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大問1(小問集合)
(1)
3-62÷4
=3-36÷4
=3-9
=-6
(2)
(9a-b)/5-a+2b
(9a-b-5a+10b)/5
=(4a+9b)/5
(3)
(3√7+8)(3√7-8)
=(3√7)2-82
=63-64
=-1
(4)
(9x-6)/2=4x+1 ←2倍
9x-6=8x+2
x=8
(5)
8x-5y=-3 …①
y=2x-1 …②
②を①に代入。
8x-5(2x-1)=-3
8x-10x+5=-3
x=4
②に代入、y=2×4-1=7
x=4、y=7
(6)
x2-9x+7=0
解の公式を適用して、x=(9±√53)/2
(7)
y=-x2は上に凸のグラフ。
x=0のとき、最大値y=0
x=3のとき、最小値y=-9
-9≦y≦0
①…ア、②…オ
(8)
5枚から3枚取る組み合わせは、5C3=10通り
和が10以上を調べる。大きい数字を基準にするといい。
(5、4、1)(5、4、2)(5、4、3)(5、3、2)の4通り。
確率は4/10=2/5
あ…2、い…5
@別解@
1~5の和は15。
取った3枚の和が10以上ということは、取らない2枚の和は5以下である。
(1、2)(1、3)(1、4)(2、3)の4通り。
全体は5C2=10通り、確率は4/10=2/5
(9)
B・Cから等距離→BCの垂直二等分線
これとADとの交点がP。
大問2(式の証明)
(1)
適当な値を代入して計算する。
a=1、b=7のとき、A=(1+7)÷2=4
B=72-12=48
48÷4=12倍
エ
@理由@
向かい合う点の差は必ず6。
a=xとすると、b=x+6
A={x+(x+6)}÷2=x+3
B=(x+6)2-x2
=(x+6+x)(x+6-x)
=6(2x+6)
=12(x+3)
B÷A=12(x+3)÷(x+3)=12倍
(2)
今度は向こう側との差が12になる。
b=a+12、d=c+12
P=(a+b+c+d)/4 ←代入
=(a+a+12+c+c+12)/4
=(2a+2c+24)/4
=(a+c+12)/2
24P=24×(a+c+12)/2
=12a+12c+144 …①
Q=bd-ac
=(a+12)(c+12)-ac
=ac+12a+12c+144-ac
=12a+12c+144 …②
①、②より、Q=24P
大問3(関数)
(1)
y=1/2x+3にy=-1を代入。
-1=1/2x+3
1/2x=-4
x=-8
ア
(2)
B座標は目盛りからわかるが…計算で求める場合は、
y=1/2x+3にy=0を代入→x=-6
B(-6、0)→A(0、-4)
右に6、下に4だから、傾きは-4/6=-2/3
切片はAのy座標より-4
y=-2/3x-4
ウ
(3)
Pのx座標をtとする。P(t、1/2t+3)
△APB…幅t+6、高さ7
△AQP…幅t、高さ1/2t+3
△APB=2△AQP(÷2省略)
7(t+6)=2t(1/2t+3)
7t+42=t2+6t
t2-t-42
=(t-7)(t+6)=0
t>0ゆえ、t=7
大問4(平面図形)
(1)
AQ=BQ、半円の弧に対する円周角から∠AQB=90°
→△ABQは直角二等辺三角形
∠QAB=45°
∠RAP=45-20=25°
△APRで外角定理→∠BPR=a+25°
イ
(2)①
△APR≡△AQRの証明。
共通辺AR、仮定よりAP=AQ
弧BR=弧QRより、等しい弧に対する円周角は等しいから∠PAR=∠QAR
2辺とあいだの角が等しいので合同。
②
合同の証明で用いた等角に着目する。
弧BRの円周角BAR=●→中心角BOR=●●
∠QAO=∠ROBで同位角が等しいから、AQ//OR
△RSTを調べるために、線分の比を求めていく。
AP:PO=②:①→AQ=②
△ABQ∽△OBTより、OT=②÷2=①
半径は③だから、TR=③-①=②
錯角とAQ=RTより、1辺両端角相等で△AQS≡△RTS
QS=STから、SはQTの中点である。
AQ//ORから上底と下底の比が使える。
AQ+OR⑤=台形AORQ⑤、TR②→△RQT=②
(AQ②→△AOQ=②、OT①→△TQO=①)
△RST=②÷2=①だから、四角形AORQの1/5倍。
う…1、え…5
大問5(空間図形)
(1)
底面は四角形AEHD。
PからADに垂線をおろした足をQとすると、高さはPQ。
AP=PC→Pは正方形の対角線の交点→△APDは直角二等辺
→△APQと△DPQも直角二等辺だから、PQ=3cm
四角錘P―AEHDの体積は、4×6×3÷3=24cm3
お…2、え…4
(2)
△EFHは直角二等辺→1:1:√2からFH=6√2cm
面AEGCは直方体を2等分する面(対称面)である。
EGとFHの交点をOとすると、EG⊥FH、FO=HO
Oが含まれる対称面を基準にFとHは対応する点にあるので、
同じく対称面上にあるPとF・Hはそれぞれ等距離にある。
→△PFHは二等辺三角形
PからFHにおろした垂線の足はOにあたる。
Pの真下をRとする。
EG=⑥、OG=⑥÷2=③
OR=③-①=②
EG=6√2cmだから、OR=6√2×②/⑥=2√2cm
△OPRで三平方→PO=2√6cm
△FPHの面積は、6√2×2√6÷2=12√3cm2
き…1、く…2、け…3
従来通りの傾向だった。
大問1
配点が46点もある。
(5)加減法だけでなく、代入法でも解けるようにしたい。
(7)グラフが上に凸か下に凸か、原点を通過するかどうか。
迷ったらグラフを描く。
(8)取らないカードの方が枚数が少ないので調べやすい。
(9)よくみかける形式。
大問2
(1)問題文の言い回しから、AとBがどんな値でも〇倍になると予想できるので、
適当な値を放り込んで計算すれば正解できる。
向かい合う点の差が6であることがポイントだった。
(2)向かい合う点に文字を設定するので、ここも差に着目する。
bをa、dをcで表して、文字を4種類から2種類に減らす。
24PとQの値をそれぞれ求めて、両者が等しいことを導く。
大問3
グラフの目盛りいらない(´゚д゚`)
(3)求めたいPのx座標をtとおき、2つの三角形の面積をtで表して方程式に持ち込む。
過去問をしっかり対策しておけば解きやすい。
大問4
(1)図1は問1の状況ではない。QはOの真上にある。
(2)①証明は平易だった。
②本試験の最難関。△RSTが中にあるので求めにくい。
与えられた情報が線分の比だけなので、他の線分も比で表す。
SはARとQTの交点→Sより先にTの情報をつかむ。
半径OR③にあるOT:TRが求められないか。
AQとORが平行っぽい…前問の合同で用いた等角から平行→相似でOT
ここまでくれば芋ずる式でSもわかりやすい。最後は上底と下底の比から面積比を求める。
大問5
(2)△PFHはなんとなく二等辺三角形だと直感でわかるが、
なぜそうなるのか、理屈で説明できるようにしておきたい。
二等辺の高さを斜辺とする直角三角形をつくる。
コメント
丁寧な解説ありがとうございます。
大問4(2)でTR=③-②=①と書かれていますが、「③-①=②」の間違いだと思います。
コメントありがとうございます。
修正いたしました。本当に助かります。
都立以外も掲載しておりますので、ぜひご覧ください。