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大問1(小問集合)
(1)①
3×(-4)
=-12
②
(2a+5b)-(-a+b)
=2a+5b+a-b
=3a+4b
③
√18-√2
=3√2-√2
=2√2
(2)
(x-3y)2
=x2-6xy+9y2
(3)
ボールペン合計…5a円、修正テープ合計…3b円
これらの和が2000円だった。
5a+3b=2000
(4)
多角形の外角の和は360°
360-(105+95+50)=110°
x=180-110=70°
(5)
まずはa>0(下に凸)、a<0(上に凸)で分け、
aの絶対値が大きいほど開きが小さくなることから判別する。
ウ
(アとウはx軸について対称)
(6)
反例…命題が成り立たない例。
B+C=180-60=120°
B=C=60°以外で、和が120°となる組み合わせを挙げればいい。
例:∠B=20°、∠C=100°
(7)
ア:累積相対度数…その度数までの相対度数の合計。
60分未満のそれは0.23→2割(0.2)を超える。〇
イ:90分未満が0.56→0.5を超える(過半数)。90分以上は半分未満。×
ウ:150~180分の相対度数は1.00-0.92=0.08。この階級に最大値が含まれる。×
エ:差をとって各階級の相対度数を求める。
相対度数が最も大きい60~90分の階級に最頻値が含まれる。〇
ア・エ
(8)
A・B・Cから等距離にある点→3点を通る円の中心点の作図。
AB・BC・CAのうち、いれずか2本の垂直二等分線の交点となる。
エ
(9)
全体は4×5=20通り
A>Bの組み合わせを調べる。枚数の少ないBの数字で場合分け。
●1→A5枚
●4→A3枚
●7→A1枚
●9→A0枚
計9通り、確率は9/20
大問2(方程式)
(1)
正方形Bから考える。
Bを作るにはBの1辺が0mより大きくなければならない。
Aを作るにはBの1辺が12mより小さくなければならない。
正方形Bの1辺は0mより大きく、12mより小さい。
Aは2個ある点に注意!Aが6mだとBが作れなくなるから6mより小さい。
正方形A…ウ、正方形B…エ
(2)方針ア
Aの1辺をxとすると、Bの1辺は12-2x
4x2+(12-2x)2=12×12÷2
4x2+144-48x+4x2=72
8x2-48x+72=0 ←÷8
x2-6x+9
=(x-3)2=0
0<x<6だから、x=3
Aの1辺は3m
@@
方針イ
Aの1辺は1/2(12-x)になる。
4{1/2(12-x)}2+x2=144÷2 ←4×(1/2)2=1
(12-x)2+x2=72
144-24x+x2+x2=72
2x2-24x+72=0 ←÷2
x2-12x+36
=(x-6)2=0
0<x<12だから、x=6
Bの1辺は6m
大問3(平面図形)
(1)
∠CADと∠CBDはいずれも弧CDに対する円周角。
円周角定理により、1つの弧に対する円周角の大きさは等しいから、∠CAD=∠CBDになる。
ア…CD、イ…円周角の大きさは等しい
(2)①
AF=BEの証明→AF・BEが対応する辺となる三角形の合同を指摘する。
→△ACFと△BCEの合同を示す。
ウ…ACF エ…BCE オ…合同
②
仮定より、AC=BC
弧CDに対する円周角より、∠CAF=∠CBE
半円の弧に対する円周角より、∠ACF=90°
∠BCE=180-90=90°
∠ACF=∠BCE
1辺と両端角が等しいから、△ACF≡△BCE
対応する辺は等しいから、AF=BE
大問4(一次関数)
(1)
麺の重さxg、値段y円。
y=axに(x、y)=(240、800)を代入。
800=240a
a=10/3
②
y=10/3xにy=960を代入。
10/3x=960
x=288
288g
(2)①
y=ax+bに(x、y)=(240、800)と(320、960)を代入する、
960=320a+b …①
-)800=240a+b …②
160=80a
a=2
②に代入、b=800-240×2=320
a=2、b=320
②
y=2x+320にx=170を代入。
y=2×170+320=660
660円
大問5(空間図形)
(1)①
棒:影=20:30=②:③
△AA’B∽△CC’Dより、AB=15×②/③=10m
②
棒:影=②:③から、EF=12×②/③=8m
背面の四角形ABFEを抜き出す。
赤線の三角形で三平方→AE=10√2m
(2)
棒:影=20:50=②:⑤
Pの真下をOとする。
正四角錐の高さPOはOP’を②/⑤倍すれば求まる。
上から見た図で分析する。
△GHIは直角二等辺→1:1:√2より、GI=80√2m
△IGP’は3辺の長さがわかっている。
P’からGIに垂線をひき、足をMとする。
△P’MOの三平方からOP’の算出を試みる。
値が大きいので、すべての辺を÷10しておく(あとで10倍すればいい)
IM=xとする。
【P’I2-IM2=P’M2=P’G2-GM2】
152-x2=172-(8√2-x)2
225-x2=289-128+16√2x-x2
16√2x=64
√2x=4
x=2√2
OI=8√2÷2=4√2mだから、MI=2√2mということはMはOIの中点である。
これは10倍した元の図でも同じことがいえる。
底辺OIの垂直二等分線上にP’がある→△P’OIは二等辺三角形
OP’=150m
よって、正四角錐の高さは150×②/⑤=60m
難問はラストの1問。基本問題が多くを占める。
大問1
配点41点。手堅く取りたい。
(6)”仮定と結論を反対にした逆は必ずしも成立しない”も押さえておこう。
(7)イ:0.56から素早く判断したい。0.5超=過半数、0.5未満=半分未満
(8)風変わりな作図問題。
『A、B、Cから等距離』→『円は中心から等距離(半径の長さ)にある点の集まり』
→『3点A、B、Cを通る円の中心の作図』
大問2
(1)1辺の長さの範囲。丁寧にいきたい。
(2)方針アの方が立式しやすいか。
Bの1辺をxで表して、4A+B=正方形の半分
大問3
素直な問題であった。
コンピュータでシミュレーションをする設定だが、通常の平面図形の問題と同じように対処する。
∠CAD=∠CBD、AC=BCといった問題文の情報に下線を引いておくといい。
(2)方針が立てやすい証明問題であった。
大問4
活用の問題は正答率が下がる傾向にある。
しかし、問われている内容はy=ax、y=ax+bの基本式に代入するだけ。
落としたくない。
大問5
(1)②AEを斜辺とする直角三角形を、背面の四角形ABFEの内部につくる。
(2)上位層以外は無視していい。発想より技術色が濃い。
棒:影の比からOP’の長さが知りたいところ。
150mと170mをどう活用すべきか。△IGP’は3辺の長さがわかっている。
OP’を斜辺とする直角三角形をつくるために、P’からIGに垂線をひく。
3辺はいずれも10の倍数なので、÷10しておくと処理が簡便になる。
馴染みの方法で解くと垂線の足がOIの中点とわかるので、IP’=OP’=150m
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