いろいろとつぶやく
個人的には、かなりお勧めです。
教科書に書かれていることをひたすらつぶやきます。
「△ABCと△DEFが合同だから、AB=DEなんだよねぇ。
なんで△ABCと△DEFが合同なのだろうか?
それは、AB=DEが正方形の1辺で∠ABCと・・(ごにょごにょ)だからだよー 」
・・と、独り言を連発します。
自分が教師になったつもりで、隣にいる(空想上の)生徒に教える感じでつぶやきます。
ちょっとバカっぽいですが、効果てきめんです。
勉強は黙ってするものではない!!!
たぶん、声を発することがアウトプットにつながり、
さらに自分の声を耳に入れることで2度目のインプットになって良いんだと思う・・。
詳しい理屈はわかりませんが、”刺激を与える”ことが理解や記憶に結びつくのは確実です。
これは脳科学者の茂木健一郎さんが提唱する「鶴の恩返し勉強法」と酷似しています。
まさか自分と似た恥ずかしい勉強法を実践していた人がこの世にいたとは驚きましたね。
もちろん、公共の場ではできないので自室オンリーの勉強法です。
子供部屋からブツブツ独り言が聞こえたとしても温かい目で見守りましょう。
立ち上がる
プロ家庭教師の本に紹介されていた方法。
英単語の確認で生徒の集中力がグダグダになってしまったとき、
生徒を起立させて発音しながら書かせたら、学習態度が改善されたそうです。
生物の先生いわく、立つという姿勢は最も頭を働かせやすい姿勢だそうです。
また、心理学者の植木先生も立つことで気持ちが上向きに傾きやすいと仰っていました。
立ちながらパソコンを打つ人もいるんだとか( ゚Д゚ )
逆に寝ている姿勢は良くありません。
最もくつろげる姿勢でもダラけてしまったら止めるべし。
昇降式で長さの調節ができて折りたたみもできるようですけど、
学習机以外のスペースが必要ですし、お値段が1万以上しますね(´゚ω゚`;)
文章を読むときの工夫
受験勉強は、どうしても長い文章を読むことが不可欠です。
いったん集中力が途切れてしまうとダラダラなりがちに・・。
きちんと目で字面を追っていたつもりでも、読んだ後に内容を思い出そうとしても
結局どんな中身か説明できなかった・・そんな経験ありませんか?
経験則上、読解の問題で大きくつまづく子は読解力の無さというより、
『文字を大雑把にスキップして読んで、読んだ気分に浸っている』
場合が多かったです。
いかに文字に注意を向けながら読めるかが大きなポイントといえます。
対処法の1つは音読。
音読は基礎的ですが、文章を頭の中に入れやすくなる有効な手段です。
(さっきのブツブツ独り言をつぶやく方法と似ている)
読んでいる箇所を指でなぞるのも文字に気を集中させることができます。
目線と本を垂直にすると目に負担がかかりにくく、集中力も維持しやすいです。
どれもちょっとした動作ですが、するかしないかで大きな違いはでます!!(゚Д゚)
だらけたときにオススメです。
適度な休息
やっぱり休息って大事。身体はもちろん、脳にも良いです。
合格者のインタビューで、「私は8時間勉強しました」「僕は10時間です」
と答える人がいますが、人間、本気で集中すると30分も集中力がもたないそうです。
(常に頭をフル稼働する同時通訳の方は15~20分おきに交代するのだとか・・)
頭が疲れきってきたときこそ甘いものでも食べ、軽くストレッチをしてみましょう。
とくに手足を伸ばす運動と首と胴をひねる運動。頭がスッキリとクリアになります。
ゲームや携帯は目や頭を使うのでかえって疲れてしまうどころか、勉強に復帰することが難しくなります(後述しますが、甘いものの食べすぎも厳禁です!)
ミカン集中法
TVで勝間和代さんが紹介した、ミカン集中法。
リラックスした状態で目を閉じて、頭の中にミカンを思い浮かべます。
そのミカンを後頭部から15cm離れたところに置くのです。
頭の後ろらへんを強く意識することで集中力が高まるのだとか…。
効果は個人差がでてくると思いますが、瞑想法の1つなので
素直な気持ちで取り組むことが成功への秘訣だと思います。
コイン立て
学習の前に10円玉を立てるという小技。
繊細な作業を要するので、気を一点に集めやすい・・らしい(笑)
正しい姿勢
姿勢が悪いと脳の活動が低下するどころか、身体にストレスをかけてしまい、
集中力の減退や精神的にふさぎがちになるといわれています 。
子供のときから姿勢の悪い習慣が身につくと正しい姿勢に戻すのが困難となりますから、
背筋を丸めない、イスに深く腰をかけることを注意してみてください。
腰の上のあたりに手をかざすと背筋が上がり、前のめりになりにくくなります。
丸めたタオルをお尻の後ろにおいて座るだけでも効果があります。
姿勢に気を配ることはとても大変なことですが、
座る時間が長い現代人だからこそ留意したいものです。
また、利き手でない手で教科書やノートを押さえると、姿勢をしっかり固定できます。
値ははりますが、リクライニングや前傾チルトができて良かったかなぁと。
いろんなゲーミングチェアが売られているので、ご自分に合ったイスを探してみてください。
バランスボール
ネタではありません。バランスボールをイスの代わりに使います。
一見、ブヨブヨと不安定さがありますが、
固定されたイスより勉強の飽き到来が遅いような気がします。
スイスの小学校ではバラボをイスの代わりに使っているようです。
外資系のエリート金融リーマン(外国人)もオフィスで使ってました。
↑我が家のバランスボール。
スポーツジムのブランドなので値段が若干お高め(3500円程度)。
注射器で空気を入れるのですが、女性でも簡単に膨らませられます。
ずっと使っていると疲れてくるので、適宜、通常のイスと入れ替えながら使用しています。
@余談@
バランスボールの上に上半身を寝かせて腹筋すると腹に負荷がかかる。
床でやるより効果的かもしれない。
2000円以上のものが品質良いと思う。
アガリ症の抑制
受験期に入ると緊張からピリピリとなりがち。
ほどよい緊張感なら良いですが、緊張し過ぎはかえって毒。
気分を落ち着かせるために効果的なのが、「鏡をみる」こと。
「バカとブスこそぉ東大にいけぇええ!」でお馴染みのドラゴン桜でも書かれましたが、
鏡をみることで自分を客観視でき、緊張をほぐす引き金になるそうです。
好きな人、憧れの人の写真も意外と効果的。思考をプラスに向ける引き金になります。
いずれにせよ、「ここまでやってきた!」と自信を持てるようにするためには日々の鍛錬が大事!!
ルーティーン
ルーティーンとは、一定の動作を習慣づけることで集中力を一時的に高める方法です。
ラグビーの五郎丸選手が活躍したときに話題になりましたね。
イチロー選手もバッターボックスに立つ際、バットを縦に持ってグルグル回しています。
彼は練習のときもバットを振る前に必ずあの動作を繰り返しているそうです。
このように、【一定の動作→練習】、【一定の動作→練習】・・を反復すると、
一定の動作が引き金となって条件反射のごとく、集中力が一時的に高まります。
ただ、ルーティーンは習得さえできれば便利なものの、習得までに根気が必要です。
もし、ルーティーンを実践するならば、試験会場でもできる簡単な動作にしましょう。
(消しゴムを手の中で転がしたり、鉛筆を手でクルクル回すなど)
ガムを噛む
噛むという動作が脳に良い刺激を与えるそうです。
また、ストレスの緩和にもつながります。
固いグミとかナッツでも代用可。飽き防止にもなるかな?
満腹は×
お腹がいっぱいだと自律神経の作用で副交感神経が活性化し、
血液が内臓に向かってしまい、頭に血がまわらなくなって眠くなります。
また、油物を食べ過ぎると、消化のために体内の血液が胃にたまり、
脳への血液供給が少なくなります。
甘いものは気分転換になりますが、差し入れが多いのは禁物。
十分な睡眠
スマホのやり過ぎで頭が覚醒されて、寝付けない現代人は多いです。
睡眠不足は受験勉強の天敵。夜のスマホ利用はほどほどに。
進学塾に通うと就寝時間も遅くなりますけど、夜型はなるべく避けた方が良いです。
また、睡眠は記憶の定着にもつながります(寝ているときに記憶の整理が行われる)。
寝る前の暗記物は良いですね。
アロマ
今は100円ショップでも売られていますね。
良い香りを嗅ぐと脳に良い刺激を与えます。
嗅覚は聴覚と同様に強制的に入る情報ですから瞬間的に気分が変わります。
サボも苦手意識がありましたが、切り替え手段の1つとして温存しています。
アロマによっていろいろと効能が異なるようです。
レモンなどの柑橘系やペパーミントといったさっぱりした香りがいい感じ。
ギャツビーのシャワーフレッシュ(グランドアクアマリン)
好きな香りだったのですが生産終了となってしまいました。
また、何かありましたら追記していきます。
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