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下の図1で、3点A、B、Cは1つの円周上にあり、図 1 のように、反時計回りに、
A、B、Cの順に並んでいる。点Pは、3点A、B、Cを通る円の周上にあり、4点A、B、C、Pは、
互いに一致しない。次の各問に答えよ。

〔問1〕
図1において、点Cを含まない弧ABの長さが点Aを含まない弧BCの長さの 6 倍であり、
点Bを含まない弧ACの長さが点Aを含まない弧BCの長さの8倍で、
点Pが点Bを含まない弧AC上にあるとき、点Aと点P、点Cと点Pをそれぞれ結んだ場合を考える。
∠APCの大きさは何度か。
〔問2〕
下の図2は、図1において、点Aと点B、点Bと点Cをそれぞれ結んでできる∠ABCが
鈍角のとき、点Aと点P、点Bと点P、点Cと点Pをそれぞれ結び、
点Aにおける3点A、B、Cを通る円の接線と点Cにおける3点A、B、Cを通る
円の接線の交点をQとし、点Pと点Qを結んだ場合を表している。
線分BPが∠ABCの二等分線と重なるとき、△APQ≡△CPQであることを証明せよ。

〔問3〕
右の図3は、図1において、3点A、B、Cを通る円の中心をOとし、
点Aと点B、点Bと点Cをそれぞれ結び、線分BCが円Oの直径となった場合を表している。
円Oの半径が1cm、∠ABC=60°、点Pが線分BCに関して点Aと対称な点であるとき、
円Oと3点O、A、Pを通る円が重なる部分の面積は何cm2か。

@解説@
〔問1〕

問題文にしたがって、弧の長さの比を正確に記す。

四角形ABCPは円に内接する四角形。
対角の和は180°
また、1つの円で円周角の大きさは弧の長さに比例するから、
∠ABC+∠APC=⑧+⑦=⑮=180°
∠APC=180×⑦/⑮=84°
〔問2〕
△APQ≡△CPQの証明。

共通辺PQ
A・Cは円の接点。
円外の点Qから引いた接線の長さは等しいから、AQ=CQ
仮定より、∠ABP=∠CBP
1つの円で等しい円周角に対する弧の長さは等しいから、弧AP=弧CP
弦AP=弦CP
3辺が等しいので合同。
@@@
公式解答を貼っておきます。

公式解答ではACを結び、円周角で△PACが二等辺であると指摘する。
〔問3〕

半径よりOA=OB→△OABは二等辺→底角60°より正三角形。
PはBCについてAと対称なので、△OPBも正三角形。

BA=BO=BPより、3点A、O、Pを通る円の中心はBである。
求積すべき図形は半径1cm中心角120°の扇形2つから、
重複する1辺1cmの正三角形2つを引けばいい。
1×1×π×1/3×2-√3/4×12×2
=2/3π-√3/2cm2


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