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(1)
を計算せよ。
(3)
1から6までの目の出る大小1つずつのさいころを同時に1回投げる。
大きいさいころの出た目の数をa、小さいさいころの出た目の数をbとするとき、
a√b<4となる確率を求めよ。ただし、大小2つのさいころはともに、
1から6までのどの目が出ることも同様に確からしいものとする。
(4)
下の表は、ある中学校の生徒40人が行ったゲームの得点をまとめたものである。
得点の中央値が12.5点であるとき、x、yの値を求めよ。
(5)
下の図のように、円Pと円Qは互いに交点をもたず、円Pの周上に点Aがある。
点Aにおいて円Pに接し、かつ円Qにも接するような円の中心のうち、
円Pおよび円Qの外部にある円の中心Oを、定規とコンパスを用いて作図によって求め、
中心Oの位置を示す文字Oを書け。ただし、作図に用いた線は消さないでおくこと。
@解説@
(1)
分母の(6-2√5)を2でくくると(3-√5)が現れて約分ができる。
3√2/4
(2)
初手は両辺を6倍。
+2(3-2x)の符号をいじると、-2(2x-3)に変わる。
(カッコ外の2にマイナスをかけると、カッコ内の項が入れ替わる)
X=2x-3に置き換えて因数分解。最後は共通因数2でくくる。
x=4/3、2
(3)
√bの最小値√1=1
a√b<4が成り立つaは4未満に限られる。(4×1=4は×)
●a=1
√bの最大値√6、2<√6<3
√6の整数部分は2なので、b=6でも1×√6<4が成り立つ。
b=1~6の6通り。
●a=2
√b<2=√4であればいい。
b=1~3の3通り。
●a=3
b=1→3×1=3 OK!
b=2→√2=1.41421356…(一夜一夜に人見ごろ)
3×1.41=4.23でNG!
1通り
計10通り。
全体は6×6=36通りだから、確率は10/36=5/18
(4)
40人の中央値は20番目と21番目の平均。
得点が5点刻みで平均が12.5点ということは、
上から20番目は15点、21番目は10点である。
(5と20の平均も12.5だが、10点がいるのであり得ない)
15点以上が20人なので、y=20-11=9
x=40-(2+3+9+11)=15
x=15、y=9
(5)
西の作図は難しい(;´・ω・)
『点Aにおいて円Pと接する』
半径と接線は直交する。
PAとAOは一直線になる→円の中心Oは半直線PA上にある。
大問題は『円Qに接する』をどう対処すべきか…。
結果から方針を立ててみる。
仮に円QがBで接すると、半径からAO=BO
Bは所在不明ゆえ頼れないが、BはQO上にある。
QOの距離を半直線PA上に移した交点をQ’とする。
同様に半径からQ’O=QO
AO、BOの長さはわからないが、円Qの半径をAからとればQ’の位置がわかる。
あとは2点Q、Q’を通る円の作図の問題で、QQ’の垂直二等分線上にOがある。
①半直線PAをひく。
②Aから円Qの半径をとる。
③上の交点とQの垂直二等分線をひく。
①と③の交点がOとなる。
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