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2024年度 岡山朝日高校過去問【数学】大問5解説

問題PDF
4点O、A、B、Cを頂点とする四面体の3つの面△ABC、△OAB、△OBCは、

次の図のようにAB=BC=CA=3、OA=4、∠OAB=90°、OB=OCである。

*以下のパーセントは正答率です。
(1)①…94.4%、②…73.6%
OB=( ① )であり、△ABCの面積は( ② )である。

(2)34.2%(部分点19.2%)
△OAB≡△OACを証明しなさい。

(3)①…31.9%、②…10.0%、③…0.0%
∠BOCの二等分線と辺BCとの交点をDとする。
このとき、4点O、A、B、Dを頂点とする四面体の体積は( ① )である。
また、線分ODの中点をMとするとき、AM=( ② )であり、
△OAMを直線AMを軸として1回転させてできる立体の体積は( ③ )である。


@解説@
(1)①

組み立てると三角錐になる。
△OABは辺の比が3:4:5の直角三角形→OB=5

 ②
△ABCは1辺3の正三角形→面積は
9√3/4

(2)
AB=AC=3
OB=OC=5
共通辺OA
3辺が等しいので、△OAB≡△OAC

(3)①

△OBCは二等辺→∠BOCの二等分線上にあるDは底辺BCの中点
底面の△ABDは△ABCの半分。
三角錐O―ABDの体積は、9√3/4÷2×4÷3=3√3/2


AMを斜辺とする直角三角形をつくる。
Mの真下をNとする。
OM=MDより、MN=4÷2=2
AN=3√3/2÷2=3√3/4
△AMNで三平方→AM=√91/4


正解者がいなかった模様。
45分試験のラス問では処理が厳しかったか。

このような回転体になる。
AMの長さは判明しているので、回転体の半径がわかればいい。

回転体の半径をOHとすると、OHは△OAMの高さにあたる
△OAMの面積は△OABの半分だから、4×3√3/2÷2÷2=3√3/2
OHの長さは、3√3/2×2÷√91/4=12√3/√91
したがって、回転体の体積は、(12√3/√91)2π×√91/4÷3=36√91/91π
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