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大問1(小問集合)
(1)
5-(-4)
=5+4
=9
(2)
6÷(-2/7)
=-21
(3)
(-2a)2×5b
=4a2×5b
=20a2b
(4)
a+7b-3=0
7b=-a+3 ←÷7
b=-1/7a+3/7
(5)
15/√3+√27
=5√3+3√3
=8√3
(6)
y=ax2に(x、y)=(6、-9)を代入。
-9=36a
a=-1/4
y=-1/4x2
(7)
∠POB=45°にならない作図方法を選ぶ。
ABの中点Oは円の中心。
AB⊥COだから、∠COBを二等分すれば∠POB=45°
Pは弧BCの中点である。
長さの等しい弧に対する円周角の大きさは等しい。
→逆に、円周角が等しければ弧も等しい。
Pは弧BCの中点で、∠POB=45°になる。
△COBは直角二等辺→∠CBO=45°
BCの垂直二等分線はOを通り、2つの直角二等辺に分割する。∠POB=45°
OCの垂直二等分線をひくと、水色の三角形は辺の比が1:2:√3
直角二等辺ではないため、∠POB≠45°×
エ
(8)
累積相対度数…その階級までの相対度数の合計。
A組:16÷25=16/25=64/100=0.64
B組:18/30=6/10=0.60
A組の方が大きく、累積相対度数は0.64
大問2(小問集合2)
(1)①
↑文字式で表すとこうなる。
P=1を代入すると、(1+2)(1-6)-12
=3×(-5)-12
=-27
②
(x+2)(x-6)-12
=x2-4x-12-12
=x2-4x-24=x
x2-5x-24
=(x+3)(x-8)=0
x=-3、8
(2)①
y=3/2xにx=4を代入。
y=3/2×4=6
②
AD=BC=6
ACの傾きは3/2→Cから右に②=6、上に③進んでAだから、
AB=6×③/②=9
Bのy座標は、6-9=-3
反比例の比例定数aは積xyだから、B(4、-3)を代入して、
a=4×(-3)=-12
(3)①
相似比はAB:AE=4:3
体積比は相似比の3乗。
三角錐ABCD:三角錐AEFG=43:33=64:27
②
△ABC∽△AEFより、EF=3cm
同様に△ABD∽△AEGで、EG=3cm
EB=6×①/④=3/2cm
三角錐B―EFGの体積は、3×3÷2×3/2÷3=9/4cm3
(4)①
3を出してC→Dか、4を出してDかの2通り。
確率は2/4=1/2
②
ルーレットを1回まわした結果を書く。
Aは1通り、Bは1通り、Dは2通り。
2回目にFかGに着くとHにたどり着かない。×
E・Hを目指す。
A・Bは必ずEを経由し、Dだけ2通りある。
A:1×1=1通り
B:1×1=1通り
D:2×2=4通り
計6通り
全体は42=16通りだから、確率は6/16=3/8
大問3(方程式・数量変化)
(1)①
①50gがa回、②15gがb回だから、合計は50a+15bg
②
①の回数をa回とすると、②の回数は2a回。
50a+15a×2=240×6
80a=1440
a=18
18回
(2)①
強火は【60分間で240g】の消費。
20分間の消費量は全体の1/3→2/3が残る。
240×2/3=160g
②ア
強火40分間の消費量は2/3
ガスの残りは240×1/3=80g
弱火は【180分間で240g】の消費。
180×80/240=60分後にガスが尽きる。
グラフは(0、240)→(40、80)→(100、0)の点を通る。
イ
2つのボンベに残るガスの量が等しくなるときのガスの量は、
2つのグラフの交点のy座標である。
大地は【60分で80g】だから、傾きは-80/60=-4/3
花子は格子点に着目すると【20分で60g】だから、傾きは-60/20=-3
グラフの最後をピックアップ。ガスの減少割合を速さで捉える。
ガスの減少速度の比…花:大地=3:4/3=9:4
ガスの残量が等しい●からガスがなくなるまでの時間は逆比で、花:大地=④:⑨
差の⑤が20分にあたるから、④=16分
●のy座標は、3×16=48g
交点のy座標、48g
大問4(平面図形)
(1)
△ABCで三平方→AC=√11cm
(2)
△ABC∽△DAEの証明。
半円の弧に対する円周角で、∠BCA=90°
仮定から∠AED=90°なので、∠BCA=∠AED
弧AC=弧BDより等しい弧に対する円周角は等しいので、∠ABC=∠DAE
2角相等で∽
(3)
△DAEのいずれかの辺の長さがわかれば、前問の∽を活用できる。
DBに補助線。
弧AC=弧BDより、弦AC=弦BD
∠ACB=∠BDA、共通辺ABから、斜辺と他の一辺が等しい直角三角形ゆえ、
△ABC≡△BAD
AD=BC=5cm
△ABC∽△DAEより、AE=5×⑤/⑥=25/6cm
(4)
下方向を調べるために、△BFDに着目する。
弧BDに対する円周角(●)、半円の弧に対する円周角→残りの角を×とすると、
直径AB=直径FDで一辺両端角相等→△BAD≡△DFB
直角三角形BDEの内角より、∠BDE=●
△BDGの内角も●―×―90°で、辺の比は5:6:√11になる。
△BDG∽△BFDより、相似比はBD:BF=√11:5
面積比は相似比の2乗→△BDG:△BFD=⑪:㉕
△DFGの面積は⑭だから、5×√11÷2×⑭/㉕=7√11/5cm2
大問1
配点26点。(6)までは完答を目指したい。
(7)ユニークな作図問題であった。
∠POB=45°ということは、Pは弧BCの中点にあればいい。
イが最も迷いやすかったと思われる。
角の二等分線だが、円周角が等しくなる点がポイント。
(8)累積度数を提示してくれている。
大問2
(1)②入れた整数と同じ値⇒右辺はx
(2)②地味に良問だと思う。
奇妙な等辺をどう乗り越えるか。傾きからABの長さがわかる。
(4)②1回目の結果ごとに2回目を考えるのがいいと思う。
最大で4マスしか進めない。FGが消えるとゴールへの道の候補は絞られる。
大問3
(1)①こんなところで文字式が登場。
②数学は求めたいものを文字におく。
(2)②花子は問題文の【80分で240g消費】かグラフの格子点から傾きがわかる。
本来は2直線のグラフの交点座標を求めるのが王道だが、変化の割合を速さに見立て、
速さの比→逆比で時間を求めて、交点座標を出すこともできる。
大問4
(3)3辺がどこも分からない…。
円の上半分で弧AC=弧BDから対称性を見抜きたい。
BD・CDを結ぶとABDCは等脚台形となり、その対角線からAD=BCの着想を得る。
(4)下の世界にある点F・Gをさぐるにはどの三角形に着目すべきか。
ここもBDに補助線を引けたか否かで命運が分かれたと思う。。
直角三角形は∽の宝庫。
円周角や●+×=90°の角度調査で(1)の5:6:√11の直角三角形を連鎖していく。
前問のAE=25/6は利用しなかった。作問者の想定解は別にあるのかもしれない。
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