平均48.0点(前年比;-14.2点)
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2022年度・埼玉数学(学校選択)の解説はコチラ。
大問1(小問集合)
(1) 96.7%
7x-9x
=-2x
(2) 81.8%
5×(-3)-(-2)
=-15+2
=-13
(3) 80.9%
12x2y÷3x×2y
=8xy2
(4) 76.2%
7x-2=x+1
6x=3
x=1/2
(5) 81.5%
12/√6-3√6
=2√6-3√6
=-√6
(6) 84.5%
x2-x-20
=(x+4)(x-5)
(7) 82.2%
4x-3y=10 …①
3x+2y=-1 …②
①×2+②×3をすると、17x=17
x=1
②に代入して、3+2y=-1
y=-2
x=1、y=-2
(8) 70.6%
2x2-3x-3=0
解の公式を適用して、x=(3±√33)/4
(9) 60.4%
中心角は、360-140=220°
x=220÷2=110°
(10) 50.5%
y=ax+bは右下の直線だから傾きa<0
切片bはx軸より上にあるのでb>0
反比例は比例定数が正だと第1象限と第3象限に、
負だと第2象限と第4象限に双曲線が描かれる。c<0
カ
(11) 36.6%
側面積の中心角は〔×半径/母線〕で対処。
360×3/8=135°
(12) 14.2%!
↑これが自然数になるようなnは、15×(6の約数の平方数)
6の約数は〔1・2・3・6〕なので、nは4通り。
*具体的な数値でいえば、n=15×12=15、15×22=60、
15×32=135、15×62=540の4つ。
(13) 21.1%!
△ABE∽△DCEより、AE:ED=②:③
△ABD∽△EFDで、EF=2×③/⑤=6/5cm
@余談@
受験業界では「和分の積」とよばれる形で、EF=(2×3)/(2+3)=6/5
AB=3、CD=7であれば、EF=(3×7)/(3+7)=21/10になる。
(14) 53.1%
高校から降りてきた箱ひげ図。
アイ:四分位範囲は、上位グループの真ん中である第3四分位数(Q3)から、
下位グループの真ん中である第1四分位数(Q1)をひいた値。
極端な外れ値を除外するので、その影響を受けにくい。〇
ウ:平均は×印などで示す。箱の中央にあるとは限らない。×
エ:第2四分位数は中央値。〇
ウ
(15) 40.9%
印アリが③、印ナシが⑳、全体が㉓。
22匹が③に相当するので、総数は22×㉓/③=506/3=168.6…≒169匹
(16) 4.0%!!
さすが公式解答、手際が良い(;`ω´)
体積比は相似比の3乗。
SとMの体積比と価格の比から、SよりMが割安とわかる。
M:Lは半径の相似比4:5→底面積の比16:25→体積比16:50
価格の比に照らしてMよりLが割安だから、最も割安なのはLサイズ。
連比で体積比を統一させることもできる。
1円あたりの体積比(27÷160…64÷320…200÷960)は計算が大変なので、
値段の比がS:M:L=1:2:6と整っている点に気がつきたい。
大問2(作図・関数)
(1) 36.6%
1:√2とくれば、直角二等辺三角形の辺の比。
ACを斜辺とする直角二等辺を作図するには、
Oを通るABの垂線をひけばいい。弧ABとの交点がC。
(2) 21.8%!
AからDまでの動きと、BからCまでの動きは同じ。
Cのx座標は3+3=6
y座標はDと同じ8→C(6、8)
これをy=ax2に代入すると、
8=36a
a=2/9
y=2/9x2にx=3を代入。B(3、2)
平行四辺形の底辺が6。高さは8-2=6だから6×6=36cm2
a=2/9、36cm2
大問3(確率)
(1) 49.2%
右に1、上に2だから傾きは2。
y軸方向に直線を延長すると切片は-3。
y=2x-3
(2) 31.4%!
(2、1)(3、3)(4、5)だと直線ABとかぶり、三角形ができない→3個
全体は6×6=36通りだから、三角形ができるのは36-3=33通り
ア…3、イ…33
(3) 0.7%!!!
やや難レベルのうえに説明要求付き(´Д`; )
明らかに4cm2とわかる三角形から考える。
(4、1)の点に注目する。
これを通る傾き2の平行線をひく。
このライン上にPがくると、等積変形で△ABPの面積はちょうど4cm2だから、
このラインを含む右側の点(x、y≦6)すべてが該当する。
反対側で同じことをする。(2、5)に注目。
傾き2のラインを含む左側すべての点が該当。
4cm2以上となるのは15通り、全体が33通りだから、
確率は15/33=5/11
大問4(平面図形)
(1) 13.2%!
PA=PBの証明。
円外の点Pからの接線の長さが等しいことを証明する。
△APOと△BPOに注目する。
POは共通辺、半径よりOA=OB
半径と接線は垂直に交わるので、∠PAO=∠PBO=90°
斜辺と他の1辺が等しい直角三角形ゆえ△APO≡△BPO
対応する辺は等しいから、PA=PB
(2) 0.3%!!!
半径を作図し、P・R・Qを結ぶ。
RO=RQ+QO=3+5=8cm
円Rと直線ℓの接点をDとする。
△PRD∽△POAで、相似比はRD:OA=3:5
PR=8×3/2=12cm
PD:DA=③:②
点Cをどうするか。。
内接円の問題で見たことがあると思う。
★ペアと@ペアの三角形は(1)の証明と同様の理由で合同。
DC=QC=AC
DC=②÷2=①
△PRDで三平方→PD=3√15cm
PC=3√15×④/③=4√15cm
大問1
ここだけで配点が65点もある。
(1)~(9)死守。
(10)8択もあるが、基本なので取りこぼしたくない。
(12)差が出る。√540をa√bの形にする。答えは根号の外にある6の約数の個数になる。
(13)基本の相似。視点をうまく切り替える。
(14)今後も箱ひげ図や四分位数は狙われる。
(16)やや難。まずは体積比を正確に算出する。
価格がきれいな整数比になると気づき、体積比と価格の比を比べる。
体積比÷値段で比べようとすると、処理が面倒で途方に暮れる。
大問2
(2)グラフ上にあるA・B・Cのうち、どの座標がわかるか。
y座標が判明しているCのx座標を他の点から求める。
大問3
(2)リード文にヒントがある。イは余事象。
(3)あからさまな形から入る。
1つの形がわかったら、それと他の形との共通点は何か。
4cm2が維持される→等積変形→平行なラインと発想。
解答用紙のグラフを活用する。表現力も問われるので大変だった。
大問4
(1)教科書レベルの証明。
(2)円の中心RとOは直線ℓとmから等距離にあるので、
2直線がつくる角の二等分上にある→P・R・Oは一直線上にある。
また、直線RO上に接点Qがある。
Cの処理は内接円。(1)の証明と同じ原理である。
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