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たて4cm、横6cmの長方形を図のように1辺の長さが1cmの正方形24個に区切ります。
そして、点Aから点Bへ至る最短経路で長方形の面積を2等分することを考えます。
図の太線はその1例です。次の問に答えなさい。
(1)
点Pを通るものと、点Sを通るものはそれぞれ1通りです。
それらを解答用紙に書きなさい。
(2)
点Qを通るものは何通りありますか。
(3)
全部で何通りありますか。
@解説@
(1)
1通りしかないとあるので、頑張って探す。
24マスの半分だから、12マスずつに分ければいい。
(2)
イメージすると、2つの枠は必ず分離される。
右下が9マスなので、あと3マス追加すれば12マスで全体が2等分される。
右上の3ルートで場合分け。
右上2マスを右下9マスにくっつけると、左下は1マス→1通り
右上1マスでは左下2マス→2通り
右上0マスでは左下3マス→3通り
高さを調整する感じで数えよう。
計6通り。
(3)
Sの下をTとする。
AからBまで行くには、必ずP~Tのいずれか1つを通過する。
Tを試すと2等分にできない⇒0通り
あとはRだけ調べればいい。
右上が4マスしかない。
これと左上8マスがどうくっつかで場合分けする。
4マスくっつくと1通り。
3マスくっつけると、左下で1マス追加する。1通り
2マスくっつける。左下で2マスくっつける。2×2=4通り
1マスくっつける。左下は3マスで2通り。
左下だけで4マスくっつける。2通り
Rは合計10通り。
よって、1+6+10+1=18通り
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