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大問1(計算)
(ア)
5-(-8)
=5+8=13 【4】
(イ)
-1/3+3/5
=4/15 【3】
(ウ)
(2x-y)/3-(x+2y)/2
={2(2x-y)-3(x+2y)}/6
=(x-8y)/6 【1】
(エ)
21/√3-√75
=7√3-5√3=2√3 【2】
(オ)
(x+4)(x-7)-(x+2)2
=x2-3x-28-x2-4x-4
=-7x-32 【1】
大問2(小問集合)
(ア)
x=1、y=-3を代入する。
a-3b=6
3a+b=8
うえの連立を解くとa=3、b=-1 【3】
(イ)
3x2-7x-1=0
解の公式を適用。
x=(7±√61)/6 【4】
(ウ)
y=-3xにおいて、変化の割合は傾きであるー3。
y=ax2において、xの値が2→4に増加するときの変化の割合は、
a(2+4)=6a
6a=-3
a=-1/2 【1】
(エ)
線分図で表す。
最初に⑩持っていた。④使って残りは⑥。
これを【10】としたときに【3】使い、余った【7】が1260円。
はじめの所持金は、1260×【10】/【7】×⑩/⑥=3000円 【2】
(オ)
468=22×32×13
平方数をかけると根号が外れる。各素因数を偶数個にすればいい。
最も小さいnは、13×1×1=13
2番目に小さいnは、13×2×2=52
3番目に小さいnは、13×3×3=117 【4】
(カ)
ポイントはDEが中心Oを通過すること。
DEを延長、円との交点をFとする。
半円の弧に対する円周角より、∠DAF=90°
∠CAF=90-36=54°
弧CFに対する円周角と錯角で移動して、∠DEA=54°
∠BED=180-54=126° 【3】
大問3(小問集合2)
(ア)ⅰ
△AFD≡△CGBの証明。
平行四辺形の対辺でAD=CB
AD//BCで錯角→∠ADF=∠CBG
∠AFDの対頂角→∠BFE=●
さらに、EA//CGの同位角で∠BFE=∠BGC(●)
△AFDと△CGBの残りの内角が等しく、∠DAF=∠BCG(△)
以上、1辺と両端角が等しく合同。
a…【3】、b…【1】
ⅱ
挑むには覚悟が求められる(´~`)
60°は平行四辺形の高さ用に与えられているので、1:2:√3から高さは3√3/2cm。
平行四辺形ABCDの面積は、4×3√3/2=6√3cm2
FE//GCより、△DFE∽△DGCでDF:FG=DE:EC=②:①
前問の合同から対応する辺が等しく、BG=DF=②
△BCJ∽△DHJに注目して、BJ:JD=4:1
連比処理にかけるとBD=⑤なので〇の比と等しい!
FJ=FD-JD=②-①=①
FI//GCで△JFI∽△JGC→JI:IC=JF:FG=①:①
あとは、△CEIと△CDJで隣辺比に持っていくのが良いと思います。
△CEI…1×1=【1】
△CDJ…3×2=【6】
四角形DJIE…【6】-【1】=【5】
〔平行四辺形ABCD⇒△BCD⇒△CDJ⇒四角形DJIE〕
6√3×1/2×①/⑤×【5】/【6】=√3/2cm2
(イ)
あ:20人の中央値(メジアン)は10番目と11番目の平均→4~6本
25人の中央値は13番目→6~8本。2年生の方が大きい。×
い:1年生…5/20、2年生…5/25
分子が同じだから、分母の大きい2年生の方が割合は小さい。〇
う:最頻値(モード)は最もあらわれている値。4~6本の階級値は5本。〇
え:範囲(レンジ)=最大値-最小値
14本未満(14を含まない)ので、範囲は14本ではない。×
い、う
(ウ)
長方形はやりやすい。グラフの頂上の横(時間)が半分で、高さ(面積)も半分になる。
大問題は台形…。
AB=15cmだから頂上に着くまでの時間は半分になるが、4~6がすべて一緒…。
とどのつまり、△APDの面積を出すしかない。
台形ABCDは等脚台形で、外側に直角三角形をつくると辺の比が3:4:5。
→台形の高さは12cm、AD=45-9×2=27cm
△APDの最大値は27×12÷2=162となる。
ⅰ…【2】、ⅱ…【6】
(エ)ⅰ
またもや意地悪な設問(ノ)`ω´(ヾ)
りんごの個数をx個とおく。
3個ずつ袋に入れたらちょうどだったなので、右辺のx/3は袋の数を示す。
つまり、袋の数で等式を立てている。
袋に5個ずつ入れると、りんご4個と8袋が余った。
袋に入れたリンゴはx-4個、リンゴが入った袋の数は(x-4)/5袋。
これに8袋足して、袋の合計は(x-4)/5+8
ⅱ
(x-4)/5+8=x/3
3x-12+120=5x
2x=108
x=54
りんごは54個。
@余談@
袋の数をx個としてリンゴの個数で等式を立てると、
5(x-8)+4=3x
x=18
リンゴの数は、3×18=54個
大問4(関数)
(ア)
y=xより、A(3、3)
これをy=ax2に代入。
3=32a
a=1/3 【3】
(イ)
↑座標を確定するとこうなります。
F(-4、-4)⇒E(3、-3)
右に7、上に1だから、傾きm=1/7
y=1/7x+nに(3、-3)を代入。
-3=1/7×3+n
n=-24/7
ⅰ…【2】、ⅱ…【4】
(ウ)
キビシイ:(っ`ω´c):
四角形ABDCの面積の半分が△CGDになる。
パッと見て、BDとAFが平行っぽい。
BDの傾きを調べると45度線で、AFの傾き1と同じで平行。
AFとDCの交点とHとおく。
Hはy=xとy=-x-3の交点なので、
x=-x-3
x=-1.5
H(-1.5、-1.5)
四角形ABDHは台形で上底BDと下底AHの比は、
x座標の差から、BD:AH=3:4.5=②:③
ADに補助線。
上底と下底の比から△ABDの面積を【2】とすると、△ADHは【3】
△ADH:△AHC=DH:HC=1.5:4.5=△1:△3
△AHCの面積は、【3】×3=【9】
四角形ABDCの面積は【14】なので、△CGDを【7】にすればいい。
↑つまり、こう!
HG:GA=△CGD:四角形CADG=7:5
Gのx座標は、-1.5+{3-(-1.5)}×【7】/【12】=9/8
大問5(確率)
(ア)
和が12以上→5+7、6+7しかない。
初期状態で右端にある7は操作1で必ず移動する。
操作1で7を5か6とチェンジ(2通り)
操作2で7を必ずチェンジさせる。
よって、2通りしかない。
確率は2/36=1/18 【2】
(イ)
地道にやっていくしかない(´・ω・`)
◆操作1で1
〔7234561〕→1を出して1と7をチェンジ(1通り)
◆操作1で2
〔1734562〕→左端にある1は操作2で必ず移動するから、
2より大きいものが左端にくるので無理。
◆操作1で3
〔1274563〕→6を出して2と1をチェンジ(1通り)
◆操作1で4
〔1237564〕→5か6を出す(2通り)
◆操作1で5
〔1234765〕→4・5・6を出す(3通り)
◆操作1で6
〔1234576〕→3・4・5・6を出す(4通り)
計11通りで、確率は11/36
大問6(空間図形)
(ア)
四角錘の高さはEFにあたる。
△EFBで三平方→EF=2√3cm
四角錘の体積は、4×3×2√3÷3=8√3cm3 【3】
(イ)
△ABFで三平方→AF=√13cm
GF=2√3÷2=√3cm
△AFGで三平方→GA=4cm
対称性から、GD=4cm
△GDAは1辺4cmの正三角形で、△ECBと合同。
△ECBを求積すればいい。4×2√3÷2=4√3cm2 【4】
(ウ)
展開図を作成。
DAとEB、ECとの交点をそれぞれH、Iとする。
対称図形なので、DA//CB
錯角で∠DIC=∠BCI=60°
△IDCの内角は30°-60°-90°で辺の比は1:2:√3。
IC=3×1/√3=√3cm
DI=√3×2=2√3cm
対称性から、AH=DI=2√3cm
△EBCは1辺4cmの正三角形→EI=4-√3cm
また、△EIHも正三角形だから、IH=4-√3cm
DA=2√3×2+(4-√3)=4+3√3cm
大問2
全体的に共通問題より難しい。
(ウ)比例や一次関数の変化の割合は一定。
(エ)割合。中学受験では基本です!線分図を描こう。
大問3
(ア)ⅱ時間内に解き切るのは、よほど幾何に強い人でないと厳しい。
FE//GCを△DFE∽△DGC、△JFI∽JGCで2回利用した。
最後は隣辺比が計算しやすいと思うが、経験が求められる。
(ウ)台形がややこしい。等脚台形は公立入試で大人気。
(エ)この形式、過去問にもあったよね(´゚д゚`)
大問4
(ウ)共通問題より難しい。
台形と直角二等辺からABCDの面積を直接求めることもできる。
解説では面積比を入れ替え、底辺をDCとする三角形の高さの比を利用した。
大問5
(イ)カナガワはフクザツな条件をよく思いつくよね(‘ω’)
大問6
(イ)1辺4cmの正方形→後ろの△ECBと同じと気づく。
(ウ)2019年の追検査を解きやすくしている。
対称性から平行。錯角や同位角で有名角を見つける。
@2021年度・神奈川解説@
数学…平均58.2点 社会…平均72.6点 理科…平均50.1点 英語…平均54.6点
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