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2025年度 久留米大学附設中学過去問【算数】大問3解説

問題PDF
整数☆に対して、次のような操作を行います。

たとえば、☆が1のとき、1/4=0.25だから、小数第1位の数を四捨五入すると0になり、
1から0を引いて1となります。☆が2のとき、2/4=0.5だから、小
数第1位の数を四捨五入すると1になり、
2から1を引いて1となり
ます。1から順に☆にこの操作を行い、できた整数を順に並べます。
上の例のように、1番目は1、2番目は1となります。

(1)
3番目、4番目、5番目、6番目の整数は何ですか。

(2)
1番目から12番目までの整数を足した合計はいくつですか。

(3)
初めて25となるのは何番目ですか。

(4)
1番目から順に整数を足していくとき、合計が初めて1000をこえるのは何番目まで足したときですか。


@解説@
(1)
ルールに従う。
3番目…3/4=0.75→1、3-1=2
4番目…4/4=1、4-1=3
5番目…5/4=1.25→1、5-1=4
6番目…6/4=1.5→2、6-2=4
3番目…2、4番目…3、5番目…4、6番目…4

(2)

☆-(☆/4の四捨五入)の値を12番目まで合計する。
4の倍数番目で☆/4が整数になるから、4の倍数個で区切ってみる
それぞれのグループの和は〔7、19、31…
初項7、公差12の等差数列である。

7+19+31=57

(3)
各グループの4番目は3の倍数、3番目は(3の倍数-1)だから25は現れない。×
各グループの最初の数は〔1、4、7…
初項1、公差3の等差数列である。
(3の倍数+1)が連なるので、25はこの数列に登場する。
25=3×8+1←25は9番目。9グループ目の最初が25
4×8+1=33番目

(4)
初項7、公差12の等差数列の和を足していく。

↑図で表すとこのようなイメージ。
12の直角二等辺の固まりが大きいので、これに目星を付ける。
1000÷12=83…4→12は約80個ある
1~12までの和が78個で近い。12×78=936
このとき、7は13個あるので、13グループ目までの合計は7×13+936=1027

13グループの最後は、4×13=52番目
〔グループの4番目=〇グループ×3〕
52番目は13×3=39、これを除外すると合計が1000を切ってしまう。
52番目まで
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