2026年度 海陽中等教育学校・特別給費過去問【算数】大問4解説

問題PDF
縦3m、横3m、高さ1mの透明とうめいな直方体の箱(以下、これを3×3×1の箱と呼ぶことにします)が透明な壁によって、一辺が1mの立方体の9個のマスに区切られています。そこに直径1mの球を何個か入れて、「前から見ても、右から見てもすべてのマスに球が見える」という条件を満たすように配置します。図Ⅰおよび図Ⅱの異なる例はどちらも、この条件を満たす配置の例を上から見たもので、球がそれぞれ4個入っています。一方、図Ⅲも4個の球が入った例ですが、この配置では前から見るとすべてのマスに球が見えますが、右から見ると2番目のマスに球が見えないので、条件を満たしていません。

(1)
3×3×1の箱に、条件を満たすように3個の球を配置する方法は何通りありますか。

(2)
16個のマスに区切られた4×4×1の箱に、
条件を満たすように4個の球を配置する方法は何通りありますか。

(3)
3×3×1の箱に、条件を満たすように4個の球を配置する方法は何通りありますか。

 

27個のマスに区切られた3×3×3の箱に、
前、右、上のどの方向から見てもすべてのマスに球が見えるように何個かの球を配置します。

(4)
3×3×3の箱に、条件を満たすように9個の球を配置する方法は何通りありますか。

(5)
64個のマスに区切られた4×4×4の箱を考えます。前、右、上のどの方向から見ても、球が見えないマスがあるように球を配置するとき、最大で何個の球を配置することができますか。また、その最大個数の球を配置する方法は何通りありますか。


@解説@
(1)

前から見ると、〇〇〇
3つの〇の奥行き(手前から何番目か)を考える。
上図であれば、左の〇から2番目・3番目・1番目。
手前から(1~3番目の順列)を求めればいい。
3×2×1=6通り

(2)
同様に、前から見た〇〇〇〇のそれぞれが手前から何番目かを考える。
1~4番目の順列で、4×3×2×1=24通り

(3)

条件に合う3つの〇に、もう1つ足せばいい
空きは6マスある。
(1)より3つの〇の並びは6通りだから、6×6=36通り

もう1つは3つの〇では条件に合わず、4つ目ので条件が成立する場合がある
前と重複しない形は、縦線と横線の2本でビンゴのダブルリーチになるとき。
の候補は全部で9通りある。
36+9=45通り

(4)

↑上からみた図。

1段目にを並べると、△と×は2段目か3段目かの2通りしかない。
(1)より1段目のの並びは6通りあり、それぞれの2・3段目は2通りあるから、
2×6=12通り

(5)

3方向から立方体を貫くと、3方向で球が見えないマスが出てくる。
球を多く配置するので、貫く立方体の個数を少なくする。
上図のような10個を取り除けばいい。
球の数は、64-10=54個
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球が入っていない10個の並びを考える
3直線が1点で交わる場合がある。の候補は64ヵ所あるから64通り。

立方体の辺と平行な直線上に、2つの交点が並ぶ場合も該当する
2つのを通過する直線は確定。
1つのを通過する残りの2本は、2通りの組み合わせが考えられる。
(左右方向の直線が確定すれば、上下・前後方向の直線の向きを入れ替える)

基準交点を設ける。
ある基準交点が通る3本の直線上で、もう1個の交点の候補は9通りある。
基準交点の候補は64通り。交点はペアで重複してカウントするから÷2で弾く。
9×64÷2×2=9×64
全部で、64+9×64=10×64=640通り
54個・640通り

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2025年度 海陽中等教育学校・特別給費過去問【算数】大問3解説
問題PDF図のように東西、南北それぞれ9本ずつの道が等間隔であります。点Aから点Bまで最短の道のりで移動します。石を2個持って点Aを出発し、通過する交差点(A、Bを含む)のうち2ヵ所に石を置きます。ここで交差点とは南北の道と東西の道が繋がっ...

昨年は基準石で解きました。今年は立体になりました。

コメント

  1. 喜多優 より:

    ⑴ですが、4すみのうち、3つに○を配置した場合、前・右から2個ずつ見えるので、条件を満たすと思います。すると、解説の6通りの他に3通り増えた12通りになると思います。
    私が勘違いしていることも大いにあります。
    よろしければ、ご教示いただけると幸いです。

  2. 喜多優 より:

    「すべてのマスに球が見える」という条件を見落としていました。
    申し訳ありません。

    • 家庭教師サボ より:

      コメントありがとうございます。

      私も見落としますので、大丈夫です。

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