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2022年度 岡山県公立高校入試問題過去問【数学】解説

平均59.7点
問題はコチラ→PDFファイル

大問1(小問集合)

① 95.0%(部分正答0.5%)
2-(-4)
=2+4
=6

② 95.0%
(-56)÷7-3
=-8-3
=-1
1

③ 93.0%
2(3a-b)-(a-5b)
=6a-2b-a+5b
=5a+3b

④ 94.5%
14ab×b/2
7ab2

⑤ 86.0%
(1+√3)2
=4+2√3

⑥ 72.5%(部分正答1.0%)
ax2-16a
=a(x2-16)
=a(x+4)(x-4)

⑦ 65.5%(部分正答0.5%)
4×4×π×150/360=
20/3πcm2

⑧ 63.5%
(x、y)=(1、-2)を代入して、等式が成り立つものを選ぶ。
ア:3×1-(-2)-1=4×
イ:3×1+2×(-2)+1=0〇
ウ:3×(-2)+6=0〇
エ:1+1=2× 
イ・ウ

⑨ 54.0%

ア:四分位範囲は第3四分位数(Q3)-第1四分位数(Q1)
 箱の横の長さで、B組の方が大きい。〇
イ:最大値はA組が大きい。×
ウ:A組のQ3はB組のQ2より小さい。×
エ:目盛りが見当たらないが、A組のQ3が11点くらい→12点以上は25%未満。
B組のQ2が12点くらい→12点以上は50%以上で2倍以上。〇
ア・エ

⑩ 39.5%(部分正答4.0%)

『点Pと直線AC、BCとの距離は等しい』
→∠ACBの二等分線。
これと辺ABとの交点がP。

大問2(方程式)

① 44.5%(部分正答2.5%)
ペットボトルのポイントは20a。
新聞紙のポイントは7b。
この和が500ポイント以上だから、
20a+7b≧500

②(1) 91.5%(部分正答3.0%)
重さで等式。 x+y=39…①
ポイントで等式。 
45x+10y=1160…②

(2) 82.0%(部分正答2.0%)
先の方程式を解く。
②-①×10をすると、x=22
①に代入して、y=17
アルミ缶…22kg、スチール缶…17kg


大問3(関数)

①(1) 84.5%(部分正答0.5%)
y=ax2にA(2、2)を代入。
2=4a
a=1/2

(2) 84.0%(部分正答1.5%)
y=-x2にx=2を放り込んで、
y=-22=-4

(3) 19.5%!(部分正答5.5%)

△OABと△PABは底辺ABが共通する。
面積比が2:3⇒高さが2:3になればいい
OとA(B)のx座標の差が2なので、x=2から3離れる
2-3=-1、2+3=5
x=-1、5

②(1) 61.0%(部分正答3.0%)
各座標をtで表す。

A(t、1/3t2)C(-t、1/3t2
AC=t-(-t)=
2t

(2) 17.0%!(部分正答0.5%)
B(t、-t2
AB=1/3t2-(-t2)=4/3t2

長方形ABCDの半周の長さは6
4/3t2+2t=6
4t2+6t-18=0
2t2+3t-9=0
解の公式を適用すると、
t=(-3±√81)/4
=(-3±9)/4
=-3、3/2
Aのx座標は正だから、t>0でt=3/2
Aのx座標は3/2。
y=1/3x2にx=3/2を代入して、y=3/4
A(3/2、3/4)

大問4(確率)

①(1) 93.5%
A:6+4=10→和は8以上〇
B:6-4=2→差は2〇
C:偶数×偶数=偶数→積は奇数ではない×
2個

(2) 56.0%(部分正答0.5%)
全体は6×6=36通り
差が2になる組み合わせは、(6、4)(5、3)(4、2)(3、1)とこれらの逆。
計8通り。
確率は8/36=2/9

② 44.0%(部分正答35.0%)
説明問題だが、AとCの確率を書いて比較すれば足りる。
和が8以上の組み合わせは、(2、6)(3、5)(3、6)
(4、4)(4、5)(4、6)(5、5)(5、6)(6、6)。
数字が異なるペアの逆を含めると計15通り。
Aの確率は、15/36=5/12

積が奇数となる組み合わせは〔奇数×奇数〕のみ
奇数は1・3・5なので、3×3=9通り
Cの確率は、9/36=1/4
5/12>1/4だから
、Aの方が起こりやすい。

③ 52.0%
答案では式も記入する。
Bの確率が2/9だったので、全体の1800回にこれをかけるだけ。
1800×2/9=400回

④ 57.0%
A~Cはアメ1個ずつなので、Bは400個。
前問と同じようにAとCを算出する。
A:1800×5/12=750個
C:1800×1/4=450個
したがって、750+400+450=1600個


大問5(空間図形)

① 68.0%

ウ:AD//BCで、BCは面OBC上の直線だからAD//面OBC。
直線ADと面OBCをそれぞれ延長しても両者は交わらない。

ア:OAとBCはネジレ。
イ:OBとODは両者に”O”があり、Oで交わる。ネジレではない。
エ:面OABと底面積である面ABCDは垂直ではない。

② 55.5%(部分正答0.5%)
△ABCは直角二等辺。
辺の比は1:1:√2なので、AC=4√2cm
HはACの中点で、AH=4√2÷2=2√2cm

③ 47.0%(部分正答1.0%)
△OAHで三平方→2√7cm
正四角錘の体積は、4×4×2√7÷3=32√7/3cm3

④(1)あ…45.0%、い…60.5%、う…38.0%、え…9.5%!!(部分正答28.5%)

△OABは二等辺三角形。
∠OAB=(180-x)÷2=90-1/2x

△OADも二等辺三角形。
正四角錐O—ABCDから△OAB≡△OBC≡△OCDで、
∠AOB=∠BOC=∠COD=x
∠AOD=3x
∠OAD=(180-3x)÷2=90-3/2x
あ…オ、い…イ、う…カ


前問の角度を使う。
∠EAB=∠OAB-∠OAD
=(90-1/2x
)-(90-3/2x)
=x
∠AOB=∠EAB
共通角で、∠OBA=∠ABE
2角が等しいので、△OAB∽△AEB。

(2) 1.5%!!

△OAB∽△AEBから、△AEBも二等辺三角形
AE=AB=4cm
ADとOCの交点をFとする。
図形全体が左右対称で、DF=AE=4cm

真ん中のEFをどうするか?
等角に印をつけていくと、対頂角で∠AEB=∠OEF
共通角の∠EOF=∠BOCとあわせると、2角相等で△OEF∽△OBC
また、△OAB∽△AEB→OA:AB=AE:EBから、EB=4×4/6=8/3cm

OE=6-8/3=10/3cm
OE:EB=10/3:8/3=⑤:④
△OEF∽△OBCの相似比は⑤:⑨
EF=4×⑤/⑨=20/9cm
AD=4+4+20/9=92/9cm


大問1
⑥平方の差に注意!
⑧代入が早い。ウ式を変形するとy=-2で(1、-2)を通過する。
⑨箱ひげ図もやりやすかった。エAのQ3とBのQ2の比較。
大問2
典型題。
大問3
①(3)底辺共通→高さの比=面積比
②この形式は他県でもわんさかでてくる。
大問4
各小問が次の誘導になっている。
どこかで計算ミスをするとドミノ倒しになるので注意が必要。
③④前問の確率があたっていれば容易に正解できる。
差が開きやすかったと思われる。
大問5
①確実に違うと判断できたものから除外していく。
④(1)わざわざ角度をxで表したので、証明も角度を用いる。
△OABと△AEBは共通角があるので、もう1つの等角をxで示せばいい。
(2)正答率は高くないが、このタイプも公立入試で出題されている。
両サイドは二等辺三角形。真ん中は相似で対処。
図形全体が左右対称でDA//CBである。
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