平均24.5点(前年比;+0.1点)
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大問1(小問集合)-70.3%
(1)① 97.7%
-3-(-7)
=-3+7
=4
② 92.8%
3(2x-1)+x-4
=6x-3+x-4
=7x-7
③ 90.7%
10xy2÷5y×2x
=4x2y
④ 86.0%
(x+4)(x-4)-(x-3)2
=x2-16-x2+6x-9
=6x-25
(2) 80.2%
x2+x-5=0
解の公式を適用して、x=(-1±√21)/2
(3) 88.5%
鉛筆…3x円、ノート…5y円
この和が500円より大きいから、3x+5y>500
(4) 73.9%
反比例はxとyの積が比例定数aで一定。
-6×4÷3=-8
(5) 88.5%
全体は6×6=36通り。
結果はA>B、A<B、A=Bの3通りある。
A=Bはゾロ目→(1、1)~(6、6)の6通り
残りは、36-6=30通り
A>B、A<Bは(5、2)(2、5)のように対称的に同数ずつある。
A>Bは30÷2=15通り
確率は15/36=5/12
(6) 55.0%
二等辺ABCを縦に割ると3:4:5の直角三角形。
回転体は底面が半径4cmの円、高さの合計が6cmの円錐になる。
4×4×π×6÷3=32πcm3
*誤答例…24π
(7) 61.2%
①∠ABP=∠CBP→∠ABCの二等分線。
②BP⊥CP→BPとCPはPで直交する。
Pは①の線上のどこかにあるので、Cを通る垂線との交点がPになる。
@@
BCの垂直二等分線→直径をBCとする円周を描き、①との交点をPとしてもいい。
半円の弧に対する円周角が90°なので、∠BPC=90°になる。
*誤答例…∠ABCの二等分線のみの作図。
(8)① 31.8%!
1組は36人、2組は37人。
ア:範囲=最大値-最小値。1組の方が大きい。×
イ:1組の第1四分位数(Q1)は5冊。〇
ウ:37人に中央値(Q2)は19番目の値。
第3四分位数は上位18人の真ん中、上から9番目と10番目の平均。
これが13.5冊ということは9番目は14冊以上→14冊以上は少なくとも9人いる〇
エ:2組の10番目は13冊だった。
1組のQ3(9番目と10番目の平均)は12冊・14冊でも平均は13冊になるので不明。×
イ・ウ
*誤答例…イ・エ
② 40.3%
全校生徒240人を母集団とするので、240人からランダムに選ばなければならない。
“1組”の属性を作為的に抽出している点が誤り。
『全校生徒240人から無作為に標本を抽出していないから』
*誤答例…3年1組の生徒のみだから。
大問2(総合問題)-27.4%
(1)①あ…46.8%、い…43.0%、う…23.7%!
中心を3つ結ぶと1辺2cmの正三角形。
aは正三角形の高さにあたる。a=√3
真ん中が√3cm、両サイドが1cm。
b=2+√3
円は9列並んでいる。
√3cmはあいだの8個、両サイドは1cmずつ。
c=2+8√3
あ…√3、い…2+√3、う…2+8√3
*うの誤答例…18、2+4√3
② 17.2%!
今度は縦の長さをみる。
円を縦に6列並べる予定なので、あいだの√3は5個。
2+5√3
=2+5×1.73
=10.65cm
AB=10cmを超えるから、太郎さんの考えは正しくない。
*誤答例…縦の長さを3×(2+√3)と計算している。
(2)偶数…29.2%!、奇数…10.3%!
円の数を数列で表すと、
【7・13・20・26・33・39…】
7から始まり、+6、+7が繰り返される→偶数項と奇数項で数列が異なる!
偶数項だけ抜き出すと、(an…n番目の数)
n=2・4・6
an=13・26・39
nをanにするには、nを13/2倍すればいい。an=13/2n
今度は奇数項だけ抜き出す。
n=1・3・5
an=7・20・33
横でみていくと、nが2増えるとanは13増えている。
変化の割合は13/2→n=1の初項7に(n-1)回の13/2を足すとanになる。
an=13/2(n-1)+7=13/2n+1/2
偶数のとき…13/2n個 奇数のとき…13/2n+1/2個
*偶数の誤答例…7n-1/2n、13n
奇数の誤答例…7n-2、13/2n+1、13n+1
大問3(関数)-45.9%
(1) 84.0%
y=1/4x2について、
x=0のとき、最小値y=0
x=6のとき、最大値y=9
0≦y≦9
(2)①73.9%、②34.5%
①∠OCPの大きさは次第に大きくなり、Bにくると直角になる。
②OPの長さはじめは小さくなる→赤線のOP⊥ABで最短→大きくなる。
①…ア、②…オ
*②の誤答例…ア
(3) 41.7%
△BCPの高さは、21×2÷9=14/3
Pのx座標は、6-14/3=4/3
*誤答例…14/3
(4) 19.0%!
y=1/4x2にx座標を代入。
A(-4、4)→B(6、9)
右に10、上に5だから、傾きは5/10=1/2
Aから右に4、上に2移動して、切片は4+2=6
AB;y=1/2x+6
AB//DEから△ODE∽△OAB
面積比は△ODE:△OAB=1:16
相似比は1:4なので、OE:EB(OD:DA)=①:④
DEはABと平行→傾きは1/2
切片で①:④を使う→6×①/④=3/2
y=1/2x+3/2
*誤答例…y=1/2x+1/2
大問4(平面図形)-32.1%
(1) 64.4%
△ABF≡△ACDの証明。
仮定からAB=AC、BF=CD
弧ADに対する円周角より、∠ABF=∠ACD
2辺とあいだの角が等しいから合同。
(2) 54.0%
△ABCは二等辺三角形。
∠ACB=(180-a)÷2=90-1/2a°
*誤答例…90-a、180-1/2a
(3)① 8.1%!!
先の合同からAF=AD→△AFDは二等辺。
BF=CD=2cm
Aから垂線をおろし、FDとの交点をHとすると、
FH=HD=(6-2)÷2=2cm
△ABHに着目すると、辺の比が3:4:5の直角三角形→AH=3cm
△AHDで三平方→AD=√13cm
*誤答例…2、4、√11
② 1.1%!!
先の合同より、△ACD:△AEDの面積比を求めればいい。
2つの三角形は高さ共通なので、面積比は底辺のAC:AEに相当する。
合同から、∠BAF=∠CAD(●)
あいだの∠FAE(×)をたすと、∠BAC=∠FAD(●+×)
頂角が等しい二等辺→2角相等で△ABC∽△AFD
△ABC:△AFD=52:(√13)2=㉕:⑬
△ABCの一部である△ABFを、合同である△ACDに移す。
五角形AFBCD(㉕)-△AFD(⑬)=△BCD(⑫)
FCに補助線。
△CFDは、⑫×4/6=⑧
△AFDと△CFDは底辺がFDで共通、高さの比がAE:EC
→AE:EC=△AFD:△CFD=13:8
△ABF(△ACD):△AED=AC:AE=21:13
したがって、△ABFの面積は△AEDの21/13倍。
*無回答が多かった。
大問1
(5)6×6の表を思い浮かべ、同数の斜めを除くと右上と左下が対称。
(6)三角形の高さが底面の円の半径にあたる。
(7)アルファベットの並びから∠ABCの二等分線上にあると察する。
(8)1組と2組で人数が違う。奇数と偶数で四分位数の扱いも異なる。
大問2
(1)①円の敷き詰め問題。図に描いて分析する。
cは両端が半径の1cmで、真ん中はaが8個並ぶ。
②cの長さを当てていないと解けない。
(2)ここも変わった数列でやりづらい。
偶数はn番目と円の数が対応しやすいが、奇数が厄介。
公立入試ではあまり見かけないタイプで、どこかで経験していないと厳しい。
大問3
(2)②最後だけでなく最初も検討しよう。
そもそもOPが最も短くなるのはどういうときか。
(4)平方数がありがたい。切片は相似を使う。
大問4
(2)∠BAC、∠ACBが内角の三角形をみる。
(3)①合同から△AFDの特徴をつかむ。ADを斜辺とする直角三角形で三平方。
②難しかった。面積比を辺の比に置き換える。
二等辺の面積比→合同を使った変形→辺の比でFDに統一→高さの比につなげる。
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