スポンサーリンク

2021年度 大分県公立高校入試問題過去問【数学】解説

平均33.0点(前年比;+1.1点)

問題はコチラ→PDFファイル

大問1(小問集合)

(1)① 97.9%
-2+7=5

② 89.1%
5-32×2
=5-18
=-13

③ 88.1%
3(a-2b)-2(2a+b)
=3a-6b-4a-2b
=-a-8b

④ 82.9%
(x+2y)/3+(x-y)/5
={5(x+2y)+3(x-y)}/15
=(8x+7y)/15

⑤ 83.6%
√18-4/√2
=3√2-2√2
=√2

(2) 73.7%
2-3x-2=0
解の公式を適用して。x=(3±√17)/2

(3) 76.9%
3x+2a=5-axにx=2を代入。
6+2a=5-2a
4a=-1
a=-1/4

(4) 66.8%
全体は6×6=36通り
積が9の倍数→3の素因数が2個必要→3か6を使う
(3、3)(3、6)(6、3)(6、6)の4通り。
確率は、4/36=1/9

(5) 66.1%

BDに補助線。
孤ADに対する円周角で、∠DBA=62°
直径ABに対する円周角で、∠ADB=90°
△ADBの内角より、∠BAD=180-(90+62)=28°

(6)2点…48.3%、1点…25.2%
①『点A、Bからの距離が等しい』
→ABの垂直二等分線
②『半直線OX、OYからの距離が等しい』
→∠XOYの二等分線
①、②の交点がPである。

大問2(関数)

(1) 82.6%
y=ax2にA(2、2)を放り込む。
2=4a
a=1/2

(2) 65.3%
y=1/2x2にx=-4を代入してB(-4、8)
B(-4、8)→A(2、2)
右に6、下に6だから傾きは-1。
Aから左に2、上に2移動して切片は4。
y=-x+4

(3) 7.7%!!

x座標を手がかりに、BC:CA=4:2=②:①

面積比は隣辺比を用いる。
△BCEの面積比…8×②=【16】
仮定より四角形ACED=【16】だから、△BADの面積比は【32】。
BD×③=【32】(*数字×〇=【 】)
BD=32/3
ED=32/3-8=8/3

D(-4、-8/3)をy=bx2に代入。
-8/3=16b
b=-1/6


大問3(データの活用&数量変化)

(1)① 66.6%
最頻値(モード)は最もあらわれている値。
9月は3本、11月は4本。
11月の方が大きい。

②記号…71.5%、理由2点…34.7%、1点…9.5%、無記入…12.9%
ア:最頻値を仮の平均として平均値を出してみる。
■9月の平均
3を仮の平均とすると、、
-2×1-1×3+0×4+1×1+3×2+4×1=6
3+6÷12=3.5本
■11月の平均
4を仮の平均とすると、、
-4×1-2×2+0×3+1×2+2×1+4×1=0
4本だから、11月の方が大きい。〇

イ:12人の中央値(メジアン)は6番目と7番目、10人の中央値は5番目と6番目の平均。
9月…3本、11月…4本で11月の方が大きい。〇

ウ:9月…3÷4=0.25、11月…2÷10=0.2
11月の方が小さい。×

エ:範囲(レンジ)=最大値-最小値
9月…7-1=6本、11月…8-0=8本
11月の方が大きい。〇
答えはウ。適切でない理由は0.25>0.2を指摘すればいい。

(2)① 46.3%

花子は2秒後に出発する。
傾きは3/4なので、右に4マス、上に3マス移動する
格子点を意識して線を伸ばすと(18、12)でフィニッシュ。
yの最大値は12mなので延長しない!

②ア46.5%、イ2点…27.7%、1点…9.8%、無記入…34.1%

花子が12mに達したのは、太郎が出発してから18秒後。
このときのy座標の差を求めればいい。
ア…18
イ…x=18のときの互いのy座標の差

大問4(規則)

(1) 89.1%
題材が特殊である(´・∀・`)

3個ずつ増えている。
5番目は13個。
6番目は16個。

(2)3点…49.3%、2点…5.9%
【1、4、7、10、13、16…】
上の数列を一般化する。
初項1+公差3×(n-1)
=3n-2個

(3) 23.2%!
先の式を用いる。
3n-2=100
n=34

34番目の竹の本数を求める
1番目の右上がりは2本、右下がりは2本。
34番目の右上がりは35本、右下がりは35本。
これに横の4本を足す。
35+35+4=74本


大問5(空間図形)

(1) 48.3%
Pは底面の半径がb、高さ1の円錐。
b×b×π×1÷3=
1/3πb2cm3

(2) 27.1%!
Qは底面の半径が1、高さbの円錐。
1×1×π×b÷3=1/3πbcm3

Qの体積÷Pの体積
=1/3πb÷1/3πb2
1/b倍

(3) 4.1%!!

↑2つの円錐を合わせた立体になる。
回転体の半径が知りたい。

AからBCに垂線、交点をDとする。
2角相等で△ABC∽△DBA(この直角三角形の相似形は頻出!)
DA=b×1/a=b/a
Rは底面の半径がb/a、高さの合計aの円錐。
b/a×b/a×π×a÷3=πb2/(3a)cm3

Rの体積÷Pの体積

1/a倍

(4) 13.5%!
今までのおさらい。

Pの体積を1とすると、(2)よりQの体積は1/b。
(3)よりRの体積は1/a。
a>b>1だから、1>1/b>1/a
(1を大きい数値aで割るから、1/aが最も小さい

小さい順に並べると、R<Q<P。

大問6(平面図形)

(1)3点…36.1%、2点…5.8%、1点…18.5%、無記入…19.9%
△ABC∽△FPCの証明。

共通角(×)とAB//FPより同位角()→2角が等しく∽。

(2)① 46.9%
菱形だけで決着がつく。

↑無駄な線を消去しました。
菱形の対角線は各々の中点で交わるから、AO=3cm
また、対角線は直交するので、∠AOB=90°
△AOBは辺の比が3:4:5の直角三角形。
BO=4cm

② 0.1%!!!
ムズイね:( ´ω` ):

△AFGの面積が知りたい。
これと相似にあるのは△CFP。
△CFPの面積はいくらだろう?

ここで与えられた『△BPEと△EOFの等積』を使う。
△OBCの面積はすぐ出せる。4×3÷2=6cm2
四角形CPEO+=6だから・・

△CPFの面積は6cm2とわかる。
AF:FCがわかれば、△AFGと△CFPの面積比が算出できる

△AOBも6cm2
四角形AFEB+=6だから、、

四角形AFPBも6cm2です。

AB//FPなので、△ACB∽△FCP
面積比が△ACB:△FCP=12:6=2:1だから、
辺の比はAC:FC=〇√2:①
AF:FC=〇√2-1:①

△AFGと△CFPの面積比は、
(√2-1)2:12
=3-2√2:1

△AFGの面積は、6×(3-2√2)=18-12√2cm2


大問1
基本なので死守。
大問2
(3)他県でも出てくる。隣辺比だと楽。
大問3
(1)①モードはとりやすいと思うよ(´~`)
②理由は数値の比較で終わりだが、いろいろ出さなくてはならないので面倒。
(2)①y=12で止める。
②x=18のときのy座標の差。
大問4
(3)何番目かを求める→2組の斜め線は〇番目+1本。横4本を足す。
大問5
シンプルな設定であった。
(2)文字式の計算は正確に。
(3)直角三角形の頻出相似。文字式の計算は正確に。
(4)前問外したくせに当たった方、おめでとうございます(*’ω’*)
大問6
1)基本レベルの証明。
(2)②△AFGとチョウチョウ型の相似になる△CFPに着目。
隣接するどこかを巻き込むと、別の等積が見えてくる。
高得点を狙うには、大問2(3)のように相似比と面積比の変換をうまくできるようにしておこう。
公立高校入試解説ページに戻る

◆menu◆ 公立高校入試…関東圏メイン。千葉だけ5教科あります。%は正答率。
国私立高校入試…数学科のみ。ハイレベルな問題をそろえてみました。
難関中算数科…中学受験の要。数学とは異次元の恐ろしさ(;´Д`)
難関中社会科…年度別。暗記だけじゃ無理な問題がいっぱい!
難関中理科…物化生地の分野別。初見の問題を現場思考でこなせるか。
難問特色検査…英国数理社の教科横断型思考問題。
センター試験…今のところ公民科だけ(^-^;ニュース記事だけじゃ解けないよ!
勉強方法の紹介…いろいろ雑記φ(・・。)
QUIZ…☆4以上はムズいよ!
noteも書いています(っ´ω`c)
入試問題を題材にした読み物や個人的なことを綴っていこうと思います。
気軽にお立ち寄り下さい(*^^*)→サボのnote
サボのツイッターはコチラ→

コメント

タイトルとURLをコピーしました