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6人の候補者A、B、C、D、E、Fの中から3人を選ぶ選挙を行います。投票者が100人いて、候補者は投票を行わないとき、次の問いに答えなさい。ただし、同じ得票数の候補者がいて、得票数の上位3人を決められない場合は、例のように順位がつけられるところまでを当選とし、同じ得票数の候補者の中から再選挙を行うものとします。
例 A:50票 B:20票 C:10票 D:10票 E:6票 F:4票
→AとBを当選とし、C、Dの2人から1人を再選挙で選ぶ
(1)
Aが1回目の選挙で確実に当選するためには、最低何票をとればよいですか。
(2)
70票まで開票したところ、6人の得票数は次の表のようになりました。
Bが1回目の選挙で確実に当選するためには、残りの30票のうち、最低何票をとればよいですか。
@解説@
(1)
当選する3位と落選する4位の差を最小にする。
5・6位が0票で4人で接戦する場合を想定。
100÷4=25
最低26票を獲得すれば当選確実。
(2)
Aは当確ラインを超えているので考えない。
残り30票で2位・3位をB・C・Dで接戦させる(A・E・Fには0票)。
Cに+1票、Dに+8票。
B:14票 C:14票 D:14票
残り21票を3人で分けると7票ずつ。
ということは、14票のイーブンから最低8票を獲得すれば当確。
したがって、Bは8票とれば当選確実。
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