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2025年度 早稲田中学過去問【算数】大問4解説

問題PDF
 A君は2023年8月10日に母から1500円のおこづかいをもらったので、その日を1日目として貯金を始めました。次の日、父から500円のおこづかいをもらいました。以降は母、父からそれぞれ30日ごとに1500円、500円のおこづかいをもらいます。たとえば、母から次におこづかいをもらうのは2023年9月9日で、父から次におこづかいをもらうのは2023年9月10日です。
また、A君は毎月15日に本を買うために750円使います。次の問いに答えなさい。

(1)
2025年3月31日は貯金を始めてから何日目ですか。

(2)
もらったおこづかいの合計が24000円になるのは何年何月何日ですか。

(3)
貯金が24000円になるのは何年何月何日ですか。


@解説@
(1)
2023年8月10日を1日目→2023年8月9日を基準(0日目)とする
2023年8月9日の2年後は2025年8月9日。
うるう年をはさむので、366+365=731日後
ここから2025年3月31日までさかのぼる。
731-9(8月)-31(7月)-30(6月)-31(5月)-30(4月)
=600日目

(2)
本代を考慮せず、おこづかいの合計が24000円になる年月日を求める。
父からもらった日に合計が2000の倍数になる。
父の日だけを考えればいい

最初は2日後、以降は30日後の周期。
24000÷2000=12回目の父が答えになる。
2+(12-1)×30=332日後

2023年8月9日の366日後は2024年8月9日。
366-332=34日さかのぼる。
34-9(8月)=25日前
31-25=6日
2024年7月6日

(3)
おこづかいの合計が24000円に達するのは2024年7月6日。
2023年8月9日から約11ヵ月後→本代の合計は750×11=8250円
実際の残金は24000円から-8250円。
約1ヵ月で1500+500-750=1250円ずつプラスされていくので、
父支給日を基準とすると、8250÷1250=6回…750円
(本の購入→支給が6回行われて残り-750円)
-750-750(本代)+1500(母)=0
7回目の母支給日(父支給日の前日)が答えになる。
2024年後7月6日から、30×7-1=209日後

留意点は支給日は30日周期だが、本の購入はその月の15日固定で周期性がないこと
209日は約7か月。
2024年7月6日から月の15日は7回だから、支給日7回と等しいのでズレは起きない。
(209日後の日付を出してから確認してもいい)

7月は31-6=25日間あるから、
209-25(7月)-31(8月)-30(9月)-31日(10月)-30(11月)-31(12月)-31(1月)=0
2025年1月31日
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