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花子さんが、フランス人のルイさんと87÷6のひっ算について話しています。
図1、図2は87÷6を計算した、ルイさんと花子さんのノートです。
花子「あれ?ルイさんのひっ算、何かおかしくないかな?」
ルイ「おかしくないと思うけど…。花子さんのひっ算こそ、変だと思うよ。」
花子「もしかすると、ひっ算の書き方が日本とフランスで違うのかもしれないね。」
ルイ「たしかに。ひっ算の中に同じ数字が出てきていて答えも同じだから、
ひっ算の書き方が違うだけみたいだね。」
(1)
図1、図2を参考に、空欄にあてはまる数を入れてひっ算を完成させなさい。
他の国のひっ算の書き方も気になった花子さんとルイさんは、
南米のある国のひっ算のやり方を調べてみました。
ルイ「日本のひっ算にそっくりだけど…」
花子「日本のひっ算と比べると、いくつか数字を省略して書いているよ。」
ルイ「なるほど!なんとなく書き方が分かった気がするぞ。」
(2)
図3は87÷6を南米のひっ算で計算した花子さんのノートです。
図3を参考に、空欄にあてはまる数を入れてひっ算を完成させなさい。
@解説@
筆算は世界共通ではないらしい…。
(1)
図から仕組みを理解する。
一番上の左に割られる数、右に割る数。
割る数の下に商がある。余りは一番下。
計算式は71÷3
十の位は7-3×2=1
一の位を処理して終了。
@@
十の位は5×1=5
下は5×4=20なので、商の一の位は4。
下から順に2+20=22、22+50=72
検算すると、5×14+2=72→OK!
(2)
けったいな筆算です(;`ω´)
①8-6=2の作業で6×1=6がない。頭で6を思い浮かべて引くしかない。
②一の位の7はそのまま下へおろす。
③6×4=24がない。24を思い浮かべて27-24をする。
6×3=18を暗算。
逆算で5+18=23
6の段で十の位が5は、6×9=54しかない。
6×8=48だと下の余りが1なので、逆算すると49で不適。
逆算で1+54=55
5をそのまま上にあげて終了。
検算すると、39×6+1=235→OK!
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