寿命A。日本の医療水準は高く、平均寿命が高い。
  表の年度では日本が1位だが、そうじゃないときもある。
え:1年間の国内総生産B。アメリカ>中国>日本>ドイツまで覚えておきたい。
お:1年間の海外旅行者数E。やはり、パリは強い。
  スペイン、イタリア、トルコは世界遺産が有名で、バカンスにくる人も多い。
か:1年間の映画館入場者数C。消去法で対処する。
  インドは映画産業が熱く、アメリカのハリウッドにちなみ、
  ムンバイの映画産業をボリウッドという。

◆(イ)
気体にはさまざまな種類があるが、酸素のように、人間が生きるのに欠かせない気体もあれば、人体に有害な気体も多く存在する。学校でも、閉め切った教室では、室内の空気がよごれてしまうので、授業中にしばしば換気を行う必要がある。それは、
【1:一酸化炭素 2:二酸化炭素 3:塩素 4:塩化水素】
のうち、主にどの気体が原因か。その気体の名称を1~4の中から1つ選びなさい。また、この4種類の気体の性質をまとめた、あとの表のA~Dの中から、その気体にあてはまるものを選びなさい。さらに、閉め切った教室において、その気体の濃度が上昇しやすい理由について述べた、次の文中の(  )内にあてはまるように、15字以内で答えなさい。
「その気体は、他の3つの気体と異なり、(      )から。」

名称-2、性質-D
理由:人間の呼気から排出される
*先に気体と理由から当てる。
4つの気体のうち、人間のいる閉め切った教室内で自然発生するものは二酸化炭素しかない…。
よって、名称は2(二酸化炭素)で、発生の理由は人間の呼吸となる。

『黄緑色・刺激臭』からBが塩素と判明(←公立入試では意外と正解率低かったが…)。
塩化水素は刺激臭があり、水溶性が高く、その水溶液は塩酸とよばれる。A⇒塩化水素
二酸化炭素は少し水に溶けるので、Dが二酸化炭素。
大気中に約0.04%含まれており、他3つと比べて症状が出るまでの濃度が高い。
保健所では炭酸ガスが安楽死に用いられる。
一酸化炭素は水にほとんど溶けない(C)。ヘモグロビンとの結合率が高いので、
肺胞内で酸素とうまく交換できず、部屋を喚起しないと酸欠で死んでしまう。

◆(ウ)
高齢者の人口や就業に関する、次の1~5の問いには、あとの資料A~資料Cの3つからだけでは、答えが求められないものがある。1~5の問いの中から、答えが求められないものをすべて選びなさい。なお、高齢者とは65歳以上の人を指すものとする。
1:2004年から2014年までにおいて、日本の高齢者数が最も多かったのは何年か。
2:2004年から2014年までにおいて、日本の就業者数が最も多かったのは何年か。
3:2014年における、日本の高齢者以外の就業者数は何人か。
4:2004年における、日本の高齢者の就業率はイタリアの高齢者の就業率の何倍か。
5:2004年と2014年を比較したとき、資料Cの国の中では、
  どの国が最も高齢者の就業者数が増加したか。


2・3・5
*資料問題。
資料からわからないものを選択する。良問だと思う。
1:資料A(総人口)×資料B(高齢者割合)をすれば、高齢者数がだせる。
2:資料Cで高齢者の就業率は2004年と2014年しかない。それ以外の年度は不明。
3:日本の高齢者以外の人数は出せるが、高齢者以外の就業率がわからないと、
  高齢者以外の就業者数は出せない。
4:就業率同士の割合なので、資料Cから算出できる。
5:各国の高齢者の就業者数をだすには、各国の高齢者数がわからないと出せない。


◆(エ)
1辺が1cmの立方体(以下、小立方体と呼ぶ)を次のルールにしたがって組み合わせて立体を作る。あとの問いに答えなさい。


(i)
このルールにしたがって立体を作ると、次のA~Fの6種類を含む、7種類の立体ができる。
残りの1種類の立体として正しいものを選びなさい。



*誤答はどれかとダブる。
1を手前に倒すとB、2を上下逆さにするとCになる。

4の2階建て部分を中心に180°まわすとDになる。
3を左に90°回転させると、Dと符合しない。
形は似ているが異なるブロックとして、よくでてくる。

(ii)
前問で解答した、残りの1種類の立体をGとする。A~Gの7種類の立体をすべて用いて組み合わせると、図1のような1辺が3cmの大きな立方体(以下、大立方体と呼ぶ)を作ることができる。この大立方体を机上に置き、正面と右から見た面に見える、9つの小立方体がA~Gのどの立体の一部かを示したものが図2である。このとき、このとき、大立方体を上から見た面にはどの立体の一部が見えるか答えなさい。ただし、解答は図2にならって、A~Gの中から適切な文字を選び、解答欄の図の中に書き入れて完成させなさい。



*解答↓

正面と右側から攻めていく。

Dが3つでているので、残りの1つの位置がわかる。
Eの残りは下にAがあるので、左側にくる。
問題はここから・・。


手前から縦に1枚ずつカットした様子(3枚目が奥)。
Cの残りが2枚目の左下。
右端2段目のAから、その左隣もA。
残りのAで、上にEがあり、手前にDがある。
奥にAを配置すると右にあるBが孤立してしまう。
よって、下方向(2枚目の1段目真ん中)がA。

残るB・Gで、2枚目の2段目左端に注目。
ここをBにするには立方体の中央を通過しなければならないが、Aで埋まっている。
よって、Gとなる。
ここを出発点にGは奥⇒上⇒右にいく。
上からみた図で、左上の2マスはGGとなる。
Bは3枚目の下を埋める。
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