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大問1(小問集合)
(1)
5-2×(-7)
=5+14
=19
(2)
3(a+b)-(a-4b)
=3a+3b-a+4b
=2a+7b
(3)
9a2b÷(-3a)
=-3ab ←代入
=-3×4×(-5)
=60
(4)√48-6/√3
=4√3-2√3
=2√3
(5)
9a2-25b2
=(3a+5b)(3a-5b)
(6)
y=2x2は下に凸のグラフ。
x=0のとき、最小値y=0
x=2のとき、最大値y=8
0≦y≦8
(7)
座標平面の左上が第1象限。反時計回りに第2、第3、第4象限。
a<0の反比例は第2象限と第4象限に双曲線としてあらわれる。
通過すべき格子点は(-3、1)(-1、3)(1、-3)(3、-1)
(8)
全体は6×6=36通り
4の倍数は【12・16・24・32・36・44・52・56・64】の9通り。
確率は9/36=1/4
(9)
抽出した30個のうち、白:黒=24:6=④:①
黒全体は50個だから、白全体は50×④=200個
大問2(データの活用)
(1)
最頻値はそれが含まれる階級の階級値をとる。
1年は8.5時間、2年は7.5時間、3年は7.5時間。
学年…1年生、最頻値…8.5時間
(2)
(*画面だと薄くて見えづらいですが、箱ひげ図に0.5時間を示す細い線がありました)
ア:箱ひげ図より、最小値が最も小さいのは2年生。〇
イ:範囲=最大値-最小値、1年の範囲は5時間未満。×
ウ:1年79人のQ3(第3四分位数)は上位39人の真ん中→上から20番目が9.5時間。
2年66人のQ3は上位33人の真ん中→上から17番目は9.5時間未満。×
エ:3年83人のQ1は下位41人の真ん中→下から21番目が6.5時間。〇
ア・エ
(3)
説明問題。
累積相対度数…その階級までの相対度数の和。
1年生…11/79
2年生…19/66
3年生…27/83
を比べればいいが、計算がヒドイ(;´Д`)
小数第3位を四捨五入すると〔0.14、0.29、0.33〕となるので、
睡眠時間が7時間未満の生徒の割合が最も大きいのは3年生。
大問3(総合問題)
(1)
4つから3つを取り、順番をつけて並べる→順列
4P3=24通り
(2)
5-2=3
3×2=6
62=36 …P
@@
はじめの数をxとして過程をまとめる。
〇=x-2、□=x+10
真ん中の式に代入すると、
2(x-2)=x+10
x=14
P…36、はじめの数…14
(3)
発想力が問われる。
A→-2、B→2倍、C→2乗、D→はじめの数をひく
はじめの数をxとする。
『xがどんな値であっても計算結果が常に同じ』ということは、
変数xが消えて定数だけになる。変数xを消すにはDでxを消すしかない。
Dの手前でBをいれると2x、Cをいれるとx2になって消せなくなってしまう。
Dの手前はAと決まる。
Aでx-2、Dで(x-2)-x=-2(定数)
最後にB→-2×2=-4
最後にC→(-2)2=4
ア…A、イ…B、Q…-4
ウ…A、エ…C、R…4
(4)
【A→C→B】…(x-2)→(x-2)2→2(x-2)2
【B→C→A】…2x→(2x)2→(2x)2-2
これらの計算結果が等しいので等号で結ぶ。
2(x-2)2=(2x)2-2
2x2-8x+8=4x2-2
2x2+8x-10=0 ←÷2
x2+4x-5
=(x+5)(x-1)=0
はじめも数は-5、1
大問4(数量変化)
(1)
【12分で4800m進む】から、
12×3000/4800=15/2分=7分30秒後
(2)
後半は【5分で2400m】なので、
変化の割合(傾き;速さ)は2400÷5=480
選択肢の中でxが1増えるとyが480ずつ増えるのはエ
(*ウはx=17→18のとき、yが560増えている。
x=16のとき、y=4800+480=5280と確認してもOK)
エ
(3)
速さは傾きで表される。傾きが急だと速く、緩やかだと遅い。
『QはPより遅くB駅に着いた』
4800m÷8分=分速600mより遅い。
『QはPより早くC駅に着いた』
7200m÷16分=分速450mより速い。
ア…450、イ…600
(4)
グラフを追記。
(2)より、Pの後半の速さは分速480m
Rは7200-4000=3200mを10分で進むから分速320m
速さの比はP:R=480:320=3:2
時間の比は逆比でP:R=②:③
グラフの右上、すれ違う●~C駅までの時間に着目すると、
⑤=6分だから、③=6×③/⑤=18/5分=3分36秒
答えは14分の3分36秒後→午前8時17分36秒
大問5(平面図形)
(1)
正五角形の辺と内角より、2辺とあいだの角が等しいから△ABE≡△BAC
2角相等(●)で△ABE∽△GBA
正五角形の1つの内角は108°だから、∠AGB=108°
∠AGE=180-108=72°
(2)
△ABP∽△ADEの証明。
弧AEに対する円周角で、∠ABP=∠ADE(×)
弧BCに対する円周角+BE//CDの錯角+弧DEに対する円周角をつなげて、
∠PAB=∠EAD(●)
2角相等で∽
(3)
半円の弧に対する円周角で、∠AEC=∠ADC=90°
30°を頼りに有名三角形を探し出す→∠ARE=60°
弧DEに対する円周角で、∠ECD=30°
BE//CDの錯角で∠REQ=30°
△EQRも△AQEも有名三角形。
QE=3cm、AQ=3√3cm、QR=√3cm
△APQ∽△ACDよりAQ:QD=3:2だから、QD=2√3cm
RはQDの中点となる。
△CDRと△EQRは1辺両端角相等で合同。
CD=3cm
△ACDで三平方→直径AC=2√21cm
大問6(空間図形)
(1)
天井と床の直角三角形は反対側にある→イ~エ
組み立てられる展開図はウ
(2)
PQ=5cmをもとに三角錐の高さを求める。
PCに補助線。
△BCPは直角二等辺→辺の比は1:1:√2でPC=3√2cm
△PCQで三平方→QC=√7cm
三角錐Q―ABCの体積は、4×3÷2×√7÷3=2√7cm3
(3)
KC=AC=5cm
Kの位置を特定するうえでMKが知りたい。
MCを対角線とする直方体に注目する。
MC=√(22+32+62)=7cm
MK=7-5=2cm
△MACの面積を1とする。
方針【△MAC→△MAK→△LAK】
△LAKの面積は、1×②/⑦×⑤/⑦=10/49
△LAKは△MACの10/49倍
出題傾向は今まで通り。
大問1
配点18点。完答を目指したい。
大問2
(3)個人的にこういう面倒な処理は1回試せば良いと思う。
現実のデータは大抵キリが良くないので、そのときは電卓を使いましょう。
大問3
やりづらさを感じる。
(1)玉の並び順だけ。数字は考えない。
(2)Pは取りやすいが、後半は少し差が出そう。
手順通りにx-2×2-xと書かないこと!
一行で書くなら、2(x-2)-x=10
(3)『計算結果が常に同じ』を突破口にするしかない。
やみくもに埋めても混乱する。2番目にDだから初めの数の変数がここで消える。
手前にBやCを入れると、xの形が変わってしまって消せなくなる。
(4)方程式。
文字式を間違えないようにしたい。手順ごとに1個ずつ確実に変形していく。
大問4
(3)問われる点が微妙にズレるので注意!
『QはPより早くB駅に着いた』ではない。
(4)問題文のグラフには右側にスペースがある。
Rのグラフを正確に付け足す。切片の数が大きいので計算に気を付けよう。
中学受験のやり方だと処理が簡便になる。
大問5
(1)二等辺の底角36°を出してもいい。
(3)有名三角形探し。どこまでゴリゴリ探し当てられるか。
平行線→錯角の活用を試みる。AP:PCはAQ:QDで使う。
直径ACを斜辺とする直角三角形に狙いを定める。
大問6
(2)直方体の対角線の式から、一気に高さを求めてもいい。
福岡の空間は立体の斜め線をよく出してくる。
(3)ラス問は方針が立てやすくなった。
Kの位置が決まってからLが定まるので、先にKを特定する。
MCの長さを求め、MK:KCがわかればもう一歩。
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