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A、B、C、D、Eの5人に国語と算数のテストを行い、その結果を表にしました。
表1は国語、算数それぞれの得点と人数を表したもので、表2は得点の合計と人数を表したものです。
テストの結果については以下のことが分かっています。
・Aの国語の得点とBの算数の得点の比は3:2です。
・Dの国語の得点はEの国語の得点より3点高いです。
・Dは国語の得点と算数の得点が同じです。
・CとEの算数の得点はそれぞれ76点と78点です。
・合計得点が最も高い人はAで188点です。
(1)
Bの算数の得点は表1の(ア)~(エ)のうちどれにあてはまりますか。
また、選んだ理由を簡単に書きなさい。
(2)
5人を算数の得点の高い順に並べなさい。
(3)
Cの国語の得点は何点ですか。
@解説@
(1)
答案では理由も記述する。
『Aの国語とBの算数の比は3:2』に着目する。
もしBの算数が(イ)だと最低でも71点。
71×3/2をするとAの国語が100点を超えてしまうので、Bの算数は(ア)である。
(2)
算数だけを見る。
前問より、Bは56~60点。
Dは国語と算数が同点→ともに同じ階級があるのは71~75点。
C=76点、E=78点だから、Aは96~100点の階級に含まれる。
得点の高い順にA>E>C>D>B
(3)
まずは算数を記入する。
Aの国語:Bの算数=3:2なので、Aの国語は(56~60)×3/2=(84~90)
→86~90点の階級がA。
Dの国語=Eの国語+3
DとEは同一階級が1つ違いだが、76~80の階級が0人だからEは71~75の階級。
BとCが決まらない。
そこで合計得点から考える。
Aの合計得点は188点→181~190点がA。
Dは国(71~75)+算(71~75)=(142~150)→141~150点がD。
Eは国(71~75)+算78=(149~153)→141~150点か151~160点がE。
仮にBの国語を51~55点とすると、Bの総合得点は国(51~55)+算(56~60)=107~115点
総合得点の階級にないので、Bの国語は91~95点、Cの国語は残りの51~55点と決まる。
Bの合計得点は、国(91~95)+算(56~60)=(147~155)→141~150点か151~160点がB。
Cの合計得点は残りの131~140点の階級。
Cの算数は76点だから、Cの国語は(131~140)-76=(55~64)
Cの国語の階級は(51~55)に含まれるので、重複する55点。
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