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下の図1で、△ABCは鋭角三角形である。
辺ABの中点をDとし、頂点Cと点Dを結ぶ。
点Eは、線分CD上にある点で、頂点Cと点Dのいずれにも一致しない。
頂点Aと点Eを結ぶ。次の各問に答えよ。
〔問1〕
下の図2は、図1において、頂点Bと点Eを結び、AD=DEの場合を表している。
∠AEBの大きさは何度か。
〔問2〕
下の図3のおうぎ形BACは、図1において、△ABCが正三角形のとき、
辺ABを、頂点Bを中心として、時計回りに60°回転移動させてできたおうぎ形である。
AB=4cm、点Eが辺CDの中点のとき、斜線で示された図形の面積は何cm2か。
〔問3〕
下の図4は、図1において、AC>BC、AE=BCの場合を表している。
∠BCDと等しい角を次の①、②、③のうちから1つ選び、選んだ角が∠BCDと等しいことを証明せよ。
①∠ACE ②∠AED ③∠CBD
@解説@
〔問1〕
AD=DE=DB
A・E・BはDから等距離にある→これらを半径とした円をつくる。
直径ABに対する円周角より、∠AEB=90°
〔問2〕
△DBCの辺の比は1:2:√3→CD=2√3cm
ED=2√3÷2=√3cm
【扇形ABC-△ADE-△DBC】
=4×4×π×1/6-2×√3÷2-2×2√3÷2
=8/3π-3√3cm2
〔問3〕
中学受験っぽい問題です。
△AEDと△BCDは同じ形(相似)ではなさそう…。
AE=BCを活用すべく、△ADEをDを中心に回転させると、
右側に二等辺三角形が見える。
下の点をFとすると、BC=BFから△BCFは二等辺。
△ADE≡△BDFの対応する角につなげて、∠BCD=∠BFD=∠AED(②)
Fの位置を決めたい。
もし、△ADE≡△BDFならば対応する角が等しいので、
∠EAD=∠FBD(×)
錯角が等しいから、AE//FBがいえる。
証明の手順は、
Bを通るAEに平行な線をひき、CDの延長との交点をFとする。
対頂角の∠ADE=∠BDF、AE//FBの錯角で∠EAD=∠FBD
仮定のAD=BDから、1辺と両端角が等しいので△ADE≡△BDF
AE=BF=CBとなり、△BCFは二等辺三角形。
二等辺の底角と合同の対応する角で、∠BCD=∠AEDが導ける。
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公式解答を貼り付けておきます。
公式ではAE側で二等辺AFEを作っています。
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