平均66.9点(前年比;+4.1点)
問題はコチラ→PDFファイル
*必ずしも逐語訳ではありません。
大問1(リスニング)-73.6%
〔問題A〕1回目の放送のあとに5秒、2回目は10秒の解答時間がある。
<対話文1> イ 94.4%
トム:サトミは犬が好きって聞いたけど。
サトミ:そうよ、トム。犬を1匹飼ってるわ。あなたは?
トム:2匹飼ってるよ。犬たちのおかげで毎日幸せだよ。
サトミ:私の犬もよ。友達のリナも犬を飼ってる。3匹だったかな。
トム:おぉ、マジ?
サトミ:うん。考えがあるんだけど、今週の日曜に犬たちとお散歩しましょうよ。午後4時はどう?
トム:OK。リナにも聞いてみよう。次の日曜が待ち遠しいよ。
問題―トムは何匹の犬を飼っているか?
*『make O C』=OをCの状態にする。
「They make me happy every day.」→彼ら(犬たち)は私を毎日幸せにしてくれる。
『take a walk』=散歩する≒go for a walk
<対話文2> ウ 93.6%
ジョン:僕たちのおじいちゃんがもうすぐくるよ。メアリー、彼にスパゲッティを作らない?
メアリ-:良い考えね、ジョン。
ジョン:良かった。このトマトと玉ねぎを使えるよ。何か買うものあるかな?
メアリー:野菜はたくさんあるわ。あ、チーズがない。
ジョン:OK。スーパーでチーズを買おう。
メアリー:そうしましょう。
ジョン:飲み物も買うべきかな?
メアリー:昨日、ジュース買ったから、飲み物は買わなくていいわ。
問題―ジョンとメアリーはスーパーで何を買うか?
*『something to drink』=飲み物
『something to eat』=食べ物
『don’t have to~』=~する必要がない、~しなくていい
<対話文3> エ 74.8%
ジェーン:ねぇ、ボブ。今度の週末は何するつもりなの?
ボブ:やぁ、ジェーン。日曜の午後にスタジアムにいって学校の野球の試合を観るよ。
ジェーン:え、本当?私も友達とみにいくよ。一緒にスタジアムに行かない?
ボブ:もちろん。モミジ駅で会おう。いつにする?
ジェーン:試合は午後2時に始まるから、1時半に駅で会いましょう。
ボブ:うーん、その前に駅の近くでランチしない?
ジェーン:良いわね。12時はどう?
ボブ:早すぎるよ。
ジェーン:わかった。1時に駅で会いましょう。
ボブ:うん、そうしよう。
問題―いつ、ジェーンとボブはモミジ駅で会うか?
『Why don’t we~?』=(一緒に)~しませんか?
〔問題B〕問1が5秒、問2が15秒の解答時間。
みなさん、おはようございます。ようこそ、東京中央動物園へ。特別なお知らせがあります。1匹の新しいウサギが生まれました。生後2ヵ月です。以前は別の部屋にいましたが、1週間前に移しました。今はウサギ小屋で他のウサギたちと一緒に見られますよ。午前11時からです。1歳を超えるウサギたちがいて、彼らは野菜を食べますが新しいウサギは食べません。
私たちの動物園では、年長のウサギには皆、名前があります。しかし、新しいウサギにはありません。あなたたちに名前をつけて欲しいのです。良い名前が浮かんだら、案内所で紙をもらって、それに名前を書いてください。そして、そこのポストに紙を入れてください。ありがとう。
<問題1>ア 77.1%
問題―新しいウサギはいくつか?
*年齢を尋ねるHow old~?
『months』→音は”マンツ”
<問題2>To give it a name. 28.2%!
問題―新しいウサギのために動物園が人々にしてほしいことは何か?
*『want 人 to~』=人に~してほしい
「We want you to give it a name.」→新しいウサギに名前をつけてほしい。
to以下を抜き出せばいい。
『think of~』=~のことを考える、(案を)~を思いつく
@give itの発音@
英語は前後でつなげられる音はつなげて発音する。giveのVとitのIの音がつながってVI(ヴィ)
さらに、最後のtの音は脱落してトッと言いません。
『give it』は<ギブイット>ではなく、<ギヴィッ>
同じ理屈で『take it』→テイキッ『make it』→メイキッ
サボが通っていた中高の英語の先生はギブイット連呼してましたけどね(°ㅂ°҂)
フォニックスは早めに習っておきましょう。
大問2(短文読解・自由英作文)-54.6%
ユウタ:君の両親は7月29日に来日するの?
オリバ:うん。午前11時に空港の第2ターミナルに到着するよ。
ユウタ:わかった。空港で君の両親に会ったら、昼食をしてバスに乗って家に帰ろう。
オリバ:そうだね。2台のバスから1つ選べるんだね。
ユウタ:そうそう。どれに乗ろうか?
オリバ:両親が早く家に着く方が良いよ。君はどう思う?
ユウタ:うーん、早い方を選んだら、バスを降りて電車に乗らなくちゃ。荷物がたくさんある人にはキツイね。
オリバ:両親は重い荷物を持ってくるから、早い方じゃなくていいね。
ユウタ:わかった。(A)イチョウ駅までバスに乗ろう。移動に時間はかかるけど、そっちの方が良いと思う。
オリバ:了解。ランチはどうする?空港にたくさんレストランがあるよ。
ユウタ:そうだね。両親はどんな料理が好きなの?
オリバ:2人ともラーメンが好きだよ。両親が到着するターミナルでラーメンを食べよう。
ユウタ:OK。(B)ラーメンレストランBにいこう。
(1)ウ 64.7%
*A:ルートは2つしかない。電車に乗らない→バスで100分かけてイチョウ駅まで行く。
B:両親はターミナル2に到着する。
『get off』=(電車やバスから)降りる
@乗り物の前置詞@
車から降りる→『get out of the car』
車に乗る→『get in the car』
車内は立って移動することができないほど小さな空間なので、その空間にin(入る)イメージ。
電車、バス、船、飛行機など大きな乗り物は接触のonを用いる。
バイクのように空間が仕切られておらず、またいで乗る乗り物もon。
e.g.)in the helicopter、on the train、on the horse
父:歌舞伎劇場にはどうやって行くのかな?
ユウタ:この地図を見てください。この駅から歌舞伎劇場までは歩いていけます。
母:わかりました。歌舞伎を観る前に買い物する時間はあるかしら?
日本のものを買いたいわ。
ユウタ:はい。カエデデパートに行きましょう。
オリバ:そこにはどうやって行くの?
ユウタ:ヒノデ通りを進むと、左手に(A)アヤメ花屋があります。
そして、その角を右に曲がれば、市の図書館の隣にデパートがあります。
オリバ:わかったよ。
ユウタ:買い物のあとは、スモモフルーツ店までカエデ通りを歩きます。
それは(B)右手にあります。その角を右に曲がると。正面に歌舞伎劇場があります。とても綺麗です。
母:ありがとう、ユウタ。
父:OK、行こう。
(2)ア 47.3%
『on one’s right』=右側(onは接触の前置詞。右に接している)
『in front of~』=~の正面
『go along the street』は通りをまっすぐ進む。until~をつけると、~まで進む。
花屋が左側にあるまでヒノデ通りを進む≒ヒノデ通りを進むと左側に花屋がある。
ユウタへ。
日本に滞在していた間、たくさん助けてくれてありがとう。素晴らしい時間だったよ。日本で最後にみた歌舞伎は最高の思い出の1つだよ。僕は日本の伝統文化をあまり知らないんだけど、演技がとても迫力あったね。心が動かされたよ。ぜひ、また歌舞伎をみたい。
国に帰ったあと、両親はインターネットで英語の歌舞伎をみて楽しんだよ。日本の歌舞伎を観たら僕は演劇に興味を持って、学校の演劇部に入りたくなった。もし、入部したら、歌や踊りをたくさん練習して舞台で演じたい。
来月、僕の両親が劇場で歌舞伎をみる予定です。僕は一緒に行くことができないけど、いつかまた日本で歌舞伎を見たいね。
最近、感動したことはありますか?もしあったら教えてください。君からの便りを楽しみに待っています。
(3)①エ 58.2%
ア:オリバーはオーストラリアに帰国したあと、両親と劇場で歌舞伎を観た。
イ:オリバーは歌舞伎を観たとき、日本の伝統文化について詳しかった。
ウ:オリバーは日本にくる前に歌や踊りの練習をした。
エ:オリバーは歌舞伎を観たあと、学校の演劇部に入りたかった。
② 48.3%
こんにちは、オリバー。
メールありがとう。楽しんで読んだよ。君が日本にいたあいだ、いろんな場所を訪れたよね。君の両親と歌舞伎を観たのは素晴らしい時間だった。一緒にいた時間は特別な思い出だよ。
また日本で歌舞伎を観たいと聞けて嬉しいよ。僕が最近、感動したことについて教えるね。
( )
また会えるのを楽しみにしています。
解答例:When I watched the Paris Olympics on TV the other day, Abe Hifumi was in the judo finals.
His sister cried after losing her match, but he managed to win the gold medal.
Her feelings made him even stronger.
『先日、テレビでパリオリンピックをみたら、柔道の決勝戦で阿部一二三がいたんだ。
彼の妹は試合で負けて泣いてしまったけど、彼はなんとか金メダルを手にした。
彼女の思いが彼をとても強くさせたんだ』
*感動したエピソードを三文で記述する。ネタ探しが大変…。
日常的のささいな出来事でOK。
『the other day』=先日
『manage to~』=なんとか~する
『win a medal』=メダルを獲得する
比較級の前にmuch,even,still,far,a lotなどを挿入すると比較級を強める。
@感動を表す動詞@
『move』=感動させる(心を動かす)
『touch』=触れる、感動させる(琴線に触れる)
『impress』=印象づける、感動させる
感動した→『I was moved.』と受け身にする。
大問3(対話文)-67.2%
リョウタとマキ、ヒロは、東京の中学生。エマはアメリカ出身の中学生。
彼らは放課後、教室で話している。
リョウタ:マキは図書委員会の委員なんだよね?最近、多くの生徒たちが図書室に行ってるよ。
図書委員が何か特別なことをしたの?
マキ:うん。毎週、図書室の前にある棚の本を入れ替えているの。
前は月に1回だったけど。今は多くの生徒が本を見にくるよ。とても嬉しい。
エマ:(1)それは良いね。
マキ:実は普段、図書室にこない生徒たちのアイデアなんだ。彼らから面白いことを学んだの。
ヒロ:詳しく聞かせて。
マキ:彼らが図書室を通りかかったとき、棚の本を見て、ときどき本を手に取ったの。
リョウタ:彼らは図書室に入ったの?
マキ:うん。興味のある本があったら来てたよ。
私たちが棚の本をよく替えたら、より多くの生徒が図書館に来たんだ。
ヒロ:素晴らしいね。僕も放送委員会の委員として何かしたいな。お昼の校内放送を変えたい。
マキ:たまには新しいことにチャレンジするのも良いね。
エマ:そうだね。私が体験したことを話してもいい?
ヒロ:もちろん。
エマ:日本にくる前、初めて日本語を勉強したんだけど、
日本の学校に通い始めたら、日本語を話すのが難しかったんだ。
リョウタ:(2)苦労したんだね。知らなかった。
エマ:そのとき、どうしても日本語で言いたいことを言えなかった。だけど、もう大丈夫。
ヒロ:どうやって問題を解決したの?
エマ:一人で解決したんじゃないんだ。
ある日、英語クラブの部員の1人が私に英語の質問をしてきて、
それから、私が英語を教えるために英語クラブに行くことになったの。
マキ:部員たちにはためになるね。
エマ:そうだといいな。そこで自分の問題について話したんだ。
部員の1人が「私たちに英語を教えてくれる君は優しいね。
もし君が日本語を話したいなら、私に話しかけてください」と言った。
ヒロ:素晴らしいね。
エマ:英語クラブでは、部員たちと私がお互いに教えられるんだ。
マキ:(3)それは良いね。
エマ:私は日本語をもっと理解できるし、今は素晴らしい友人がたくさんいるわ。
マキ:素晴らしい。誰かに自分の問題を話すことが重要なんだね。
リョウタ:そうだね。僕も社会の授業でプレゼンをしたときに似たような気持ちになったよ。
マキ:覚えてる。リョウタが訪れたい国についてのプレゼンだったよね。
リョウタ:うん。プレゼンの練習をしていたとき、持っていたすべての資料を使ったら、
プレゼンが長くなっちゃった。
ヒロ:それでどうしたの?
リョウタ:クラスの前でやる前に、友達にプレゼンを見せたんだ。
(4)彼らが良いアドバイスをくれた。
マキ:何ていったの?
リョウタ:まず、プレゼンの最も重要なポイントは何なのかを聞いてきた。
ヒロ:彼らのアドバイスは何だい?
リョウタ:そのポイントに焦点を当てるべきだと言った。
重要なことだけに絞ったら、プレゼンがより良くなったんだ。
ヒロ:さまざまな意見を聞くことは大事だね。それに、他の人が助けてくれることもあるし。
エマ:放送委員としてあなたも何かできると思う?
ヒロ:毎日、お昼の校内放送をしているけど、それの生徒たちの感想を知りたいな。
そのあとで新しいことをやりたい。それを生徒たちに話す機会が欲しい。
マキ:良い考えね。
ヒロ:最初は僕の友達に話すよ。新しいアイデアをくれるかもしれない。
リョウタ:(5)そうしてくれるといいね。
ヒロ:このことについて君たちに話せて嬉しいよ。
(1)ア 71.0%
ア:多くの生徒たちが、図書室の前にある棚の本を見にくる。
イ:図書委員は月に1度、図書室の前にある棚の本を変える。
ウ:普段、図書室にいかない生徒たちには面白いアイデアがあった。
エ:生徒たちは特別なことをするために図書室に行く。
*直前。
本棚の品替えを月に1度から毎週に増やしたら、多くの生徒が本を見にくるようになった。
(2)ウ 76.9%
ア:英語クラブの部員はエマに質問ができなかった。
イ:エマは日本にくる前に初めて日本語を勉強した。
ウ:エマが日本の学校に通い始めたとき、日本語を話すのが難しかった。
エ:リョウタは、エマが日本にきたときに彼女が日本語で言いたかったことをわからなかった。
*『a hard time』→エマの苦労・困難は直前に書かれてある。
『for the first time』=初めて
(3)イ 83.9%
ア:英語クラブの部員の1人がエマは優しいと言った。
イ:英語クラブの部員とエマは、お互いに教えることができる。
ウ:エマは、英語クラブの部員が彼らの問題について自分と話せるようになりたかった。
エ:リョウタとマキは英語クラブについて似たような気持ちを抱いている。
*直前。
『each other』=互いに
(4)イ 61.6%
リョウタの友達は〔 〕と言った。
ア:リョウタはときどき他の人を助けるべきだ
イ:リョウタはプレゼンの最も重要なポイントに焦点をあてるべきだ
ウ:リョウタはクラスの前でする前に、他の人にプレゼンを見せるべきだ
エ:リョウタはプレゼンを長くするために、持っているすべての資料を使うべきだ
*次のリョウタのセリフ。
彼らは私に「what the most important point of the presentation was」
=プレゼンの最も重要な点は何か(関係代名詞what)を尋ねた。
その次のセリフ「I should focus on that point」=その点にフォーカスすべきだ。
『focus on~』=~に焦点を合わせる、重点をおく
ここでのinformationは発表の内容(データや資料など)をさす。
(5)エ 70.3%
ア:ヒロと友人はお昼の校内放送をする機会がある。
イ:放送委員の気持ちを理解する生徒がいる。
ウ:放送委員は毎日、お昼の校内放送をする。
エ:ヒロの友人はヒロにお昼の校内放送について新しいアイデアを出す。
*直前。彼らは僕に新しいアイデアをくれるかもしれない。
アイデアの内容はその前に書かれてある。お昼の校内放送についての生徒の感想を知ったうえで、
新しい何かをしたい(まだ具体的に決まっていない)→まずは友達に話してアドバイスをもらう。
(6)ア 69.3%
ときには他者から物事の異なる見方を学ぶことは重要であると彼は知った。
*different…異なる、exciting…わくわくする、famous…有名な、similar…似ている
最後の方のヒロのセリフ。
「It’s important to hear different points of view.」≒to learn different ways of looking at things
異なる見方(視点)を聞く≒物事の異なる見方を学ぶ
(7)ウ 37.5%
今日は友達のリョウタ、マキ、ヒロと新しいアイデアの入手ついて話しました。マキはたくさんの生徒たちが図書室にきて喜んでいました。そして、いつも図書室には行かない生徒が彼女を(A)助けました。私は1つの体験談を友人に話しました。私が日本語を話すときに、ある問題がありました。英語クラブの部員の1人が私の問題をわかってくれました。私たちはその問題を解決しました。リョウタの友人も彼を(A)助けました。彼らはリョウタがクラスの前でプレゼンをする(B)前に良いアドバイスを彼にしたのです。彼のプレゼンは良くなりました。自分の問題を他の人に話すことは重要だと思います。ときおり、良いアドバイスをくれます。ヒロはお昼の校内放送を変えたいと思っていました。彼は何か新しいことをする(B)前に生徒たちの感想を知りたかったです。彼が他の人から良いアイデアをもらえることを願います。
大問4(長文読解)-56.9%
ユミは日本の高校2年生です。彼女は英語が得意で、海外に行くことに興味がありました。英語でどれほどコミュニケーションをとれるか知りたかったのです。3月のある日、夏休みの2週間にニュージーランドで行われるホームステイの情報をインターネットで見つけました。ユミは気になり、兄のマサオにそのことを話しました。彼女は兄がカナダで経験したホームステイについて聞きました。マサオは「英語を話せて、多くの友達ができて楽しかったよ。ユミもニュージーランドのホームステイでそうすべきだよ」と言いました。彼女はホームステイ中に高校に通うことを楽しみにしていました。日本のものについて人々に紹介したいと思っていました。
8月上旬のある水曜日、ユミはニュージーランドに到着して、ホストファミリーのリリィとジャックに会いました。ユミとリリィは同い年で、ジャックは6歳でした。ユミは彼女たちといろんなことを話しました。すぐに良き友人になりました。
土曜日にユミとリリィはリリィの家の近くにある牧場に行きました。リリィはよく牛や羊の世話をしていました。ユミは彼女の手伝いをあまりよくできませんでしたが、楽しんでやりました。リリィが彼女に言いました。「私はこの牛や羊たちの世話をするために牧場の手伝いをしているの。農家になりたいんだ。私の牧場のミルクで作られたアイスクリームをみんなに食べてほしい」そして、リリィがユミに尋ねました。「あなたは将来、何をしたいの?」ユミは何も答えられませんでした。はっきりした将来の計画がなかったのです。彼女は少し恥ずかしくなりました。
日曜日、ユミはジャックと遊びました。彼女はジャックに紙風船や鶴といった折り紙を折りました。ジャックは紙風船を投げて楽しみ、ユミに言いました。「ラグビーボールとか他の物も作ってよ。僕はラグビーをするのが好き」ユミが言いました。「その折り方を調べましょう」彼女は折り紙のサイトを見つけました。頑張ってラグビーボールを折りました。ジャックは最初は作れませんでしたが、ユミの助けによりラグビーボールを折れました。彼は言いました。「とてもありがとう!」ユミは折り紙がジャックにとって日本を学ぶきっかけになるだろうと思いました。
火曜日にユミは学校でクラスの皆に、日本で8月に行われる行事を紹介する機会がありました。夏祭りについて話し、花火や食べ物の屋台のビデオを見せました。ビデオに映る人々はいろんな種類の食べ物を食べていました。お好み焼きに興味を持った生徒がユミに質問しました。「これは小麦粉と卵、キャベツで作ります。好きなものを中に入れることができますよ」と彼女は言いました。放課後、クラスメイトのケイトが週末に開かれるパーティにユミとリリィを招待しました。ケイトは家族とお好み焼きを作りたかったのです。彼女は近所の人たちを招いて、ユミに助けを求めました。
4日後、パーティが開催されました。人々はユミの助けを借りてお好み焼き作りを楽しみました。様々な種類のお好み焼きが作られて、ユミは嬉しかったです。招待された近所の方の1人がベーコンとピーマンをお好み焼きに入れました。リリィは言いました。「お好み焼きは良いアイデアね。作るのも難しくないし」ケイトが言いました。「ユミ、ありがとう。あなたは素晴らしい先生ね」彼女たちの笑顔を見て、ユミは嬉しかったです。パーティはステイ先で最も素晴らしい思い出の1つになると感じました。
翌日はニュージーランドでの最後の滞在日でした。ユミはリリィとジャックに言いました。「自分の国をもっと知って、海外の人たちに日本のことを伝えたいわ」リリィは言いました。「いつか、あなたならできるわ」
ユミはニュージーランドから帰宅して、マサオに言いました。「ニュージーランドでのホームステイは素晴らしい体験だったわ。また行きたい。英語をもっと学んで、日本のことを詳しく知りたい」それを聞いたマサオは嬉しくなり、ユミは笑いました。
(1)エ 67.2%
マサオはユミに〔 〕と言った。
ア:ニュージーランドのプログラムで高校に通うべきだ
イ:ニュージーランドのプログラムで日本のものを紹介すべきだ
ウ:ニュージーランドのプログラムで高校に関する情報を探すべきだ
エ:ニュージーランドのプログラムで英語を話したり、多くの友達を作ったりして楽しむべきだ
*直前。
兄のマサオがカナダ留学でしたことを、ユミもすべきだと言った。
(2)エ→イ→ア→ウ 48.1%
エ:ユミは海外に行くことに興味があり、英語でどのくらいコミュニケーションをとれるか知りたかった。
イ:ユミはリリィとジャックと多くのことを話し、良い友達になった。
ア:ユミはパーティにいる人々がいろんな種類のお好み焼きを作って嬉しかった。
ウ:リリィは将来、ユミが日本について海外の人々に教えることができると言った。
(3)①ア 64.4%
リリィがユミに将来について聞いたとき、〔 〕。
ア:ユミは明確な計画がないため、答えられなかった。
イ:ユミは自分の牧場のミルクで作られたアイスクリームを人々に食べて欲しいと言った。
ウ:ユミは牛や羊の世話ができないため、少し恥ずかしかった。
エ:ユミはニュージーランドで農家になりたいと言った。
*embarrassedがあった文の手前。
『want 人 to~』=人に~してほしい
『take care of~』=~の世話/対処をする
②エ 52.7%
日曜日にジャックがユミにラグビーボールの折り紙を作ってほしいと頼んだとき、〔 〕。
ア:彼女はそれを作ろうとして、それを投げて楽しんだ。
イ:彼女はそれを作ることが日本を学ぶ良い機会になると思った。
ウ:彼女は紙風船や鶴といった他の物を作ることができると言った。
エ:彼女は折り紙のサイトを見つけて、それを作った。
*On Sundayから始まる段落。代名詞oneは、an origami rugby ballを指す。
『ask 人 to~』=人に~を頼む
③イ 45.6%
火曜日にユミが学校で日本の8月の行事について話したあと、〔 〕。
ア:ユミは折り紙のビデオをクラスメイトに見せた
イ:ケイトはユミにパーティでお好み焼きを作る助けをしてほしいと頼んだ
ウ:ケイトはリリィがお好み焼きを作るのを手伝うためにパーティに招かれた
エ:ビデオの花火に興味を持ったクラスメイトがいた
*On Tuesdayから始まる段落。
(4)①ウ 59.7%
ユミはパーティで何を感じたか?
ア:お好み焼きにベーコンとピーマンを入れるのは良いアイデアだと感じた。
イ:ケイトの家族と招かれた隣人たちは良い教師だと感じた。
ウ:ホームステイでの最も素晴らしい思い出の1つになると感じた。
エ:ニュージーランドでお好み焼きを作るのは難しいと感じた。
*パーティの段落の最後。
『put A in B』=AをBに入れる。ここではお好み焼きの具材として混ぜる。
②イ 60.5%
なぜ、ユミは自分の国についてもっと学びたかったのか?
ア:パーティで人々に話すために、もっと学びたかった。
イ:日本について海外の人々に伝えるために、もっと学びたかった。
ウ:もう1度、ニュージーランドでホームステイをするために、もっと学びたかった。
エ:もっとマサオと話すために、もっと学びたかった。
*目的のto不定詞(副詞的用法)
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