平均47.6点(前年比;+3.1点)
最高点100点、最低点0点
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出題範囲の除外は標本調査。
大問1(小問集合)
(1)
-14-(-5)
=-14+5
=-9
(2)
3/2÷(-1/4)
=-6
(3)
2a2b3÷ab
=2ab2 ←代入
=2×3×(-2)2
=24
(4)
4a-5b=3c
4a=5b+3c
a=5/4b+3/4c
(5)
√27+3/√3
=3√3+√3
=4√3
(6)
x2-25y2
=(x+5y)(x-5y)
(7)
ア:0分以上60分未満の8人に0分がいるかもしれない。×
イ:最頻値(モード)は60~120の階級値である90分。〇
ウ:階級値×度数の合計を40で割る…。
(30×8+90×13+150×11+210×6+270×2)÷40=4860÷40=121.5×
エ:40人の中央値(メジアン)は20番目と21番目の平均。60~120の階級×
オ:2÷40=0.05〇
イ・オ
(8)
円柱に円錐が乗っかる立体になる。
3×3×π×3+3×3×π×3×1/3
=36πcm3
大問2(小問集合2)
(1)①
十の位がa、一の位がbの自然数P。
P=10a+b
②
Q=10b+a
P-Q
=(10a+b)-(10b+a)
=9a-9b
=9(a-b)=63
a-b=7
a=b+7
Pは奇数なので、一の位のbは奇数。
bが3以上だと、aが10以上になってしまうので不適×。
b=1
a=1+7=8
P…81
(2)①
1回ルーレットを回して、BからCに球が1個移動する。
→3を出す。
確率は1/4
②
余事象。
『少なくともCに1個ある』→全体からCが0個の確率を引く。
Cに球を移さないようにするには3を出さない。
1・2・4を2回出す。
Cに球が0個…3/4×3/4=9/16
Cに球が少なくとも1個…1-9/16=7/16
(3)①
A(-2、4)→B(1、1)
右に3、下に3移動するので、傾きは-1。
②
Bから左に1、上に1移動すると切片は2。
AB;y=-x+2
これにy=-2を代入→C(4、-2)
今度はy=ax2に放り込む。
-2=42a
a=-1/8
(4)①
最後の一文『BはAの半分の箱数、CはBの3倍の箱数』
連比処理。
A:B:C
2:1
1:3
2:1:3
Aの箱数をxとすると、Cは3/2x。
②
前問ではAの箱数をxとしたが、最も少ないBの箱数をxとした方が計算が楽。
各々の箱数は、A…2x、B…x、C…3x
ドーナツの数で等式を立てる。
2×2x+4x+3x=176
11x=176
x=16
A…32箱、B…16箱、C…48箱
カップケーキの個数は、
1×32+2×16+2×48
=32+32+96=160個
大問3(関数)
(1)
傾きaを大きくするとグラフは急勾配になり、y軸に接近する。
ウ
(2)①
OAを斜辺とする直角三角形をつくる。
辺の比は3:4:5でOA=5
②
O→A;右に3、上に4移動するので傾きは4/3。
y=4/3x+b
(x、y)=(5、0)を代入。
0=4/3×5+b
b=-20/3
y=4/3x-20/3
③
Aを通るx軸に平行な線をひき、ℓとの交点をDとする。
四角形AOBDは2組の対辺が平行である平行四辺形。
△AOBの面積…5×4÷2=10
△AOB≡△ADBより、△ADBの面積も10。
△ABCの面積…10÷2=5
△ACDの面積…10-5=5
BC:CD=△ABC:△ACD=1:1
すなわち、CはBDの中点にある。
BとDのx座標とy座標の平均がC座標となる。
C(13/2、2)
④
問題集によくある形式なので解けるようにしておきたい。
AP+PBが最短距離になる。
Bをy軸について対称移動させた点をB’とし、AB’を結ぶ。
この切片がPとなる。
三角形の相似から、Pのy座標は4×5/8=5/2
大問4(平面図形)
(1)
△ACD∽△ECAの証明。
仮定の直角+共通角→2角相等で∽。
(2)①
●+×=90°で角度を調べていくと、2角相等で△ACD∽△EAD
AD:DE=CD:DA=③:②
ED=2×②/③=4/3cm
②
ED:DC=4/3:3=④:⑨
△EHD∽△EBCより、BC:HD=EC:ED=⑬:④
HD=4×④/⑬=16/13cm
△EHDの面積は、16/13×4/3÷2=32/39cm2
③
FHとGHを1辺とする三角形に着目する。
GからAHに向けて垂線、交点をIとすると、△AFH:△IGHの相似比がFH:GHである。
△EDH∽GIH。
前問の数値が利用できる。
IG:IH=DE:DH=4/3:16/13=⑬:⑫
次は△AIG∽△ADC
AI:IG=AD:DC=②:③
I周辺をピックアップします。
③=⑬なので、赤を13倍、青を3倍すれば比を統一できる。
↑こうなりました。
AI:IH=26:36=13:18
最後に△AFH∽△IGH
FH:GH=31:18
大問2
(1)②『Pは奇数とします』ときたら偶奇判定。
(2)ポイントをつかんで要領良くいきたい。
(4)②連比で最も値の小さいBをxにおく。
大問3
(3)前問で直線ℓの式を求めたので、等積変形かと思ったが使わなかった。
面積比の方が楽です。
大問4
(2)②数字が汚いが、処理量はそれほどでもない。
③いろんなやり方があるが、数字が汚いので解法ルートにより処理量が増減する。
初手は補助線をいれ、FHとGHを1辺とする相似図形をつくること。
前問の数値を使う発想に飛ばしたい。
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