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大問1(小問集合)
(1)
-62+4÷(-2/3)
=-36-6
=-42
(2)
4ab2÷6a2b×3ab
=2b2
(3)
√48-3√2×√24
=√48-3√48
=-2√48
=-8√3
(4)
4x+3y=-7 …①
3x+4y=-14 …②
①+②をすると、7x+7y=-21 ←÷7
x+y=-3 …③
①-②で、x-y=7 …④
③と④を連立で解くと、x=2、y=-5
(5)
xy=(√5+3)(√5-3)=(√5)2-32=-4
y-x=(√5-3)-(√5+3)=-6
xy2-x2y
=xy(y-x)
=-4×(-6)
=24
(6)
y=16/x
→xy=16
16の約数は5個。
反比例は双曲線、xは負の数を含むから10個。
*原点Oは通らない。
(7)
同色の部分が平行。
四角形DBCGと四角形FBCEは2組の対辺が平行だから平行四辺形。
BC=DG=FE=10cm
△AFG∽△ABCの相似比は②:⑤なので、FG=10×②/⑤=4cm
DE=10+10-4=16cm
@別解@
DBとECを延長した交点をHとする。
平行四辺形FBCEの対辺で、EC=③
平行四辺形ABHCの対辺で、CH=⑤
△BHC∽△DHEより、DE=10×⑧/⑤=16cm
(8)
3年生の箱ひげ図を描く。
データを昇順にすると、【24、28、28、31、33、35、39、40】
最小値は24回、最大値は31回。
8人の中央値(第2四分位数)は4番目と5番目の平均で32回。
第1四分位数は下位4つのうち、下から2番目と3番目の平均で28回。
第3四分位数は上位4つのうち、上から2番目と3番目の平均で37回。
大問2(空間図形)
(1)
円柱+円錐
=5×5×π×3+4×4×π×3÷3
=91πcm3
(2)
円錐を抜かした円柱だけの表面積は、
5×5×π×2+5×2×π×3=80πcm2
円錐をくっつけると赤い部分(半径4cmの円)が減り、青い部分(円錐の側面積)が増加する。
円錐の母線は3:4:5の直角三角形から5cm。
円錐の側面積は【母線×半径×π】で計算する。
80π-4×4×π+5×4×π=84πcm2
大問3(確率)
(1)
全体の取り出し方は、3×3=9通り
X>Yとなる組み合わせを調べる。
X=9のときは2通り、X=12のときは3通りで計5通り。
確率は5/9。
(2)
Yの1枚がわからない状態でX>Yとなる組み合わせは、
(X、Y)=(4、3)(9、3~6)(12、3~11)の6通り。
2枚の取り出し方は4×4=16通りだから、
X>Yとなる組み合わせが、16÷2=8通りあればいい。
あと2通り必要なので、X=9、12の?は〇でなければならない。
(X=4の?は×)
Yの残りの1枚は4~9のあいだであるイ・ウ・エ。
大問4(数量変化)
(1)
x=1のとき、PとQは毎秒1cmだから、AP=DQ=1cm
y=1×1÷2=1/2
0≦x≦6では、△AQPの底辺AP、高さDQがともに伸びるので、
△AQPの面積はy=ax2で増加する。
6≦x≦12では面積が変わらない。12≦x≦18では高さDQの減少で面積は一次関数で減少。
x=18でy=0となる。
y=1/2、ウ
(2)
△RQDの面積の変化を追う。
0≦x≦6、底辺DQが増加するので面積は比例で増加。x=6のとき、y=6×3÷2=9
6≦x≦12、底辺RDは一定で高さが減少→面積は一次関数で減少。x=12のとき、y=0
12≦x≦18、高さが増加→面積は一次関数で増加。x=18のとき、y=9
グラフに載せる。
(交点★のx座標が答えだが、y座標がズレてしまった…)
前問で放物線はx=1のときy=1/2だった→y=1/2x2
(6、9)を通る比例→y=3/2x
1/2x2=3/2x
x2=3x
x2-3x
=x(x-3)=0
0<x≦18だから、x=3
後半は紫の三角形で相似を使う。
相似比は2:1で、x座標の差の6が③にあたるから、
交点のx座標は、12+6×②/③=16
x=3、16
大問5(平面図形)
(1)
半円の弧に対する円周角から、∠BAE=90°
△ABEは1:2:√3の直角三角形→直径BE=8cm
(2)
半円の弧に対する円周角より、∠ADC=90°
△ACDは直角二等辺三角形で、∠CAD=45°
半径OA=OBから△ABOは二等辺→∠BAO=30°
△BFAに着目すると、残りの角である∠BFA=180-(30+30+45)=75°
∠BAF=∠BFAより、△BFAは底角が等しいから二等辺三角形。
BA=BF=4√3cm
EF=BE-BF=8-4√3cm
(3)
△OBGは半径BO=4cm、∠BOG=30+30=60°
弧ADの円周角から、∠ABD=∠ACD=45°なので、
∠OBG=45-30=15°…
直接、面積を出そうとしても求めづらい(*_*)
AE=4cmから△EAFと△OBGの関係性に着目すると、
AE=BO=4cm、弧DEの円周角より∠EAF=∠OBG、
∠AEF=∠BOG=60°から、1辺両端角相等で△EAF≡△OBG
△EAFの面積を求めればいい。
前問でEFを出しているので、高さがわかればいい。
対頂角で∠AOE=60°
残りの角も60°なので、△EAOは1辺4cmの正三角形。
三平方より高さは2√3cm。
△EAF(△OBG)の面積は、(8-4√3)×2√3÷2=8√3-12cm2
大問6(規則)
(1)
タイルAは平方数で増えていく。
5番目は、5×5=25枚
(2)
タイルBは格子状に並ぶので、格子で捉える。
1番目は1枚の縦横が2本ずつ、1×(2×2)=4枚
2番目は2枚の縦横が3本ずつ、2×(3×2)=12枚
3番目は3枚の縦横が4本ずつ、3×(4×2)=24枚
12番目は12本の縦横が13本ずつ、12×(13×2)=312枚
(3)
n番目のタイルAはn2枚。
タイルBはn×(n+1)×2=2n2+2n枚
(2n2+2n)-n2
=n2+2n=360
n2+2n-360
(-360だから+と-の組み合わせ。和が2と少ない。
360の約数のうち、積が360で差が最も少ない2数を探す)
=(n+20)(n-18)=0
n>0だから、n=18
大問1
(3)48はあとで処理すると良いかも。
(4)係数の差が1で、xとyの和差が出せる。
もちろん、最小公倍数12で統一しても良い。
(6)負の数を含む、積が16となる組み合わせ。
(7)難しくはないが、個人的に好きな問題でした。
大問2
(2)最初は円柱だけを考え、下に円錐をつけたときの表面積の増減を調べる。
大問3
(2)4枚ずつだから全体は16通り→8通りずつに分ければ勝率が同じ。
残り1枚が不明の状態でX>Yとなる場合を数える。
2個不足→9と12は勝たせる→4と9のあいだ。
大問4
(2)△RQDの変化を調べなければならず、時間がとられる。
大問5
(2)有名三角形が2種類でてくるので、角度を調査する。
△ABFは頂角30°の二等辺三角形。(1)の直径が使える。
(3)ここも前問の利用に思考を向けたい。
大問6
等差数列の和の出題ではなかった。
(2)縦横で考えるのが良い。
(3)前問ができれば取りやすい。
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