問題PDF
A君とB君は本郷中学校の生徒です。
次の「問題」をふたりで協力して解こうとしています。
A君「こういう問題は、図を拡張していくのが基本だったよね。」
B君「そうそう、横に合同な正方形を2つかき足して並べてみようかな。」
A君「そして左上から直線を引いてみよう。」
(1)
角イと等しいすべての角に角イと同じマークを記入しなさい。
A君「これだけだと分からない。B君、どうしようか…。」
B君「うーん、そうだな。」
A君「そうだね、そしてもう1本直線もかき加えよう。」
A君「なるほど、じゃあ、ここまできたらここに直線をひくでしょ。」
B君「えっ、ちょっと待って。この角とここの角が角アと等しくて、
ここも角アと等しいね。そうするとここに余った角を考えてちょうど…。
んっ?この2本の辺は等しいから…。角アと角イの和は図のここに現れているし…。」
<ふたりで考え抜いたのちに…>
A君「おおっ、求まったね!」
B君「うん!!」
(2)
角アと角イの和は何度ですか。
@解説@
(1)
P-N-L-Rを1本の線分にする。
イは辺の比が1:3の直角三角形の鋭角の1つ。
錯角でもう1つ等角がある。
(2)
このパターンは覚えておきたい。
直角三角形の内角から、ア+ウ=90°
アは辺の比が1:2の直角三角形の鋭角の1つ。
うえのようにアをウの隣にもってくると90°となり、直角二等辺三角形が現れる。
ア+イ=45°
難関中(算数科)解説ページに戻る
コメント