問題PDF
次の図のように、空間内に3つの線分OA、OB、OFがあり、∠AOB=∠BOF=∠FOA=90°
である。点Cは線分OF上に、点Dは線分OA上に、点Eは線分OB上にあり、OA=4cm、
OB=OC=OD=3cm、OE=2cm、OF=5cmである。
線分BCと線分EFの交点をP、点Pから線分OFにひいた垂線と線分OFの交点をHとし、
四面体OABCと四面体ODEFが重なっている部分の立体をKとする。
このとき、下の問い(1)~(4)に答えよ。ただし、(4)については、考え方がわかるように答え
を求める過程も答案用紙の解答欄に記入せよ。また、必要に応じて解答欄内の図を利用してもよい。
(1)
立体Kの面の数を答えよ。
(2)
直線PHとねじれの位置にある直線を次の①~⑤からすべて選びなさい。
①直線OD ②直線OE ③ 直線EF ④ 直線FD ⑤直線AB
(3)
線分PHの長さを求めよ。
(4)
立体Kの体積を求めよ。
@解説@
(1)

Kは2つの三角錐の共通部分。ACとDFの交点をIとする。
△EDO・四角形EOCP・四角形DOCIはわかりやすい。
問題は斜面の解釈。
四角形EDIPは面EDF上にあり、△PICは面BAC上にあるため、
両者は同一平面上にはない。
よって、5面
(2)

ねじれの位置…延長しても交わらない、かつ平行でもない。
同一平面上にない関係をさす。
PHとEOは平行、EFとPで交わる。
①④⑤
(3)

PHを含む背面で分析する。
△BOC∽△PHCより、BO:OC=PH:HC=1:1
△PHCは直角二等辺だから、PH=xとおくと、HC=x
△EOF∽△PHFより、EO:OF=PH:HF=x:(x+2)=2:5
内項と外項の積で、2(x+2)=5x
x=4/3
PH=4/3cm
(4)

立体Kを△PIHで分割したくなるが、
留意すべき点はIH⊥OFとはいえないこと!
Hの位置はPに依存する。PはBCとEFの交点であり、
IはACとDFの交点で異なる2直線の交点だから、IH⊥OF(△EDO//△PIH)とは限らない。
分割が使いにくいので、発想を転換する。
【三角錐E―ODF-三角錐P―CIF=立体K】
三角錐E―ODFの体積は、3×5÷2×2÷3=5cm3
三角錐P―CIFの高さはPH=4/3cm
底面の△CIFの高ささえわかれば体積が求まる。

底面を分析する。
IからOFに垂線をひき、交点をJとする。
IJ=xとする。
△OAC∽△JICより、AO:OC=IJ:JC=x:3/4x
△ODF∽△JIFより、DO:OF=IJ:JF=x:(3/4x+2)=3:5
内項と外項の積で、9/4x+6=5x
11/4x=6
x=24/11
立体Kの体積は、5-2×24/11÷2×4/3÷3
=5-32/33
=133/33cm3


コメント