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2018年度 東京都立高校入試【数学】解説

平均66.5点

問題はコチラ→PDFファイル

大問1(小問集合)-87.8%

(1) 94.6%
5-1/3×(-9)
=5+3=8

(2) 92.3%
8(a+b)-(4a-b)
=8a+8b-4a+b=4a+9b

(3) 80.2%
(√7+2√3)(√7-2√3) ←(a+b)(a-b)=a2-b2を利用
=(√7)2-(2√3)2

=7-12=-5

(4) 88.4%
一次方程式
4x-5=x-6
3x=-1  x=-1/3

(5) 92.4%
連立方程式
7x-y=8・・①  -9x+4y=6・・②
①より、y=7x-8
②に放り込み(ここでは代入法
-9x+4(7x-8)=6
19x=38  x=2
①に放り込み。y=7×2-8=6
x=2、y=6

(6) 91.3%
二次方程式
2+12x+35=0
(x+7)(x+5)=0
x=-7、-5

(7) 80.1%
18℃以上の日数は、5+9+4=18日
18/40→45/100→45%

(8) 87.2%
真ん中に3本目の平行線をひいて錯角

180-135=45°
x=45+70=115°

(9) 83.2%
*折り返して点が重なるということは、点からの距離が等しい線で折る。
つまり、線分PQの垂直二等分線

大問2(整数の証明)-35.8%

(1)イ 35.7%
*Mは正六角形の中心。Nはその1辺の中点
a、b、hを使って、正六角柱の表面積を求める。
底面積(上下)・・〔a×b×1/2×6×2〕(正六角形の面積は△ABM×6
側面積・・〔a×h×6〕
P=a×b×1/2×6×2+a×h×6
=6a(b+h) ←6aでまとめる。
よって、イ:b+h
MNさえわかれば、簡単に表面積が求められますね

(2)公式解答参照 35.9%
*まずはℓをつかわず、rとhだけで表面積Qを出してみる
その後、ℓ=2πrを指摘し、ℓ(h+r)に2πr代入。
2つの式がともに2πrh+2πr2で同じ値なので、
Q=ℓ(h+r)が導かれる。
(1)六角柱も(2)円柱も、底面積の周り×(中心からの距離+高さ)ですね。

大問3(関数)-56.1%

(1)ウ 85.3%
*Pはy=1/2x2のグラフ上でAとBの間。
すなわち、-4≦x≦6のときのy変域を考えればいい。
x=0のとき 最小値y=0
x=6のとき 最大値y=18
よって、ウ:0≦b≦18

(2)①ア 74.9%
*点Pは原点にある。
MはP(0、0)とQ(0、12)との中点なので、M(0、6)
M(0、6)→B(6、18)は、右に6いって上に12なので、傾きは12/6=2
切片は6だから、ア:y=2x+6

②(4、8) 8.2%!!
*おなじみのやり方。
求める点Pのx座標をtとおく→P(t、1/2t2
QとMのx座標もt。これらのy座標もtで表す。
直線AB。A→Bで、右に10、上に10だから傾き1。
切片は12(AとBを定規で結んでもOK)
y=x+12  → Q(t、t+12)
直線OB。O→Bで、右に6、上に18だから、
y=3x → M(t、3t)

QMPのy座標で、Q-M=M-Pとなるから、
t+12-3t=3t-1/2t2
1/2t2-5t+12=0
(t-4)(t-6)=0
問題文より、-4<t<6なので、
t=4 →PMQのx座標は4
これをy=1/2x2の式に代入して、P(4、8)

大問4(平面図形)-52.6%

(1)エ 62.6%
BCに補助線。
円周角定理により、直径に対する円周角は直角なので、∠ACB=90°
弧AC=弧BCだから、AC=CB(弦も等しい)
すると、△ACBは直角二等辺三角形であり、∠CAB=45°
△ACQで外角定理→∠AQP=a+45

(2)①公式解答参照 76.1%
△ABPと△ARPにおいて、
BP=RP
APは共通辺
円周角定理により、∠APB=90°
∠APRも90°
2辺とあいだの角が等しい→合同!

②2/3倍 19.2%!
相似図形がいっぱいあって迷いやすい。

初期図。
四角形AOPRなので、OPに線をひいて形をつくる。

ついでにCBにも線をひく。
△ACBは直角二等辺三角形なので、∠CAQ(CAB)=45°
弧BCの中心角である∠COBが垂直なので、弧PBの中心角∠BOP=45°
∠CAQ=∠BOP(=45°)

また、弧APに対する円周角より、∠ACQ=∠OBP
2角が等しいことから、△ACQ∽△OBP

半径をOBを①とおき、辺の比から△ACQと△OBPの面積比を調べる。
△ACBは直角二等辺三角形だから、三平方からAC=○√2とわかる。
面積比は辺の比の2乗
△ACQ=□2 △OBP=□1

△ABR内で中点連結定理
△OBP=□1より、四角形AOPR=□3となり、2/3倍

ACBの直角三角形を利用して、△ACQ∽△OBPをみつけたい。
そこまでたどり着ければ、BCはいらない。
△ACQと△OBPの面積比がでて、
△OBPから中点連結定理より四角形AOPRの面積比もでる。

大問5(空間図形)-17.6%

(1)60° 20.6%!
*立体内部の図形の角度は、その図形がどんな形か着目してみよう。
PがCにあるので、△BDCに注目
どの辺も9cm×9cmの正方形の対角線。
つまり、3辺が等しいので正三角形→∠BPD=60°

(2)81cm3 14.6%!
*底辺を△ABDにして考える。
高さを求めればおしまい。

高さは△FDE方向。(Pは辺EF上へ垂直におろす)
FE上の辺の比から、
?=9×4/6=6cm
したがって、9×9×1/2×6×1/3=81cm3

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