スポンサーリンク

2019年度 北海道公立高校過去問【数学】解説

平均30.1点(60点満点;学校裁量問題選択者は39.3点)


問題はコチラ→PDFファイル

大問1(小問集合)

(1)① 91.2%
7+(-5)=7-5=2

② 77.8%
-4÷1/9+8=-36+8=-28

③ 77.8%
√6×√2-√3=2√3-√3=√3

(2) 80.4%
4(2a+b)+(a-2b)
=8a+4b+a-2b
=9a+2b

(3) 61.5%
x=1のとき、y=3
x=4のとき、y=9
3≦y≦9

(4) 60.4%
最頻値(モード)→最も値の個数が多い。
25回

(5) 64.8%
直角三角形なので、三平方の定理a2+b2=c2が成り立つ。
3:4:5からイ。
(√3)2+(√7)2=(√10)2で、オ。
イ・オ

(6) 80.2%
平行線と線分の比。

4:8=1:2
x=3×2/1=6cm

大問2(小問集合2)

(1) 63.9%
2x2-18
=2(x2-9)
=2(x+3)(x-3)
*2x(x2-9)は1点とする。

(2) 61.5%
作図問題。
AB、BC、CAのうち、2つを選び、
各々の直線の垂直ニ等分線が交わったところがPとなる。

(3) 65.7%
全ての取り出し方は、4×3=12通り。
4の倍数となるには、1の位が4か8
〔2個目のボール→1個目のボール〕と考えて、2×3=6通り
6/12=1/2

*一の位は2個目のボールだが、そのときに4つのうち2つ(4か8)を選べば、
1個目のボールである十の位は何でもいい。
したがって、1/2と判断できる。

(4) 79.9%
2×2×π×□=24π
□=6cm


大問3(魔方陣)

(1) 36.7%

確かに、1列の和15は中央のマス5の3倍にあたる。
説明の手順に従う。
1列の和をaとおく。

9マスの和は3a
ア…3a

中央のマスは4列。
4列の和は4a。
イ…4a

今度は上の4列から、9マスの和を考える。
中央のマスをbとおく。
4列の合計は、中央のマスを4回重複してカウントするので、3回分は余計となる。
9マスの和=4a-3b
ウ…3b

3a=4a-3b
a=3bとなるので、
1列の和aは、中央のマスbの3倍となる。

(2) 10.5%!
魔方陣。
方程式を使って説明する。

1列の和がわからない。
どこかでx、yを使って等式を作れないかを探す。

□+x+y=□+6+(-8)
x+y=-2 …①

x+□+2=y+□+(-8)
x-y=-10 …②

xとyの和と差がわかったので連立が組める。
①②を解いて、x=-6、y=4

大問4(関数)

(1) 65.8%
y=1/3x2にx=2を放り込む。
A(2、4/3)
CはAをy軸に対称移動した座標なので、(-2、4/3)

(2) 30.9%!
y=x2にx=6を代入。
B(6、36)
y=1/3x2にx=2を代入。
A(6、12)
→C(-6、12)
CからBは、右に12、上に24なので、傾きは24/12=2

(3) 22.3%!
tを使ったお馴染みのやり方。

AB=AC
AC=2t
AB=t2-1/3t2=2/3t2
2t=2/3t2
2/3t2ー2t
=2t2-6t
=2t(t-3)=0
t>0より、t=3

大問5(平面図形)

(1) 76.8%

錯角で20°を下す。
△BCDの内角寄り、
∠BDC=180-(20+100)=60°

(2) 23.6%!
△ABF≡△ADEの証明。

仮定から、AB=AD
△ABDが二等辺だから、∠ABF=∠ADE
2つの直角にはさまれた∠FAEを利用して、
∠BAF=∠DAEを整理して述べれば、一辺と両端角相等で合同。

学校裁量問題(大問5)

問1(1) 87.6%
△AOBは、5:12:13の直角三角形。
OA=13

(2) 24.7%!
図示。

△AOBと△ACDは2角が等しく相似。
AC=3×13/12=13/4
12-13/4=35/4
C(5、35/4)
OCの傾きは、35/4÷5=7/ 4
y=7/4x

問2
(1) 84.7%
クラスの人数24は度数。
クラス全員の(階級値)×(度数)=720なので、
これを24で割ればクラス全員の階級値、すなわち、平均値がでる。
720÷24=30kg

(2) 67.2%
表を埋めてみる。

赤い枠が18、青い枠が530。
アをxとおくと、イは18-x。
25x+35(18-x)=530
10x=100
x=10
よって、ア=10、イ=8

(3) 37.6%
ラストの説明問題。
平均値が30kgから29kgに下がったということは、1年生の握力は30kg未満となる。

30人の(階級値)×(度数)の合計は、30×29=870
2・3年生との合計の差は、870-720=150
1年生6人の(階級値)×(度数)が150である。
6人は同じ階級に属するから、1年生の階級値は、
150÷6=25kg
したがって、1年生6人の握力が入った階級は、
20kg以上~30kg未満である。

公立高校入試解説ページに戻る

◆menu◆ 公立高校入試…関東圏メイン。千葉だけ5教科あります。%は正答率。
国私立高校入試…数学科のみ。ハイレベルな問題をそろえてみました。
難関中算数科…中学受験の要。数学とは異次元の恐ろしさ(;´Д`)
難関中社会科…年度別。暗記だけじゃ無理な問題がいっぱい!
難関中理科…物化生地の分野別。初見の問題を現場思考でこなせるか。
難問特色検査…英国数理社の教科横断型思考問題。
センター試験…今のところ公民科だけ(^-^;ニュース記事だけじゃ解けないよ!
勉強方法の紹介…いろいろ雑記φ(・・。)
QUIZ…☆4以上はムズいよ!
noteも書いています(っ´ω`c)
入試問題を題材にした読み物や個人的なことを綴っていこうと思います。
気軽にお立ち寄り下さい(*^^*)→サボのnote
サボのツイッターはコチラ→

コメント

タイトルとURLをコピーしました