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2025年度 愛知県公立高校入試問題過去問【数学】解説

問題はコチラ→PDFファイル

大問1(小問集合)

(1)
6+10÷(-2)
=6-5
=1 【イ】

(2)
3(2x+3)-2(x-3)
=6x+9-2x+6
=4x+15 【エ】

(3)
9/√3+√2×√6
=3√3+2√3
=5√3 【イ】

(4)
x(x+4)=-3(x+1)
2+4x=-3x-3
2+7x+3=0
解の公式より、x=(-7±√37)/2 【ア】

(5)
10月:11月=100:130=10:13
11月:12月=100:120=5:6

連比処理。
10月:11月:12月=506578
差の28=2800人だから、10月の50=5000人 
【ウ】

(6)
まずは交点座標を求める。
x-3=-2x-6
3x=-3
x=-1
これをx-3に代入→(-1、-4)

y=2x+1に平行→傾きa=2
y=2x+bに(x、y)=(-1、-4)を代入
-4=2×(-1)+b
b=-2 
【イ】

(7)

ア:反比例は双曲線。原点に関して点対称。〇
イ:x軸について線対称ではない。×
 y=xもしくはy=-xについて線対称である。
ウエ:反比例のグラフを延長してもx軸とy軸に交わらない。×
 限りなく0に近づく。
オ:y=xと2点で交わる。〇
カ:y=x2と1点で交わる。×
【ア・オ】

(8)

0.7~1.3kgの度数の合計は9個。
50個中9個→100個中18個だから、8000×18%=1440個 【ウ】

@備考@
キャベツ生産量ランキング(2023年)
1位:群馬、2位:愛知、3位:千葉
群馬は抑制栽培、愛知と千葉は近郊農業ですね。

(9)
全体は=15通り
A3枚、B2枚、C1枚。
同種2枚の方が少ないので余事象で攻める。
●A2枚→3枚から取らない1枚を選ぶ→3通り
●B2枚→1通り
計4通り
異種2枚は15-4=11通りだから、確率は11/15 【エ】

(10)

△DCEで外角定理→∠CDE=82-46=36°

A・DがBCについて同じ側にあって、∠BAC=∠BDCだから、
円周角定理の逆より、4点A・B・C・Dは同一円周上にある。
弧CDに対する円周角で、∠DAE=∠DBC=50° 【エ】


大問2(小問集合2)

(1)

①最小値が一番小さい→C=科学
②中央値(Q2)50点→AかBは音楽
④四分位範囲=第3四分位数(Q3
)-第1四分位数(Q1)
箱の長さが等しいのはAD(30点)かCE(10点)
C=科学だから、AかDはスポーツか歴史→Aは音楽ではない→B=音楽、残りのE=文化
③Q1は文化>スポーツなので、A=スポーツ、D=歴史 【ア】

(2)

四角形DFOHと四角形HOGEが等積。
OHは正方形を2等分するので、正方形の対角線の交点Iを通る
OI=IH
I座標を求めるために、正方形の1辺の長さが知りたい。

△COB∽△EGBより、CO:OB=EG:GB=3:7
EG=③、GB=⑦とする。
正方形の1辺は③
△AOC∽△AFDより、AO:OC=AF:FD=2:3
FD=③だから、AF=②
ABに着目すると、⑫=9

Iの真下をJとする。
FJ=③÷2=〇1.5
AJ=〇3.5だから、AJ=9×〇3.5/⑫=21/8
Iのx座標は、21/8-2(AO)=5/8
OI=IHなので、Hのx座標は5/8×2=5/4 
【エ】

(3)①
AP=3cm、AQ=6cmの直角三角形。
y=3×6÷2=9 【イ】


8秒後までの動きは、
【P】A→B(秒速1cm)
【Q】A→D(秒速2cm)
【R】C→B→A→D→C→B(秒速8cm)
Rは1周+16cm動く。

グラフを描く。
△APQは底辺と高さが伸びるので、y=ax2になる。
前問の(x、y)=(3、9)を代入するとa=1→y=x2
△ABRは底辺ABが一定、高さだけが変動するので一次関数。
3回目の等積→3回目の交点は6~7秒の間。 【オ】


大問3(図形)

(1)

COを延長、BDとの交点をEとする。
二等辺三角形CDBにおいて
CEを対称の軸として線対称→∠CEB=90°
(*3辺相等で△COD≡△COB→2辺とあいだの角相等で△OED≡△OEB)


対頂角で∠BOE=48°
△BOEの内角より、∠OBD=180-(90+48)=42°

(2)①

AE:ED=2:1→AE=4cm、ED=2cm
×=90°で角度調査。
2角相当で△ABD∽△DEF
BA:AD=ED:DF=2:3→DF=3cm
FC=4-3=1cm

BCとEFを延長、交点をHとする。
△CHFも辺の比が2:3の相似→CH=1×2/3=2/3cm
△DEG∽△BHGより、DG:GB=2:20/3=③:⑩
DGはDBの3/13倍



DG:GB=△GFD:△GBF=③:⑩
方針【△DBF→△GBF】
3×6÷2×⑩/⑬=90/13cm2

(3)①

正四角錘なので、△OAC≡△OBD
アングルの都合上、△OACで考える。
△ABCは直角二等辺→1:1:√2からAC=6√2cm
Oから垂線をおろすと、正方形ABCDの対角線の交点Iと交わる。
IはACの中点→AI=3√2cm
△OAIで三平方→OI=3√14cm
△OAC(OBD)の面積は、6√2×3√14÷2=
18√7cm2



CB//GF→FとGは同じ高さ、DA//HE→EとHも同じ高さにある。
立体を対称面(2等分)で区切る。
水色の面積は隣辺比を用いて、6×3√14÷2×/×/=3√14cm2

これを底面として断頭三角柱の考えから体積を求める。
△OEH∽△OADより、EH=4cm
△OFG∽△OBCより、FG=3cm
高さの平均はEH・FG・Oの平均→(4+3+0)÷3=7/3cm
求積すべき立体の体積は、3√14×7/3=7√14cm3


難しい問題もあるが、取りやすい設問が多い。
図はもう少し大きく描いてくれると受験生も分析しやすい。
大問1
配点10点(約45%)
(5)苦手とする生徒は多い。
連比は平面図形以外でも使える。11月の比で合成する。
(7)2つ指定がなくても正解したい。
(8)標本調査が絡む。合計に対する割合で捉える。
(9)同種の方が少ないが、枚数が少ないので異種を数えてもいい。
(10)勘の良い人は円周角の構図と察したはず。等しい円周角探し。
大問2
(1)推論。③を飛ばして先に④を考える。
AD(スポーツor歴史)のセットが決まることで、音楽と文化が決まる。
(2)難しい。関数の設問だが、ほぼ平面図形。
正方形内部の四角形の等積→正方形の2等分から中心を思いつきたい。
平行四辺形の性質をもつ四角形であれば使える。
正方形の辺を求めるのにもテクニックが要求される。
A座標から中心のx座標を求めるのがいい。
(3)②各点の動きを正確に把握する。
値を出さなくていいので、グラフを活用する。
大問3
(1)二等辺の頂角から円の中心Oを延長した線は底辺を垂直に二等分する。
円周角を用いても解ける。
(2)①Fの位置が気になる。2:3を時計回りに適用していく。
外側延長した三角形を合わせたチョウチョで決まる。
②前問の解答を活かす。△DBFは容易に求まる。
(3)②技術力が問われた。
留意点は、四角錐の場合は三角錐のように隣辺比で求められないこと
四角錐を2つの三角錐に分割し、各々の体積を隣辺比で求めてから合算する。
もしくは前述のように、対称面で割って断頭三角柱を用いる。

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