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2025年度 沖縄県公立高校入試問題過去問【数学】解説

問題PDF

大問1(計算)

(1)
4-11
=-7

(2)
(-10)÷2/5
=-25

(3)
(-2.3)+4.1
=1.8

(4)
3√6÷√2
=3√3

(5)
3a×(-2b)2
=3a×4b2
=12ab2

(6)
-(5x-y)+2(x+2y)
=-5x+y+2x+4y
=-3x+5y

大問2(小問集合)

(1)
5x-2=3x+4
2x=6
x=3

(2)
3x+2y=-2 …①
x-y=6 …②
①+②×2をすると、5x=10
x=2
②に代入、2-y=6
y=-4
x=2、y=-4

(3)
(x-2y)(x+2y)
=x2-4y2

(4)
3ax2-2ax ←共通因数ax
=ax(3x-2)

(5)
3x2-5x+1=0
解の公式より、x=(5±√13)/6

(6)
√2=1.41421356…(一夜一夜に人見ごろ)
3/2=1.5
√2<3/2

(7)

同位角で40°を上に移す。
赤線で外角定理→x=40+23=63°

(8)
【4、4、5、7、8、9】
6人の中央値は3番目と4番目の平均→6m

(9)
標本200個のなかで、不良品の割合が0.03と推定された。
母集団8000個の不良品の割合も0.03と推定する。
8000×3/100=240個

大問3(データの活用)

(1)

2018年度の第3四分位数(Q3)は60万人。
@@
コロナ禍の影響が長引いて2022年度は国内観光客数が少ない。

(2)
ア:四分位範囲=Q3-Q1。箱が長いのは2018年より2017年。×
イ:平均値を×印などで示す箱ひげ図もあるが、本問にはない。×
ウ:12ヶ月のQ1は下から3番目と4番目の平均。
 2018年のQ1は52万超、2022年のQ1は52万未満。52万以下の月は2018年の方が
多いとは限らない。×
(52万以下は2018年が多くて3ヶ月、2022年は少なくとも3ヶ月

エ:2023年の中央値(Q2)が60万なので、上位6ヶ月は60万以上。〇

(3)

最小値からエ×
最大値からア×
イのQ1は52~54万なので×
単位が万人なのでウの3番目は57万、4番目が58万でQ1は57.5万人。


大問4(確率)

(1)
3を出す。
1/6

(2)
1か5を出す。
2/6=1/3

(3)
Bに止まる出目の和で場合分け。
●1→×
●5→(1、4)(2、3)と逆
●9→(3、6)(4、5)と逆
計8通り。全体は6×6=36通りだから、確率は8/36=2/9

大問5(規則)

(1)

+90していく。
イス4脚のときは330

(2)
傾きは90。
切片はx=1から左に-90。60-90=-30
y=90x-30

(3)
最初の60cmを引くと、3180-60=3120cm
残りは(a+50)cm×39脚。
3120÷39=80cm
a+50=80
a=30

大問6(作図)


円周上の4点A、B、C、Dは円の中心から等距離(半径)にある。
垂直二等分線は2点から等距離にある点の集合
弦ABと弦CD、それぞれの垂直二等分線の交点が円の中心Pである。

大問7(関数)

(1)
y=x2にx=-2を代入。
y=4

(2)
y=x2にx=4を代入→B(4、16)
A(-2、4)→B(4、16)
右に6、上に12だから、傾きは12/6=2
切片はAから右に2、上に4移動して、4+4=8
y=2x+8

(3)

△ABCは幅6、高さ6だから、6×6÷2=18cm2

(4)

Cを通るABに平行な直線とx軸との交点がP。
等積変形で△ABC=△ABP
PCの傾きは2。
C(0、2)から下に2、左に1移動してP(-1、0)

y軸上に△ABC=△ABDとなるようなDをとる。
2つの三角形は底辺ABが共通。
高さ6から(0、8)から上に6移動してD(0、14)
Dを通るABに平行な直線とx軸との交点がもう1つのP’となる。
傾き2より、Dから下に14、左に7移動してP’(-7、0)
P(-1、0)(-7、0)


大問8(平面図形)

(1)
半円の弧に対する円周角より、∠ADF=90°
△ADFで三平方→DF=3cm

(2)
△ADF∽△CEFの証明。

AD//ECの錯角で、∠DAF=∠ECF
対頂角で、∠AFD=∠CFE
2角相等で∽

(3)

半円の弧に対する円周角→∠ACB=90°
×=90°で角度を調査。
1辺と両端角が等しく、△ADF≡△BEC
CE=3cm

前問の∽より、AD:DF=CE:EF=②:①
EF=3÷2=1.5cm
△ABDの面積は、6×(3+1.5+6)÷2=31.5cm2

大問9(空間図形)

(1)
3=512cm3

(2)①

PとQは上図のルートをたどる。
距離は8×4=32cm
1秒間に5+3=8cm近づくから、32÷8=4秒後



4秒後のQの移動距離は3×4=12cm
Cから12cm移動すると、RはFGの中点である。
三角錐B―EFRの体積は、8×4÷2×8÷3=128/3cm3



△BFR≡△EFR(2辺とあいだの角)からRB=RE
△RBEは二等辺三角形
BF:RF=8:4=②:①
△BFRの辺の比で三平方→BR=〇√5=4√5cm
△BEFは直角二等辺→1:1:√2よりBE=8√2cm

RからBEに垂線をひくと、交点のIはBEの中点にある。
RB:BI=4√5:4√2=〇√5:〇√2
△RBIの辺の比で三平方→RS=〇√3=4√3cm
△BREの面積は、8√2×4√3÷2=16√6cm2
求める高さは、128/3×3÷16√6=4√6/3cm

大問10(方程式)

(1)

図2を埋める。
4段目…1、5、9、7、2

(2)

3段目は上図の通り。
ア…2a+b、イ…a+2b

(3)
1段目の数の和はa+b
4段目の数の和は、a+(3a+b)+(3a+3b)+(a+3b)+b
=8a+8b=8(a+b)
よって、4段目の数の和は、1段目の数の和の8倍となる。

(4)

すべての段の合計は、(a+b)+2(a+b)+4(a+b)+8(a+b)=15(a+b)
15(18+32)=750


●講評●
大問1
配点6点(満点60点)
大問2
ここも完全解答を狙いたい。
(6)√2が無理数なので、小数に統一する。
(9)標本の200個はなくても解ける。母集団の0.03が不良品。
大問3
判断しやすい選択肢であった。
大問4
ここも取りやすい。
大問が10個もあるので、高得点を狙うには迅速に処理してバテないようにしたい。
大問5
(2)切片はx=0だから、x=1から左に1個。
(3)最初の1脚を除いて、残りの39脚で割る。
大問6
ADやACの垂直二等分線の交点でも中心Pを作図できるが、弦の利用が条件になっている。
大問7
(3)Cが原点でないことを除いて典型題。
(4)よくある等積変形。ABより上側にDがある。
大問8
(3)AD=BE=6cmから合同を疑いたい。
辺の比1:2をうまく使う。
大問9
(2)①P・Qのルートが同じ→一直線の道で互いに近づくのと同じ。
ここをミスると次も落としてしまう。
②4秒後の場所がR。
③方針は立てやすい。△RBEが二等辺なので高さが出しやすい。
辺の比で三平方をすると時間が短縮できるので覚えておきたい。
大問10
(3)同様の設問がつづく。記述は説明文をまねればいい。
(4)前問利用。1~4段目の合計をa、bで示す。

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