2025年度 弘学館中学過去問【算数】大問4解説

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3本の柱A、B、Cと、その円板の半径の長さを表す数がついた、中央に穴が空いた円板がいくつかあります。

この円板を次のルールに従って移動させます。

<ルール>
ア、円板は1回の動作につき上から1つだけ別の柱に動かせます。
イ、柱以外に円板を置いてはいけません。
ウ、小さい円板の上に大きい円板を乗せてはいけません。

このとき、次の問いに答えなさい。

(1)
下の図のようにAの柱に上から順に1、2、3の円板があるとき、
この3枚の円板すべてをAからCに移すためには、最も少なくて何回の動作が必要ですか。

(2)
Aの柱に上から順に1、2、3、4の円板があるとき、
この4枚の円板すべてをAからCに移すためには、
最も少なくて何回の動作が必要ですか。

(3)
Aの柱に上から順に1、2、3、4、5、6、7、8の円板があるとき、
この8枚の円板すべてをAからCに移すためには、最も少なくて何回の動作が必要ですか。


@解説@
(1)

まず、1・2を真ん中において、3を右に持ってくる。
7回

(2)

1・2・3を真ん中において、4を右に持ってくる。
15回

(3)
さすがに8個を自力で調べるのは厳しい‥。
前問の解答に目を向ける。

2個の場合、1回目で真ん中に1→2回目で右に2→3回目で完成。
3個の場合、3回目で真ん中に1・2→4回目で右に3→7回目で完成。
4個の場合、7回目で真ん中に1・2・3→8回目で右に4→15回目で完成。
(一番大きい円板以外を移動)→(一番大きい円板を移動)→(一番大きい円板以外を移動)
前の個数の回数+1+前の個数の回数

5個の場合、15回目で真ん中に1~4→16回目で右に5→31回目で完成。
6個の場合、31回目で真ん中に1~5→32回目で右に6→63回目で完成。
7個の場合、63+1+63=127回
8個の場合、127×2+1=255回

 

@余談@
高校2年生で習う漸化ぜんか式を使うと一般化できます。
【n個の場合、-1回】(2…2のnじょう、2をn回かけた数)
8個では、2-1=255回
9個では、2-1=511回

中学生レベルでは以下のように考えるといいです。
円板がn枚ある場合、一番大きい円板を右に移動したのは何回目かに着目します。
n=1のとき、1回目
n=2のとき、2回目
n=3のとき、4回目
n=4のとき、8回目
ちょうど2の累乗るいじょうで、n枚の場合は2n-1回目で一番大きい円板を移動できます。
これは作業のちょうど半分で、(2n-1-1)を足せばいいから、
n-1+(2n-1-1)=2-1
(*2をn-1回かけた数を2倍=2をn回かけた数)

アマゾンより。伝統的な知育玩具・ハノイの塔。
ベトナムの首都ハノイとは関係ないそうです。

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