2014年度 千葉県公立高校入試(後期)英語解説

問題はコチラから→リセマムさん

大問1(リスニング)

(1)A
ミカエルは5歳。彼は母の誕生日のために母の絵を書いた。
その絵には、大きな目や大きな口をした母親の姿が描かれていた。
母の黒髪には一輪の花が飾られていた。
ミカエルは母を愛しており、母の笑顔が大好きだ。
問題:ミカエルの絵はどれ?
*絵が不気味・・。

(2)B
ケンタ:ちょっと教えてくれないかい、モリー?
モリー:もちろんだよ。何が知りたいの?健太。
ケンタ:このペーパーカードを英語でなんというのかわからないんだ。
モリー:何のカードについて話しているの?
ケンタ:父が知らない人と初めて会ったときに使うものなんだ。
問題:モリーと健太は何について話しているの?
*「what to call ~」=”~をなんとよぶ(いう)べきか”。
文末に「in English」ときているので、英語でなんというのかを尋ねている。

最後の文から何のカードか当てる。名刺=business card

(3)C
アレックス:ハイ!レイチェル。君、疲れていそうね。
レイチェル:ハイ!アレックス。私、昨夜遅くに寝たのよ。
アレックス:テストのために勉強をしていたの?
レイチェル:イエス。あなたは昨夜勉強した?
アレックス:ノー。実は今朝勉強したんだ。
レイチェル:今朝に?
アレックス:イエス。僕は昨夜早く寝て、朝早く起きたんだ。僕は朝の方が勉強しやすいんだよ。
問題:レイチェルは昨日何をした?
*学テの調査票によると、朝型の方が学力が高くなる傾向があるらしい。

(4)C
オーケー。ボーイズ&ガールズ。ここにいるときに3つのことを覚えておいて下さいね。
1つ目、いつも静かにしていること。2つ目、ここでは飲食しないこと。3つ目、向こうにある机で勉強したいときは、ここに荷物を置いていくこと。多くの生徒たちが本を読んだり、勉強をしているからね。ここは、みんなの場所であることを忘れないでね。聞いてくれて、ありがとう。
問題:女性はどこで話しているか?
*3つ目のルールを聞き逃しても答えはでる。shool office=事務室

(5)B
ジェイク:先週、町のお祭りであなたがダンスをしたと聞いたけど、ミサキ。
ミサキ:イエス、ジェイク。ダンスクラブのメンバーたちと一緒に踊ったのよ。
ジェイク:上手く踊れた?
ミサキ:イエス。だけど、とても多くの人たちが私たちのダンスを見に来てくれて、私驚いたわ。
ジェイク:そのなかに友達は見かけたの?
ミサキ:ノー。だいたい300人の観衆がいて、誰も見つけられなかったのよ。
ジェイク:それは残念だ。
問題:なぜミサキは町のお祭りで驚いたの?
*「I hear~」は、”(伝聞で)~を聞く”。
surpriseが途中で出てくるので、2回目の放送で全神経を集中。

大問2(文法)

(1)sold
A:前の週末にあなたが父親の店でとても忙しく働いたってきいたけど。
B:イエス。昨日は、100個のサンドイッチが売れたよ!
*this weekendは今週末を訳されるが、「前の週末」として過去文でも登場。
本問ではYesterdayが決め手。不規則変換注意。

(2)funniest
A:アダムズさんとのおしゃべりは楽しめた?
B:もちろん!彼は、私が人生で出会ってきた人の中で最もおもしろい人よ。
*「the+最上級(that)I have ever ~」”今まで私が~したなかでもっとも~”
会話にもでてくる。

動詞の過去形と一緒で「子音+y」で終わる場合、yをiに変えてestをつける。

(3)イオエアウ
A:あなたのお母さんと話している女性は誰ですか? B:彼女は私のおばです。
*Who ( is the woman talking to ) your mother?
動詞がisしか見当たらない。talkingとあわせて現在進行の文ではないかと推測する。
be動詞を使う疑問文なのでWhoが主語の疑問文ともわかる。「talk to~ 」で~と話す。
the womanを現在分詞で後ろから説明。

(4)オアウイエ
A:私の椅子とあなたのとでは何か違いがあるわ。B:そう?私には同じに見えるけど。
*There ( are some differences between my ) chair and yours.
There is構文。「between A and B」=”AとBの間”

(5)エウアオイ
A:この箱を作るのにどれくらいの木材が使われたのかしら。
B:とても美しいね。向こうにいる人に聞いてみよう。
*I wonder ( how many pieces of wood ) used to make this box.
「I wonder~」=”~かしら。”その後、間接疑問文が続く。
このwoodは不可算名詞で扱われる。
”どれくらいの~”how many+名詞(可算名詞なら複数形)。

大問3(自由作文)

質問:ある人々は新聞を読むべきだという。これについてあなたはどう思いますか?
賛成意見ならば新聞を読むことのメリットを書く。
反対意見ならば、新聞以外でも情報をキャッチできる方法を書くのが書きやすいと思う。
前期と比べると発想力が試されるうえに書きにくいかもしれない。やや難問。

@解答例1@
(I think so,too.)

Reading newspapers makes us wise.
Because they give us a lot of information about our society. (16語)
『新聞を読むことで賢くなる。
なぜなら、新聞には社会に関するたくさんの情報が載っているからだ』
*「make O C」=OをCの状態にする
動名詞は3人称扱いなので、makeに三単現のSがつく。
”賢い”の表し方は複数ある。
単語力のある人は「intelligent」=知能が高い、がお勧め。
高校入試レベルであれば、「wise」(=思慮深い・分別のある)でも大丈夫。「clever」は頭の回転が速いという意味で、アメリカではずる賢いという意味合いもあるようだ。
2文目は、「give+人+物」の第4文型。giveは”与える”だが、無生物主語を伴ってこのような使い方もある。
informationは代表的な不可算名詞。複数形はつかない。

@解答例2@
(I don’t think so.)
Instead of newspapers, we can get some information on the Internet.
It can be read anywhere.(16語)
『新聞の代わりに、インターネットで情報を得ることができる。
それはどこでも読むことができる』
*「instead of~」==の代わりに
”新聞だけでなくネットも”という形で、「not only A but (also) B」=AだけでなくBも。でもOK.

後半は、助動詞can+受身表現。



大問4(短文読解)

(1)多くの日本人は血液型の話が好きです。誰かと会うとき、しばし相手の血液型を尋ねます.

そういう人々は、血液型が人の性格を表すものと信じています。例えば、A型は何事にも完璧である、B型は自分自身のやりたいことをやる、AB型は新種、O型は他人を手助けする。ある人々はこれを正しいというが、そうと考えない人もいます。
あなたはどう思いますか?

A:エ  B:ウ
*A:showは「見せる、表す、示す」。”血液型が人の性格を示す”。
B:someとotherの関係性に注目。
これらが対にくるとき”一方では~、他方では~”という流れになる。

others don’tのあとにはsay this is true.(=真実ではないと考える人もいる)という文章が省略 されている。サボも初めて会う人と話すネタで困ったときは、血液型を使います…。

(2)CAT STORY2 -ニューヨークでの幸せなクリスマス-
ジャスパーとウィルソンさんが戻ってた!ウィルソンさんは、クリスマス休みに妻と子をハワイに連れて行く。しかし、その間にジャスパーはニューヨークにいる。ウィルソンさんは、奥さんの姉であるルーシーに、ジャスパーの面倒をみてくれと頼んだ。
ある夜、ジャスパーは、あるメス猫と会う。その猫の名はフィオナ。どうしてフィオナはジャスパーのことを知っていたのだろう?フィオナがもつ秘密とは?
後半は視聴者の感想
言葉にならない。素晴らしい映画-43歳男性
ジャスパーは、カッコイイ猫!同じ名前の猫が欲しい。-9歳少年
美しい歌。今年で最も素晴らしい音楽だったわ。-34歳女性
人生の中で、最も幸せな105分だった。-15歳少女

【1】解答例:He asks her to take care of Jasper. 【2】イ
*映画のポスター。
映画の宣伝なので物語の内容がサッパリだが、後期なのでさくっと読む。
【1】短文なので見つけやすい。
「ask O to ~」で、”Oに~を頼む。” 代名詞変換注意。
「take care of~」は”世話をする””面倒をみる”だが、
実はいろんな意味があり、様々な場面で応用できる便利な表現。
【2】フィオナは、ジャスパーが会った猫である。

大問5(長文読解)

文化論。内容自体は英語の文章として出題されやすく親しみがある。
長文読解だが、セリフごとに内容が小分けされているので読みやすい。

@ブラウン先生@
・”国際的な考え方を持った人であれ”
君たちも何度かこれを聞いたことがあると思う。
( A )これについて我々の考えを共有しあおう。
@カナ@
・英語を学ぶことが、とても重要だと思いますね。
私達は英語で様々な国々からやってきた人々と会話することができます。
英語は世界中で使われていますから。
@ミク@
・そうね。だけど、英語を完璧に話す必要はないと思う。
他の国の方々と友達になることが、もっと重要。
これこそが国際的な考え方を持った人になるうえで最初にしなければならないことだわ。
@リク@
僕もミクの意見はいいな。
異国からやってきた人と会うとき、僕は彼らの国や文化に興味を持つよ。
僕たちは他国やその文化にも理解しようとしなければならないと思う。
もし、他国の文化を学ばなければ、いろいろと困ることがあるかもしれない。
@ソウタ@
・リク、その通りだね。それに俺たちは日本についてももっと知らなくちゃね。
インドからやってきた友達がいてね。彼は日本について多くのことを聞いてきたんだ。
彼は俺のことを理解したかったんだと思う。
彼の質問に答えるには、日本についてたくさんのことを学ばなければならない。
俺たちは互いのことをよく理解しあっているから良き友達なんだ。
@ユイ@
・私たちが文化を学ぶ上で覚えておかなければならないことが1つあるわ。
世界のどの文化にも良し悪しはないということよ。文化はおおきく違う。
国際的な考え方をもつ人は、全ての文化に敬意を払っているはずだわ。
@アヤ@
・そうだね、ユイ。私にとって国際的な考えをもつ人は多くの物事を知ってる人だわ。
だから、私たちは絶えず身の周りの物事に関心をもち、学び続けなければならない。
多くの国や文化について本を読むことは、とてもよい方法だと私は思う。
@ブラウン先生@
ありがとう、みんな。みんな本当に良い意見を持ってるね。
そのことを心に留めておけば、将来、きっと国際的な考え方を持つ人になれるでしょう。

(1)イ
*Aには議論する主題となる内容が入る。
話の全体から”どうすれば国際的な考えを持つ人になれるか”について話している。
「need to~」で”何をすべきか”。shouldよりソフトな印象。

(2)【1】解答例:better 【2】オ 【3】エ
*【1】和訳・・日本文化が世界で最も優れていると思っていたが、今日、ユイが新しい考え方を示してくれた。私は日本文化をがとても好きではあるが、それは日本文化が他の文化と比べて優れているということではない。
ユイの発言を意識しているのでユイの発言に注目する。
「No culture in the world is good or bad.」
後ろにthanがあるので比較級を想起。
「It doesn’t mean~」で、”~という意味ではない、つもりではない”
【2】話の流れを的確におさえる。英語力→コミュニケーションの大切→他文化への興味→自国の文化の理解→文化の多様性の指摘→internationally-minded peopleになるための方法。

この流れを意識する。誰が何をいったのか、簡潔なキーワードを隣に書いとくとよい。

(3)正解例:He thought they were really good ideas.
*問題:ブラウン先生は生徒の考えについて何を思ったか?
最後のブラウン先生の台詞。生徒たちの考えについてどう思ったか聞いているので、最後の文は対象外。問題文が「think of」の形なので、ここから動名詞などにつなげても良いが、接続詞thatの方が文を組み立てやすい。
時制や代名詞に注意!theyはthe students’ ideasを指す。



大問6(対話文)

トム:ホテルでの夜はどうだった、ダイキ?
ダイキ:良かったよ。( 1 )
トム:いいよ。何?
ダイキ:家族とホテルのレストランでディナーしたんだ。
トム:Oh、、そうなんだ。それで?
ダイキ:ウェイターが父に、「あなたはダンサーですか?」といったんだ。
トム:ダンサー??
ダイキ:( 2 ) もちろん、父はNOといったんだけど、そしたらウェイターが行っちゃったんだ。
トム:Oh!ウェイターがダンスについて、君の父親に聞いていたとは思えないな。
ダイキ:( 3 )
トム:ウェイターは「食事は済ませましたか?お客様」といったんだと思うよ。
ダイキ:どういう意味?
トム:つまり、「食べ終わりましたか?」という意味さ。
ダイキ:Oh.彼は皿を片付けようとしたかったの?
トム:そうさ。だけど、君の父親がNOといったから、彼は去ったんだ。
ダイキ:( 4 )
トム:大丈夫さ。言語を学んでいくことは、そのような体験を通じていくことなのさ。
(最後のgoesの訳は自信がないです・・^^;)

(1)エ
ア:ホテルはどう? イ:だけど、僕が何か間違ったこと言ったかい?
ウ:もう少し詳しく私に聞いたらどう? エ:だけど、ちょっと聞いてもらえるかい?
*SureはOKと同じ。”ちょっと君に聞きたいことがあるんだ”。

(2)ウ
ア:うん、彼と一緒に踊れてうれしかった。イ:いや、ウェイターが私を見ていた。
ウ:うん、それを聞いて驚いた。  エ:いや、ウェイターが”a player”と言った。
*ウェイターから突然ダンサー?と聞かれて、イミフに思ったダイキファミリーは驚く。
このto不定詞は感情の原因を示す副詞的用法

(3)ア
ア:彼はなにを聞いていたのだろう?    イ:彼はどこに行っていたのだろう?
ウ:彼は誰にそれを聞きたかったのだろう? エ:なぜ、彼は去りたかったのだろう?
*トム:ウェイターはダンスのことについていったとは思えない→(3)→トム:「Are you done,sir?」といったと思う。
”彼は何が言いたかったのだろう?”が適切。
go away」=立ち去る

(4)イ
ア:皿を彼に返したんだ。   イ:おぉ。彼のことを理解してなかった。
ウ:彼がやったことをよく理解していたよ。エ:おぉ。食べ終えなかったよ。
*トムの説明で、”dancer”と”done,sir”の聞き間違いにはっきりと気づいたシーン。
ウ:「I understood」だと過去形なので、過去に理解したことになるから誤り。

「I understand」なら今わかったということなのでOK。
カジュアルな口語表現で「I got it」も「I get it」と一緒で、”今わかった!”という意味だが、understandの場合は現在形と過去形で意味合いが変わってしまう。


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