問題PDF
2以上の整数に対して、1になるまで以下の整数を繰り返します。
・偶数ならば2で割る
・奇数ならば3倍して1を加える
例えば、6であれば、次のような8回の操作によって1になります。
6→3→10→5→16→8→4→2→1
このとき、次の〔 〕に適当な数を入れなさい。
(1)
11は〔 〕回の操作で1になります。
(2)
12回の操作で1になる整数は全部で〔 〕個あります。
@解説@
(1)
11→34→17→52→26→13→40→20→10→5→16→8→4→2→1
矢印の個数を数えると14回。
(2)
捨て問の類です。
前問の解答をながめると、最後は2のベキ乗が繰り返されて1になる。
奇数は数が増えて、偶数は半分に減るので、ゴールが1になるということは、
最終的には偶数の連続(2のベキ乗)で減らして1になる。
211=4096
ここから奇数のルールを追加するがかなり大変。゚(゚´ω`゚)゚。
3の倍数+1のときに枝分かれが発生する。
枝分かれから枝分かれも発生する。
3→6→12…や21→42→84…のように3の倍数の枝には枝分かれが発生しない。
答えは以上の10個
@コラッツ予想@
本問はコラッツ予想とよばれる、数学界の未解決問題の1つ。
奇数なら3倍+1、偶数なら÷2をすれば、どんな自然数でも最後は1になるという。
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