英単語を覚えていないと、文法も長文もリスニングもサッパリ…。
外国語の学習は単語がわからないと話になりません 。
中学で覚えるべき英単語の語数は概ね1500語+αといわれています。
1ヶ月平均50単語ずつのペースで覚えていけば順調のように思えますが、
人間は忘れる動物。せっかく覚えた単語も時がたてば忘却の彼方へ。
記憶は2周、3周と繰り返して定着します。
覚える時間<<接触(記憶)した回数
英単語の暗記で欠かせないのが単語帳。
公立の中学校では学校から単語帳を支給されないので、
なるべく早い段階から書店で購入することを強くお勧めします。
(派生語が充実している単語帳がオススメです;後述の方法4)
1対1形式をベースに
初学者はスペルと意味を1対1形式で覚えていくのがやりやすいかと思います。
<apple-リンゴ>、<work-働く、作品>・・といった具合に。
こういう覚え方が英語力を伸ばせない、日本のダメな英語教育だとの批判もありますが、
学生にとって1対1形式はなじみやすく、手っ取り早いと思います。
多義語は詰め込みすぎず、いきなりすべて覚えようとしなくて構いません。
単語を頭に入れるときですが、例えば〔chick〕の字面から〔ヒヨコ〕を思い浮かべるのではなく、〔ヒヨコ〕の絵を頭で描いてから、それに〔chick〕の字面を重ねると良いです。
そっちの方がヒヨコを言いたいときにchickが頭をよぎりやすいと思います。
スピーキングの授業では会話に慣れていないと覚えた単語の5%も出てこないので、
とっさに英単語を出すために、日本語もしくは絵→英語の順で変換しておきます。
メモリスト→覚えたら塗りつぶし抹殺→メモ捨て
個人的にオススメ。
メモ用紙をおいて暗記を開始。
『これ自信ないな・・』と不安がよぎった単語にチェックをして、メモに記します。
区切りの良いところまで終えたら、単語帳を閉じて、メモを暗記します。
ようは自信のない単語リストを作り、暗記作業後に即おさらいを入れるのです。
そして、自信がついた英単語(手で隠してスペルを完璧に書ける単語)は、
ボールペンか何かでグチョグチョに塗りつぶして、視界から消し去ります( 。・・)/⌒。
それでも不安なものはメモを温存して、机か壁に貼っておきます。
すべての単語を消し去ったら、メモごとゴミ箱にポィ (゚Д゚)ノ⌒*サヨナラ
サボはこれで法律の勉強も乗り切りました。
『これ忘れやすそうだな、大事そうだな』と思う法律用語や論点を
メモ帳や付箋にササッと走り書きし、机の見えるところに貼っていました。
スキマ時間や就寝前に総集編として今日学んだことを見直し。
見直しや復習は後日にまわす人が多いですが、当日にやってしまうのです。
これを繰り返すと抜群の効果を発揮します。暗記は『時間より回数』!
短いサイクルより長いサイクル
10日で50ページを覚える場合、1日5ページを10日間行うより(5×10=50)1日で10ページ、前半の5日間で50ページを終え、後半の5日間でもう1周する(10×10×2=のべ100)ほうが10日後の出来は飛躍的に上がります。
短く小刻みに覚えるのではなく、ある程度まとまったページまで一気に詰め込み、
全体を何周かします。暗記は2周目以降が本番と肝に銘じましょう。
東大を首席で卒業、在学中に司法試験を現役合格、財務省キャリア官僚から渡米してハーバード大学で最優秀賞を受賞したという華麗な経歴をもつ山口真由さんは、『7回読み勉強法』を実践していたそうです。
”教科書を7回読む”・・だけ(笑)
だけといっても7回ですから根気がいります。
1~3周目は意味もわからずパラパラページをめくります。
ここまでは教科書全体の見取り図を把握するための土台作り。
4・5周目に入ってくると、『この話が終わったらこれがくるな』『ここに写真があって次は右にあれが書いてあったな』とビジョンが明確になり、知識の吸収やページをめくるスピードが格段に上がるそうです。
6・7周目で細かいところをチェックして、終了。7回読み勉強法の実戦で、塾にも通わず、家庭教師もつけず、独学でここまでのし上がれたのだとか。。(‘Д’)
もっとも、皆が彼女と同じやり方をしたところで、同じ結果にはならないでしょう(;^ω^)
多くの子供は語彙力・読解力が十分ではありません。
効率よく要点をインプットできず、1周目を終えることなく飽きてしまうと思います。
教師から1度も教わっていない単元でも本さえ与えれば独学で吸収できる子が前提です。
ただ、『7回読み勉強法』の大要は、繰り返しの重要性。
そして、インプットの作業では、ある程度速度が求められるです。ダラダラ禁物よ。
慎重な人は”絶対に忘れまい!”と意気込み、暗記作業がスローペースになりがち。
つい、ダラけてしまうことはありませんか?
さくさく進めて何度も往復した方が結果は良くなります。
英単語の暗記は機械的な詰め込みが多いので、
”どうせ皆もすぐ忘れる。とりあえず進もう”との意識を隅に持っておきましょう。
2周目は1周目よりも記憶が鮮やかとなり、処理速度も格段と上がりますからね(*’ω’*)
1周目は忘れる恐怖との戦いですが、暗記は”2周目以降が本番”。
サイクルをどれくらいの長さにするかは、個々人の力量と意欲に寄りけり。
あまり無理をしない程度の設定で。
派生系として、『本返し縫い手法』をとる人もいます。
本返し縫いは1歩戻って2歩進む、1歩戻って2歩進む・・といった感じで縫っていきます。例えば、初日に1~5ページ、2日目1~10ページ、3日目5~15ページ、4日目10~20ページ・・前半に復習、後半に予習を繰り返すことで、復習しながら先へ進みます。
身体で覚える
代表的な手法ですが、英単語を発音しながらノートに書き尽くす方法です。
目で字面を追うだけですと頭に入っているようで入っていない場合が多くダラけます。
発音をするには目に映ったものをハッキリと知覚しなければできませんし、
自分の発した声を自分の耳に入れることで2重のインプットが実現します。
口を動かしつつ手を走らせながら、身体で覚えていきましょう。
これを実践するかしないかで差が生まれます。
東大大学院生タレントの木村美紀さんは腹筋をしながら古文の用語を覚えたといいます。
身体を動かすことと脳を動かすことは連動するという説もあるので
理にかなった方法かもしれません。
*うしろで追記しましたが、書き過ぎないようにしましょう。
派生語はまとめて処理
destroy(破壊する)は動詞ですが、名詞でdestruction(破壊・絶滅)形容詞でdestructive(破壊的な)。このような派生語は作りの形が似てますので、一気に覚えてしまうのが得策です。
ですから、単語帳を選ぶ際は派生語が充実しているものをお勧めします。
できれば対義語や類似語も関連付けて覚えて欲しいです。
動詞;destroy←→construct(建設する) 名詞;destruction←→construction(建設)
形容詞;destructive←→constructive(建設的な )
派生語から広げていくと、頭の中で整理しながら記憶できます。
”整理しながら記憶をする”は、英単語に限らず暗記分野全般に通ずる法則です。
関連する知識はリンクさせて、まとめて覚えてしまいましょう。
また、派生語をみていくと品詞の作り方に法則があることを発見できます。
上の例では、末尾が-tionだと名詞、-tiveだと形容詞に変わっていますよね。
ほかにも同じ法則で作られる派生語がいろいろあるのです。
action(行動)-active(活動的な)、production(生産)-productive(生産的な)、
negation(否定)-negative(否定的な)、collection(収集)-collective(集合・集団的な)
品詞の作りを覚えると新しい単語を記憶しやすくなります(後述参照)。
品詞は複雑な文法構造を読み解くうえで大きなヒントにもなります。
リーディングの配点が高い受験英語では欠かせませんね(;’∀’)
また、品詞によって意味が異なる単語もありますので注意してください。
(FINEは形容詞で”立派な”とかいろいろあるけど、名詞だと罰金になる(( ゚Д゚))
語源から覚える
英単語のスペルと意味には関係性があります。
これを利用するのが語源暗記法。
英単語のパーツから覚えていく暗記法です。
日本語でも言葉のもとの意味(語源)から形を変化させたヘンやツクリで漢字が構成されるように、英単語も26文字のアルファベットが無作為に並べて作られているわけではなく、語源から一定の法則を経て構成されているのです。
例えば、接頭辞(先頭につく語)にunがつくと、否定の意になります。
clear(はっきりした、明確な) ←→unclear(はっきりしない、不明瞭な)
necessary(必要な) ←→unnecessary(不必要な)
familiar(親しみのある) ←→unfamiliar(なじみの薄い)
接尾辞(最後にくる語)に-izeがつくと、~化するの意になります。
real(現実)→realize(現実化する)
civil(市民)→civilize(文明化する)*市民化は近代化や文明化といった感じ。
America(アメリカ)→Americanize(アメリカ化する・アメリカ風の)
語源で覚えるメリットは、知らない単語に出会ってもパーツから意味を推し量ることができます。ただ、全ての語源を覚えようとすると数が多く、ラテン語の知識も必要なのでかなり大変です。有名な語源だけを調べて、万が一のヒントとして活用するのが良いと思います。
多義語も語源から
多義語とは、さまざまな意味をもつ語のことです。
多くの意味を持ちますので、暗記に手間取ります。
そういうときは語源にさかのぼることをお勧めします。
例えば、familiarは形容詞で、
1、ありふれた、見覚えのある
2、物事に精通している
3、打ち解けた、気楽な、親しい
・・という意味があります。
3つをそのまま覚えると、どれか忘れそうですよね。そこで語源をみます。
familiarの語源は<家庭の>。よくみるとfamily(家族)とスペルが似ています。
上の3つは<家庭の>から派生した意味です。(<の>が付いているのは形容詞だから)
<家庭の>から出発して、3つの意味を導き出してみましょう。
1、家庭の→家庭的なもの→一般的にあるもの、普通にあるもの→”ありふれた”もの
→ありふれたものは”聞き覚えがあり、見覚えもある”。
2、家庭の→家庭のなかと思えるくらい、自分と距離の近い物事→”精通している”。
3、家庭の→家庭内のつながり→強いつながり→”打ち解けて・気楽で・親しい”関係。
少しムリをして解釈したところもありますが、そのまま覚えるよりかは覚えやすいと思います。意味を正確に思い出せなくても、語源からそれとなく訳してしまうのも手です。辞書では最初の方に語源が載っていることが多いので調べてみましょう。
練習を兼ねて、partの意味を語源からつなげてみてください。
part 発音:パート 語源:「部分」「割り当てられた役割」
意味:
1、部分、一員、断片
2、役目、せりふ
3、部品
4、地域(通例:parts)
5、才能、素質
語源をつかめば、意味が似た単語の使い分けもイメージしやすくなります。
「見る」と訳す〔see、 look、 watch〕それぞれの語源を照らし合わせてみて下さい。
画像検索
高校生レベルになると、イメージしづらい単語に出くわします。
下の画像はGOOGLEで「solemn;厳粛な、荘厳な、まじめくさった」
を画像検索した結果です。
↑みなさん、神妙な面持ちですね(笑) オススメは石像。
印象に残った画像とsolemnのスペルを照らし合わせ、イメージで記憶します。
印象に残る記憶は鮮明になりやすいからです。ぜひ、お試しを。
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お試し版なので全ページは読めませんが、タダでわかりやすいのでお勧め(*´ω`*)
身近な英単語や横文字に意識する
歌の題名、歌詞 (ラブlove:愛、フォーエバーforevere:永遠)
ゲームにでてくるアイテムや呪文 (ソードsword:剣、コンフューズconfuse:混乱)
企業の名前や商品名 (プロミスpromise:約束、マーブルmarble:大理石)、
外来語として使用される言葉 (グローバルglobal:全世界の、イニシアティブinitiative:主導権)
いたるところに英語は潜んでいます。見かけたら、辞書で調べてみましょう。
ただし、なかには和製英語(ジャパニーズイングリッシュ)があるので注意が必要です。
和製英語とは英語本来の意味とは違う、英語っぽい日本語。
アルバイト→part-time job コンセント→outlet トイレ→restroom/bathroom
フライドポテト→French fries マンション→apartment(mansionは大邸宅)
意外と身近な横文字が和製英語であったりします。
和英辞典を引いて確認してみましょう。
ややこしい話ですが単語として存在するものの、意味が異なる用語もあります。たとえば、cider(サイダー)という単語は英語辞書に載っているのですが、我々が思う、炭酸が入った砂糖水はpop soda(ポップソーダ)といいます。(サイダーといってしまうとリンゴ酒になってしまう)
pudding(プディング)という単語をネイティブが聞くと焼菓子の一種を思い浮かべるそうで、日本人が想像する生菓子のプリンはcream caramel(クリームカラメル)やflan(フラン)が用いられます。
その他
他には、CDを聞きながら覚える方法、語呂合わせ、強引に使ってみる方法があります。
CDはリスニングにも役に立つので効果的ですね!
外国語の習得は、まず音だそうです。
英会話を教えている方々が口をそろえておっしゃってしました。
耳から入る音が大事だと。
単語の学習で常にCDを聞き流すのは大変なので、適宜行う程度が良いですね。
語呂合わせは、想像力が豊かでないとゴロを発見するまで苦労しそう。。
いかんせん単語の数が多いので、たまたま思いついたときくらいでしょうか・・。
強引に使ってみる方法は『pity(残念なこと、哀れみ)なことがあったけどaggresive(攻撃的な・活動的な )にいこうぜ!(σ’д’)σ』…みたいなルー大柴のごとく特徴的なノリで使ってみると、印象が残って忘れにくくなるのだと思います(たぶん) 。
◆もっと語いレベルを上げたい方へ◆
用例や例文をみる
もっと・・といいますか、必須といっても過言ではないです。
辞書の意味で訳すとカタコトの不器用な日本語になりやすいばかりか、
自由作文や英会話でも単語が頭のなかから出てきづらく、表現の幅が狭まります。
そのときに参考となるのが、辞書や単語帳にある用例や例文。
我々は口語や文語での使用例を通じて母国語を感覚的に習得しており、
これは外国語でも同じことがいえます。
ブツ切りされた単語ではなく、文章のなかで使われる単語の使い方に目を配りましょう。
また、辞書で紹介されている用例・例文は、
その単語がよく使われやすい場面を想定していますので、
文章を丸ごと覚えてしまうと表現力が飛躍的にあがります。
たとえば、Weblioで〔medicine;医薬品〕を調べると、
〔take medicine for a cold;風邪薬を飲む 〕という例文が出ます。
”飲む”だからといって〔drink medicine〕とは言いません。
(ネイティブの方は感じ取ってくれるとは思いますが・・)
〔take medecine〕で”薬を服用する”という意味なんだと例文からわかりますよね。
さらに、〔for 症状〕をmedicineの後ろにつけることで、
どんな薬であるかを説明できると気づけます。
〔take medicine for headache〕=頭痛薬を飲む。
〔take medicine for cough〕=咳止めを飲む。
for以下を変えれば、多様な表現ができます。
サボの高校では暗証例文テストといって、テキストにある10個の例文を丸暗記し、日本語訳しかない問題文に覚えた例文をそのまま吐き出すだけというテストがありました。骨組みさえ覚えてしまえば、細部をいじるだけで伝えたい表現がスラスラ出やすいです。代表的な例文を丸ごと覚えるのはとても効果的です(っ´ω`c)
1つの文章からいろいろ引き出せますね!
ただし、受け身の姿勢では新しい発見は引き出せません。
受験勉強では多くの英文を読みます。
教科書や問題集の英文から積極的に探していく主体性が肝要ですな( `ー´)
英語の作品を通じて覚える
ワンピース1巻より。作品を通じて楽しみながら学ぶことも良いと思います。
サボも英語訳つきのアニメもよく見てました。
ネットにはあるのは違法アップロードですが(;^ω^)
フレンズ(Friends)というドラマはリスニング教材に良いと聞きます。
セリフを1文ずつ丁寧に訳しているサイトもいくつかあり、
それを読んでいるだけでも、学校の勉強とは違った新鮮味を感じますよ!
熟語・複合語・会話表現
熟語も基本的には単語と同じです。
in front of~(~の正面)、waut for~(~を待つ)、be absent from~(~を欠席する)
発音しながらリズムの流れで一気に覚えるのが手です。
↑Twitterで紹介されていた、前置詞のイメージ。
inは空間の中にある。aroudは周りを囲まれているといったイメージが重要。
@追記@
Weblioさんにコア画像一覧ページがありました。→Weblio
have,keep,leaveなどの基本動詞は意味も多いので、コア画像からイメージしましょう。
余力のあれば複合語にもチェック。
dictionary(辞書)であれば、an English-Japanese dictionary(英和辞典)、walking dictionary(生き字引) 。知らなくても想像はしやすいかな?優先順位は低いです。
4技能重視の流れから会話表現も要注意です。
受験英語の正解では基礎的な表現しかでてきませんが、
直訳では推測しずらい、会話特有の表現も多く、
知識として知っておかないと不利な場合があります。
面倒ですが対策しないといけません…。サボも苦労しています(-_-;)
発音・アクセント
発音は、慣れないうちは真似て読むだけで良いです。
本当はネイティブに教えてもらうのが一番ですが、
受験英語では正確な発音はあまり要求されません。
教師が教える代表的な発音記号だけ覚え、あとは何となくで結構です。
〔鋭く発するア〕、〔アとエの中間音〕。〔オー〕か〔オゥ〕など、
出題される範囲はだいたい決まっています。
単語数を増やしていくと、次第に記号の意味もわかるようになるので、
そのときにまた発音記号の表を見直してみてください。
電子辞書に発音機能があれば活用してみましょう。
アクセントも受験英語ではさほど重要視されません。
単語帳でアクセントの印がついているものだけ覚えれば足ります。
出題されやすい単語がだいたい決まっているのですね。
慣れてきたらリスニング対策のためにもCDを繰り返し聞いてみてください。
はじめは知っている単語でもネイティブの速すぎる発音から聞き逃すと思います。
短期間で耳慣れはできないので、なるべく早い段階から耳を慣らしておく方が良いです。
Can I~?はキャナイ、get upはゲッタプなど、英語は単語をつなげて発音するので、
単語がわかっていても聞き取れないケースは多々あります( ;∀;)ウウ
いわゆるリエゾンとよばれる発音のルールです。下のページに詳しい解説がありました。
Weblio英会話コラム
「lot of」=ラダ・ラダブ 「talk about」=トーカバウト
「that」が「ザッ」しか言わない場合など、
日本人の英語学習では難儀なポイントですな(;´д`)トホホ
最終的には慣れでしょうね。
●追記●
昨今の英語入試は長文重視の傾向となり、
センター試験にあった発音アクセント問題が消え去りました。
それと、カタカナ発音には気をつけましょう。
boxもバァクスだし、bottleもバトゥルだし、日本語のカタカナの音はだいたい間違っています。
聞こえたとおりの音を即座に口に出してみるシャドーイングが効果的だと言われています。
・補足1;電子辞書の活用
初学者の手始めとして、ジーニアスやプログレッシブといった紙の辞書を授業に持参するよう、先生に言われると思います。紙の辞書でもきちんと調べる人であれば良いのですが、そうでないならば電子辞書を早々と購入して、機械に頼るのも手です。
できれば発音機能付きが望ましいです。良いものだと価格帯は2~3万あたりでしょうか。
当たり前ですけど、使わなければ無用の長物。
調べる作業は受験勉強でとても重要です。
英語だけでなく、日本語も同様。
調べる習慣をつければ語彙力が格段に上がります。
しかし、人というのは面倒くさがる生き物・・。
ちょっとした作業でも億劫となりがちです。
この面倒な作業の負担をいかに軽減できるか。
電子辞書はコンパクトで、タイピングに苦労しなければ検索がラクという話であって、
調べる意欲がなければ意味がありません。
・補足2;英英辞典の活用・
中学生には難しいですが、英語が得意な人は英英辞典に手を伸ばしてみるのも面白いです。英語は英語圏で生まれた言葉ですから、外国語である日本語に翻訳するとき、どうしても、言葉本来のニュアンスとのズレが生じてしまうことがあります。ですから、正確な英単語の意味を知るうえでは、英語の説明が一番適切です。
ここでクイズ(๑¯ω¯๑)
ある単語を英英辞典で調べてみました。
ある単語とは何でしょうか?
1、noun: a round fruit with shiny red or green skin and firm white flesh
noun=名詞
2、verb:to move or go somewhere by putting one foot in front of the other on the ground, but without running
verb=動詞
どちらも中学1年生であれば知っている単語ですよ(ง `ω´)ง
@追記@
【保存版】リスニング力を高める方法 pic.twitter.com/t7x9sW0s16
— こあら????????in Australia (@freekoala5) 2019年6月28日
@追記@
サボは慎重派で、いつも単語を紙に書きなぐって覚えていたのですが、
英語学習に慣れてきたら書く回数を減らしましょう。
その単語から刺激を受ける回数はだいたい初めの2~3回程度であり、
10回、20回同じものを書いたところで頭の機能はすでに停止、もはや手の運動です。
2~5回以内で覚えてやるぞ!という覚悟で目でしっかり見ながら書くこと。
もっとその単語を書きたいのならば、別の単語を見回したあとにしましょう。
その単語にとりつかれるように反復して書くのはNG!
書き取り重視の姿勢が定着すると語学は伸び悩むと思います。
受験英語も膨大な単語量ですけど、
そもそも新しい単語や表現をいちいち書き取りしていたら外国語の習得は無理です。
完璧主義の人は要注意です。
あとは口で発音すること!
知っている単語の羅列であれば、ことさら書き取りより発音重視。
先ほど、『I have butterflies in my stomach.』という表現を覚えたのですが、
(意味はドキドキする)
全て私が知っている単語で構成されている表現なので、
I have butterflies in my stomach.
I have butterflies in my stomach.
I have butterflies in my stomach..
と3回書くより5回発音した方が短時間で手っ取り早く習得できました。
日本語も掃いて捨てるほど言葉や表現があるように、
外国語も掃いて捨てるほどありますから、書き取りで全て対処するのは無謀です。
漢字の宿題みたいな書き取り癖には要注意!
@追記@
単独の単語ではなく、セットで覚えるのも手です。
precious(貴重な)→precious time(大切な時間)
prompt(即座の)→prompt action(とっさの行動)
どういうシチュエーションで使うのか、単語のイメージがつきやすくなります。
よく出てくる単語の組み合わせをコロケーションと言います
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