平均46.55点(前年比;+6.86点)
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大問1(計算)
(1)① 88.2%
4-(-9)
=4+9
=13
② 78.6%
√6×√3-√8
=3√2-2√2
=√2
③ 69.1%
6a3b×b/3÷2a
=a2b2
④ 65.5%
(x+6y)/3+(3x-4y)/2
={2(x+6y)+3(3x-4y)}/6
=(2x+12y+9x-12y)/6
=11/6x
(2) 40.9%
(x+3)(x-7)+21=0
x2-4x-21+21
=x2-4x
=x(x-4)=0
x=0、4
大問2(小問集合)
(1) 64.1%
x=-6、y=1を代入。
-6a+b=-11 …①
-a-6b=-8 …②
①-②×6をすると、37b=37
b=1
①に代入して、a=2
a=2、b=1
(2) 43.6%
1枚目のカードは元に戻す。
全体は6×6=36通り
反比例y=6/x→xy=6
(a、b)=(-3、-2)(-2、-3)(2、3)(3、2)の4通り。
確率は、4/36=1/9
(3) 40.5%
ワイシャツの定価をxとすると、その3割引きは0.7x。
0.7xを3着、xを2着買うから、
0.7x×3+2x
=4.1x=8200
x=2000
ワイシャツ1着の定価は2000円。
(4) 43.2%
A(-1、-1)⇒B(2、-4)
右に3、下に3だから傾きは-1。
Aから右に1、下に1移動して切片は(0、-2)
△OABは幅3高さ2だから、3×2÷2=3cm2
大問3(平面図形)
(1) 66.8%
△DPC∽△DQRの証明。
問題文では、まず合同を指摘している。
仮定と正方形1辺、90°をもとに1辺両端角が等しく、△DPC≡△AQD
対応する角より、∠DPC=∠DQR
共通角で、∠PDC=∠QDR
2角相等で∽。
a…ア、b…ウ、c…エ
(2) 30.9%!
BEに補助線。
半径より、△ABEと△EBCは二等辺三角形。
四角形ABCEの内角から∠AEC(●×)を算出する。
∠AEC=(360-90)÷2=135°
(3) 15.0%!
下に同じものを足すと半円になる。
Bの下をGとすると、半円の弧に対する円周角AFG=90°
△PGBで三平方→PG=5√5cm
△PGB∽△AGFより、相似比はPG:AG=5√5:20=√5:4
FG=10×4/√5=8√5cm
PF=8√5-5√5=3√5cm
大問4(数量変化)
(1)① 76.4%
バスPが2回目のBに着くには、片道3回分走る。
9×3=27分
午前10時27分
② 54.5%
算数で解けるので、とりこぼしたくない。
バスQは27分後にPと同時にBを出発する。
バスQは27-7=20分にBへ着く。
AB間を20分で走るから、2700÷20=分速135m
(2) 7.3%!!
8分の位置を正確に図示する。
バスQがAに向かうのでグラフの後半。
その8分後にバスPがAに向かうから、グラフの最後の方の話である。
あとは三角形の相似でケリがつく。
バスPは往復で18分。
うえの青い三角形の相似に着目すると、相似比は18:8=⑨:④
AB間を⑨とすると、AC間が④、CB間が⑤となる。
したがって、CB間の距離は、2700×⑤/⑨=1500m
大問5(データの活用)
(1)① 50.5%
(0×1+1×2+2×1+3×2+4×2+5×4+6×3+7×1+8×3+9×1)÷20
=96÷20=4.8冊
② 64.5%
最小値0冊、最大値9冊→最大値10冊のウが外れる。
20人の中央値(第2四分位数)は10番目と11番目の平均で5冊。
第1四分位数は下位グループ10個の真ん中(5番目と6番目の平均)で3冊。
イ
(2) 13.2%!
①四分位範囲=第3四分位数(Q3)-第1四分位数(Q1)。Cの方が箱が長い。×
②中央値は第2四分位数(Q2)で同じ。〇
③20人のQ1は5番目と6番目の平均。Q1が3冊のCでも3冊以下は5人いる。〇
④平均値は×印などで示すが、本問の箱ひげ図には描かれていない。△
①…イ、②…ア、③…ア、④…ウ
大問6(空間図形)
(1) 45.9%
高さの数値が与えられている。
2×2×π×4√2÷3=16√2/3πcm3
(2) 31.4%!
側面積の扇形の中心角は〔×半径/母線〕なので、
側面積=母線×母線×π×半径/母線=母線×半径×π
2×2×π+6×2×π=16πcm2
(3) 0.5%!!!
意地悪な設問< `∀´ >
最短距離の問題だが、OA上のPはOP=2cmで固定される一方で、
OB上のQは『動く点』となっている。
BPQは一直線にあらず。
PとOB’の最短距離は垂線。
PQは折れ曲がり、QはPを通る垂線の足になります(゚Д゚)…
扇形の中心角は、360×3/6=120°
Aは弧BB’の中点なので、OAは∠BOB’の二等分線である。
∠BOA=∠B’OA=60°
△OPQは内角が30°—60°—90°で辺の比が1:2:√3だから、PQ=√3cm
これと合同の直角三角形OPRを左側に作る。
PR=√3cm、OR=1cm
RB=6-1=5cm
△PBRで三平方→BP=2√7cm
したがって、ひもの長さ(BP+PQ)=2√7+√3cm
記述問題の激減で教育関係者や受検生に驚きが広がったらしい…。
>朝日新聞
大問1
20点とりたい。
大問2
(1)係数がいやらしかった。
(2)反比例→積が6で一定。
(3)割引券を3枚使う⇒0.7x円が3着、x円が2着を読み取る。
(4)典型題。
大問3
(1)対応する角と相似条件を選ぶだけ。
(2)円の中心とどこかを結ぶと解決策が見えてくる。
(3)王道の解き方ではないかもしれないが、PがBCの中点にあることに着目し、
BCの下の世界をつくると半円の弧に対する円周角があらわれる。
大問4
(1)算数レベル。
(2)8分の位置はQ→Pの順で探る。
大問5
(2)本問の箱ひげ図では平均がわからない、という選択肢はいろいろな場所で見かけました。
大問6
(2)までは基本。
(3)性悪だった(´・_・`)
本来、直線になるべきヒモを強引に折り曲がらせるには、Pに釘を打つ必要があるのでは?
物理的にピーンと張れないのにヒモを持ってきたのはどうなんでしょうか(´・_・`)
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コメント
こんばんは。いつもお世話になっております。今日は、2022茨城県の公立高校数学入試問題の大問3(2)の「別解」についてお話ししたいと思います。
最初は、サボ先生のように補助線を引いて二等辺三角形を作り、∠AECを求めました。このあと、この問題は、円周角の定理に気づくと解けると思い、次のように解いてみました。
[別解]円周角の定理(1つの弧に対する円周角は、その弧に対する中心角の半分である。)より、点Bを円の中心として、半径ABの円を描くと、
∠AEC(円周角)=1/2∠ABC(中心角)
=1/2✕270°
=135° 答え 135°
以上ですが、 このように今回は、2通りの解法で解きましたが、実際の正答率は、30.9%でしたが、やはり正答率は5割以上になることを期待したい問題でもある。もしかしますと、サボ先生も今回の私の別解もご存知かもしれません。先生のご教示もいただけますと嬉しく思います。
サボ先生のブログの入試問題の解説は、とても分かりやすく説得力があり、受中生にとって、とても参考になる素晴らしい解法かと思います。そして、別解も検討してもらえますので、投稿者として、とても嬉しく思います。これからも身体に気をつけて、頑張ってください。家庭教師のお仕事もご精進ください。お助けマンより。
円周角でも解けますね。素晴らしい考えだと思います。
すみませんが現在プライベートの方で諸事情を抱えておりまして、
ブログの作業は少しずつ続けてまいりますが、これ以降の返信につきましては控えさせて頂きます。
申し訳ございません。