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(1)
(√24-4)(5√6+10)-(√15+√5)2を計算しなさい。
(2)
xについての2次方程式x2+ax+b=0の解が-4のみになるとき、
a、bの値を求めなさい。
(3)
a=7/10、b=-7/15のとき、4a2+9b2の値を求めなさい。
(4)
関数y=1/3x2について、xの値が2tから4tまで増加するときの変化の割合は6である。
このとき、tの値を求めなさい。
(5)
の値が有理数となる自然数nのうち、最小の値を求めなさい。
(6)
下図のように、平行四辺形ABCDの辺AB、BC、CD、DA上に、
AE:EB=BF:FC=CG:GD=DH:HA=1:2となる4点E、F、G、Hを
それぞれとり、線分EGと線分FHとの交点をIとする。
このとき、△EHIの面積と平行四辺形ABCDの面積の比を求めなさい。
@解説@
(1)
(√24-4)(5√6+10)-(√15+√5)2 ←後半は√52でくくる
=(2√6-4)(5√6+10)-(√5)2(√3+1)2 ←前半もくくってみると‥
=2(√6-2)5(√6+2)-5(√3+1)2
=10(6-4)-5(4+2√3)
=20-20-10√3
=-10√3
(2)
『解が-4のみ』の2次方程式
→(x+4)2=0
x2+8x+16=0
x2+ax+b=0と係数を比較して、a=8、b=16
(3)
4a2+9b2 ←いずれも平方数
=(2a)2+(3b)2
=(2×7/10)2+{3×(-7/15)}2
=(7/5)2+(-7/5)2
=49/25+49/25
=98/25
(4)
y=ax2においてxの値がp→qに変化するときの変化の割合はa(p+q)
1/3(2t+4t)=6
t=3
(5)
有理数…整数の分数で表せる数。
根号をとるにはnが〔2×平方数〕→最小数だから2×12=2
さらに分母を払うために素因数3が必要。
n=2×3=6
(6)
平行四辺形の対辺の長さは等しい。
数字の並びを見ると、点対称である。
EF・FG・GHに補助線。
平行四辺形の対角は等しい。
∠EAH=∠GCF、AE=CG、AH=CF
2辺とあいだの角が等しく、△AEH≡△CGF
対応する辺より、EH=GF
同様に、△BEF≡△DGH→EF=GH
四角形EFGHは2組の対辺が等しいから平行四辺形である。
隣辺比より、△AEH=△CGF=1×2=2
∠EAH+∠EBF=180°→あいだの角の和が180°の場合も同じ隣辺比が使える。
△BEF=△DGH=2×1=2
平行四辺形ABCD=3×3×2=18だから、
平行四辺形EFGH=18-2×4=10
平行四辺形は対角線で4等分されるので、△EHI=10÷4=2.5
△EHI:平行四辺形ABCD=2.5:18=5:36
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