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大問1(小問集合)
(1) 98.3%
(-18)÷2=-9
(2) 92.7%
4(x+y)-3(2x-y)
=4x+4y-6x+3y
=-2x+7y
(3) 76.4%
1/6a2×(-4ab2)
=-2/3a3b2
(4) 79.7%
5√6×√3
=5√18=15√2
(5) 93.0%
(x+8)(x-8)
=x2-64
(6) 81.0%
解が7→x=7を代入。
2×7-a=-7+5
a=16
(7) 74.1%
割り算の式で整理するとわかりやすい。
100÷6=x…y
6x+y=100
*公式解答は100-6x=yだが同じ。
(8) 84.5%
半円の弧に対する円周角は直角→∠ACB=90°
半径より△ACOは二等辺→∠ACO=39°
∠x=90-39=51°
(9) 64.1%
x2-9x
=x(x-9)=0
x=0、9
(10) 72.4%
14個の玉から、赤と青の12個の玉を取り出せばいい。
12/14=6/7
(11) 82.4%
半径3cm、高さ6cmの円柱。
3×3×π×6=54πcm3
(12) 83.2%
対応する辺を取り違えないように。
錯角で等しい角に印をしてみよう。
4とx、5と2が対応する。
x=4×2/5=8/5cm
(13) 74.7%
右下なので、傾きaは負。
切片bはy軸との交点→正。
ウ
(14) 90.1%
100個の中に2個の不良品。
この割合は母集団でも同じだとみなす。
4500×2/100=90個
大問2(小問集合2)
(1) 62.4%
Aを回転の中心として、Cを『時計回りに25°』回転させる。
使うのは∠A=50°のみ。
①角の二等分線で25°を作成。
②AからCの距離をとり、これを①の線上に移す。
その交点が点Pとなる。
(2) 71.5%(部分正答含む-85.3%)
bはaの6日後。
①…6
cはaの12日後。
②…12
b2-ac
=(a+6)2-a(a+12)
=a2+12a+36-a2-12a
=36
結果が変数aを含まない、定数項36。
よって、つねに36となる。
③…36
(3) 32.1%!
各々のy座標を調べる。
AB=a+4
CD=16a+1
7(a+4)=16a+1
a=3
大問3(方程式・標本調査)
(1) 47.5%(部分正答含む-79.8%)
途中式も記述する。
昨年のA中をx人、B中をy人とする。
1文目から、x+y=1225…①
2文目から昨年度からの増減の和で、合計の変化を等式であらわす。
〔Aの4%-Bの2%=4人〕
0.04x-0.02y=4…②
これを100倍して、4x-2y=400
さらに÷2して、2x-y=200…③
①+③
x+y=1225
+)2x-y=200
3x =1425
x=475
①に代入。y=1225-475=750
A中…475人、B中…750人
正確な処理能力が問われる。
(2)① 25.0%!
誤差の範囲。
小数第2位以下が切り捨てられている。
四捨五入を思い出そう!ポイントは”最後が5”。
28.65以上28.75未満
→28.65≦a<28.75
② 66.0%
最頻値(モード)は、最もあらわれている値。
解答する際は階級値で答える。
すなわち、30と35の平均である32.5℃。
③ 31.2%!(部分正答含む-42.9%)
表2より、最大値は34℃以上36℃未満の範囲にある。
表1と合わせると、重なるところは35℃以上36℃未満。
最大値はかかる範囲に含まれる。
@公式解答より引用@
表1において35.0℃以上40.0℃未満の日が1日あり、
表2において36.0℃以上の日がないから。
大問4(図形)
(1) 24.5%!(部分正答含む-63.4%)
△ADF≡△BFEの証明。
等辺をきっちりおさえよう。
平行四辺形の対辺と仮定から、AD=BF(×)
×-〇=△より、AF=BE
同位角より、∠DAF=∠FBE
以上から、2辺とあいだの角が等しく合同。
(2)① 52.0%
1辺2cmの正三角形の面積。
半分にわって1:2:√3より、高さは√3cm。
2×√3÷2=√3cm2
② 10.1%!
切断面を求積する。
取っ掛かりをつかむために、ひとまず辺の長さを調査する。
三平方を器用に使う。
GHの長さは、うえのように△GHIで三平方を適用する。
AG=√8の形にすると、あることが見えてくる…。
(√8)2+(√5)2=(√13)2
三平方の定理の逆から、△AGHは∠AGH=90°とする直角三角形。
√5×√8÷2=√10cm2
大問5(数量変化)
(1) 72.2%
水泳300mにおいて、時間の比は、
明:拓也=4:6=2:3
速さは時間の逆比。
明:拓也=3:2
よって、明の速さは拓也の3/2倍。
(2) 36.6%
明の自転車は12分で6000mを完走する。
6000÷12=分速500m
拓也がA地点に着いた6分後に、明はすでに2分間自転車で走っている。
500×2=1000m
(3) 34.2%(部分正答含む-52.7%)
記述式。
明は長距離走を10分間で2100m走る。
傾きは、2100÷10=210
y=ax+bにおいて、a=210、(16、6300)を通る直線の式を求める。
6300=210×16+b
b=2940
y=210x+2940
(4) 11.2%!
グラフに書き込みながら整理しよう。
明より3分遅れたので、拓也は29分にゴールする。
その10分前にB地点を通過。
パンクした2700m~B地点までの3600mを分速600mで走るので、
3600÷600=6分間走ったことになる。
つまり、パンクから復帰したのはスタートから13分後。
今度はA地点から攻める。
パンク前の拓也の自転車は明と同じ速度→(2)より分速500m
(2700-300)÷500=4.8分
パンクしたのはスタートから、4.8+6=10.8分後
よって、パンク修理にかかった時間は、13-10.8=2.2分=2分12秒
大問6(規則)
(1) 73.5%
『白→灰→黒→…』で1ループ。
4個目の灰色がでてくるのは3ループ+2。
3×3+2=11番目
(2) 77.0%
20÷3=6…2
6ループ+2
余り2は〔白・灰〕で、黒を含まず。
よって、黒は6個。
(3) 19.9%!(部分正答含む-32.0%)
記述式。
半径=nとして、最も外側の輪の面積をnで表す。
〔半径nの円の面積〕-〔半径n-1の円の面積〕
πn2-π(n-1)2
=π{n2-(n-1)2}
=π(2n-1)=77π
2n-1=77
n=39
(4)① 1.1%!!(部分正答含む-3.8%)
難しい。
半径aで5等分された外側のピースの周と、
半径bで9等分された外側のピースの周が等しくなった。
前問と同じように周りの長さを計算する。
中心角は72°:40°=9:5(5等分:9等分の逆比)
弧の長さは中心角に比例するので、中心角の計算は⑨:⑤で算出。
また、直線部分の2はどちらも同じなので、あらかじめ両者から差し引いておく。
{2πa+2π(a-1)}×⑨
=(4πa-2π)×⑨
=36πa-18π
{2πb+2π(b-1)}×⑤
=(4πb-2π)×⑤
=20πb-10π
36πa-18π=20πb-10π ←π消去
36a-18=20b-10
20b=36a-8
b=(9a-2)/5
②
前問の答えを利用する。
b=(9a-2)/5 ←両辺を5倍
5b=9a-2
5等分されたピースと9等分されたピースの周の長さが等しくなるとき、
9等分されたピースの方が中心角が小さいので、半径を長くとらなければならない。
すなわち、b>a。
同じ色は3の倍数個先なので、aから3の倍数個足せばbとなる。
bの値を最小にするから、aに3・6・9・12…を足して順に確かめる。
◆b=a+3のとき
5(a+3)=9a-2
4a=17
a=17/4 …aは自然数なので×
◆b=a+6のとき
5(a+6)=9a-2
4a=32
a=8 …〇
よって、a=8
大問1
正答率がおおむね8割以上なのでノーミス推奨。
大問2
(1)作図はそれほど難しくはなかった。
(3)座標をaで表せればできるので、もう少し正解したい。
大問3
(2)①測定値には必ず誤差が含まれる。有効数字の問題にも気をつけておきたい。
大問4
(2)②三平方の定理の逆を使えたか否か。
大問5
(4)表に情報を漏れなく記載する。時間との戦いになり、テンポ良くいきたい。
大問6
(4)今年は正方形問題がでなかったが難しかった。
まずは図を正確に描くこと。計算処理は要領の良さが問われる。
②何を使うべきか。当たりだが設問である以上、答えは1つに絞られる。
もう1度問題文を読んだり、前問の解答から発想を得よう。
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