平均19.6点(前年比;-2.8点)
問題はコチラ→PDFファイル
大問1(小問集合)
(1)ア
4-11
=-7
イ
4(2x+y)-3(x-3y)
=8x+4y-3x+9y
=5x+13y
ウ
(-6xy3)÷(-2xy)
=3y2
エ
√27-√12
=3√3-2√3
=√3
(2)
x2-3x-40
=(x+5)(x-8)
(3)
3x2+x-1=0
解の公式を適用して、x=(-1±√13)/6
(4)
△BCHは直角二等辺→BH=3cm
△ABHは3:4:5の直角三角形→AH=4cm
回転体は底面が半径3cm、高さ合計が7cmの円錐である。
3×3×π×7÷3=21πcm3
(5)
円の中心をOとすると、弧AP:弧PB=∠AOP:∠POB=③:①
∠POB=180×①/④=45°
①ABの垂直二等分線。
②90°を二等分する。半円の弧との交点がP。
(6)
半円の弧に対する円周角より、∠BAC=90°
AC//DEの同位角で90°を移す。
水色の三角形で外角定理→∠BOE=50+90=140°
∠BAEは弧BEに対する円周角なので、∠BAE=140÷2=70°
(7)
ア:最大値が最も大きい2組に最高点者がいる。〇
イ:×印などで平均値を示す箱ひげ図もあるが、本問にはない。×
ウ:四分位範囲=第3四分位数(Q3)-第1四分位数(Q1)
箱が最も長いのは3組。×
エ:箱の区間は中央値(Q2)を真ん中にデータ全体の約50%。
1組も2組も全体は30人で同じだから、箱の区間のデータの個数は同じ。×
Q1は下位15人の真ん中→8番目、Q3は上位15人の真ん中→23番目、23-8+1=16個
オ:2組のQ3(上から8番目)が70点→70点以上は8人以上いる。〇
ア・オ
大問2(方程式)
(1)ア
①3点シュートx本は成功率30%→3×30/100x
②フリースローの成功率は2点シュートと同じ→40
③1点のフリースローy本は成功率40%→1×40/100y
ウ
イ
3点と2点をx本ずつ、1点をy本放った。
シュートの合計本数で等式。
2x+y=85
もう1つは合計得点で等式。表を活用する。
3×30/100x+2×40/100x+1×40/100y=61
④2x+y、⑤3×30/100x+2×40/100x+1×40/100y
ウ
2x+y=85 …①
3×30/100x+2×40/100x+1×40/100y=61 ←10倍して整理
17x+4y=610 …②
②-①×4をすると、9x=270
x=30
留意点は、3点シュートを放った本数が30本。
成功率は30%なので、実際に成功した3点シュートは30×30%=9本
(2)ア
花壇を隅に寄せる。
通路の面積は、8×12-7×10=26m2
イ
道路の幅をxmとして、前のように花壇を寄せると、
花壇の面積は、(8-x)(12-2x)
=96-16x-12x+2x2
=2x2-28x+96
通路の面積は、96-(2x2-28x+96)
=-2x2+28xm2
ウ
通路と花壇の面積が等しい→通路の面積は、96÷2=48m2
-2x2+28x=48
2x2-28+48=0 ←÷2
x2-14+24
=(x-2)(x-12)=0
x=2、12
ここでxの条件を調べる。
xは長さなので0より大きい。
また、花壇の長さも0より大きい。
8-x>0→x<8
12-2x>0→2x<12→x<6
範囲を絞ると0<x<6だから、x=2
2m
大問3(関数)
(1)
y=ax2にA(-2、-2)を代入。
-2=4a
a=-1/2
(2)
y=b/xにB(6、2)を代入。
2=b/6
b=12
(3)
y=-1/2x2にx=-4を代入。
y=-1/2×(-4)2=-8
C(-4、-8)
(4)
同様にD座標を求める。
C(-4、-8)→D(2、-2)
右に6、上に6だから、傾きは6/6=1
切片はDから左に2、下に2移動して、-2-2=-4
y=x-4
(5)
y=12/x(x>0)が通る格子点を数える。
(1、12)(2、6)(3、4)(4、3)(6、2)(12、1)の6個。
(6)
△ABCを変形する。
y=x-4にx=6を代入するとy=2
→BはCD上にある。
Aを通るBCに平行な線(傾き1)をひくとOを通過する。
等積変形より、△ABC=△OBC
△OBCは幅10、高さ4だから、10×4÷2=20
(7)
△ACP:△ADP=CP:DP=③:②
PはCよりDに近い。
1つ目はPがDの左にある場合。
CとDのx座標の差は6。Pのx座標は、2-6×②/⑤=-2/5
もう1つはPがDの右にある場合。
CP:DP=③:②→CD:DP=①:②
Pのx座標は、2+6×②=14
x=-2/5、14
大問4(平面図形)
(1)
△ABCで三平方→3√3cm
(2)
△ADE∽△CBEより、AE:EC=①:③
CE=3√3×③/④=9√3/4cm
(3)ア
△DFG∽△ACGの証明。
イ
前問の三角形の面積比を求める。相似比がわかればいい。
AC//FDを手掛かりに2角相等で△ADF∽△BCA
FD:AC=AD:BC=①:③
面積比は相似比の2乗→△DFG:△ACG=①2:③2=1:9
△ACG=△DFG×9=9S
ウ
△DFGなので前問の面積比を使う。
△DFG∽△ACGより、△DFG:△ACG=①:⑨
相似比のAG:GD=3:1から、△AGF=①×3=③
前問で触れた△ADF∽△BCAの相似からFA:AB=1:3
△BCA=△ACF(⑫)×3=㊱
AD//BCより、△BCA=△BCD=㊱
S(△DFG):T(△BCD)=1:36
大問5(確率・規則)
(1)ア
【2】【0】を出す→時計回りに270°(=反時計回りに90°)
エ
イ
取り出したカードは戻さない。
1回目に0を出さない→4枚中3枚
2回目も0を出さない→残り3枚中2枚
3/4×2/3=1/2
ウ
操作2回で文字を左向きにする→アの【0】【2】しかない。
【2】が2枚あることに注意!AとBで区別する。
【0】【2A】と【0】【2B】の2通り。
全体は4枚から2枚を選ぶ→4C2=6通り
確率は、2/6=1/3
エ
1回目に0を出すと逆さになってしまうので、1回目の2か4で場合分け。
●1回目に2→2回目は2以外を出す。
2/4×2/3=1/3
●1回目に4→2回目は4以外を出す。
2回目は何を引いてもいいので、1回目の1/4。
合計して、1/3+1/4=7/12
イ
図形6のX-Y=15-21=-6
ウ
X-Yの値は図形の番号と対応しており、+と-が交互に繰り返す。
X-Y=9→図形9のXを求めればいい。
奇数番目と偶数番目で様子が異なるので、奇数番目だけに着目する。
図形1→1×1=1
図形3→3×2=6(3は2番目の奇数)
図形5→5×3=15(5は3番目の奇数)
奇数nがm番目の奇数とすると、図形nのX=nm
9は5番目の奇数だから、図形9のX=9×5=45
エ
連続する奇数和は、奇数m番目の2乗。
255=152→図形15を求める。
15は、(15+1)÷2=8番目の奇数
X=15×8=120
Y=225-120=105
X…120、Y…105
小問数が多い。わかる問題は早めに解決したい。
大問1
(4)上下に有名三角形。高さ合計で一括処理する。
(6)平行をどう活用するか。
ゴールの∠BAEから遡って、どこの角を調べればいいか探る。
大問2
(1)3つの要素とそれぞれに成功率がつく。
やや複雑な条件だが、最初をミスるとドミノ倒しなので落ち着いて対処したい。
表をもとに立式。ウ:放った本数を文字に置いていることに注意!
(2)イ:計算ミスをしないように。
ウ:先に道路の面積を求めておくと計算が楽。
大問3
(5)までは取りたい。
(6)Bを通るCOに平行な線を引き、Bをx軸に移してもいい。
COは傾き2→Bの移動先は(5、0)→5×8÷2=20
(7)PがC寄りかD寄りかを確定しておく。
D寄りなので、Dの左か右で2通りある。
大問4
(3)イ:別の相似に乗り換える。
ウ:今までの解答をフル活用する。
あらかじめ、△BCDを△BCAに等積変形しておくと良い。
大問5
(1)イ:積の法則。樹形図で調べる際は2枚の【2】を区別する。
エ:ここも立式が苦手な人は樹形図で対処できる。
(2)ウ:図形の番号と奇数番目のXの法則を見つける。
×1、×2、×3…なので、図形9は×5。これは9が奇数の5番目だから。
エ:連続する奇数和は平方数になる。
図形15は奇数。前問の法則からXが先に求まる。
公立高校入試解説ページに戻る
コメント