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2023年度 豊島岡女子学園中学過去問【算数】大問4解説

問題PDF
下の図のように平行四辺形ABCDがあり、点Eは辺BC上の点、点Fは辺AB上の点、点Gは直線DFと直線AEの交わる点です。四角形AECDの面積が三角形ABEの面積の2倍で、四角形BEGFと三角形BDFの面積が等しいとき、次の各問いに答えなさい。

(1)
AG:GEを求めなさい。

(2)
三角形AFGの面積は、四角形ABCDの面積の何倍ですか。


@解説@
(1)

四角形ABCDは平行四辺形。
△ABE:四角形AECD=BE:(AD+EC)=①:②

平行四辺形の対辺AD+BCの和が③
比を整数に統一するために和をとすると、AD=BC=
BE:EC=

求めたいのはAG:GE。
与えられた情報が面積だけなので、面積比でどうにかならないか。
DEに補助線
AG:GE=△DAG:△DGE←これが知りたい

△DECの面積をとすると、BE:EC=から△DBE=
AD:EC=から△DAE=

ここで、四角形BEGF=△BDFを使う。
2つの図形から共通部分を抜いたは等積である

ということは、△DBE=△DGE=
△DAG=
AG:GE=△DAG:△DGE=1:2

(2)

Fが絡む比が欲しい。
DFとCBを外側延長、交点をHとする。
△AGD∽△EGHより、HE=×
HB=

今度は△AFD∽△BFHに注目して、AF:FB=
方針;【△ABC→△ABE→隣辺比で△AFG
1×1/2×/×(×)/(×)=1/21倍

@別解@

等積の条件からBGとEDは平行、これを利用する解法を考えてみました。
AG:GE=△ABG:△GBE=
BE:AD=△ABE:△AED=×3/2=〇4.5
△AGD=〇4.5×1/3=〇1.5

等積変形から△BEG=△BDG=
AF:FB=△AGD:△BGD=
FG:GD=△ABG:四角形AGBD=
△AFGの面積は、1×1/2×/×/=1/21倍
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