問題PDF
下の図のように長方形ABCDと正方形ABFEがある。円Oは正方形ABFEに内接している。辺AB、辺DCの中点をそれぞれL、Mとし、LMとEFの交点をNとする。円Oの周上に点Pをとり、直線LPと辺EDとの交点をQとすると、PN//QMとなった。AE=4cm、ED=2cmであるとき、次の各問に答えなさい。
(1)
∠LQMの大きさを求めなさい。
(2)
面積比△LQM:△MDQ:△QALを分数を含まない形で表しなさい。
@解説@
(1)
点の位置を図に記す。
半円の弧に対する円周角は直角→∠LPN=90°
PN//QMから同位角が等しい→∠LQM=90°
(2)
●+×=90°で角度を調べると、2角相等で△LQM∽△MDQ∽△QAL
QD=xとおくと、AQ=6-x
△MDQ:△QALより、MD:DQ=QA:AL
2:x=6-x:2
内項と外項の積で、6x-x2=4
x2-6x+4=0
解の公式を適用。xの係数が偶数なのでb=2b’が使える。
x=3±√5
ED=2cmでQは辺ED上の点だから0<x<2→x=3-√5
AQ=6-(3-√5)=3+√5
△LQMと△MDQと△QALは高さ2cmで一定なので、底辺の比がそのまま面積比になる。
△LQM:△MDQ:△QAL=LM:QD:AQ=6:3-√5:3+√5
国私立高校入試解説ページに戻る
コメント