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2023年度 大阪府公立高校入試B問題過去問【数学】解説

平均55.2点(前年比;-2.3点)
問題はコチラ→PDFファイル
2023年度・大阪(数学)A問題C問題の解説はコチラ。

大問1(計算)

(1) 83.1%
2×(-3)-42
=-6-16
=-22

(2) 94.3%
5(2a+b)-4(a+3b)
=10a+5b-4a-12b
=6a-7b

(3) 96.9%
2a×9ab÷6a2
=3b

(4) 85.9%
(x+1)2+x(x-2)
=x2+2x+1+x2-2x
=2x2+1

(5) 83.5%
(2√5+√3)(2√5ー√3)
=(2√5)2-(√3)2
=20-3
=17

大問2(小問集合)

(1) 88.2%
2-8b
=(-6)2-8×5
=36-40
=-4

(2) 80.4%
2-11x+18
=(x-2)(x-9)=0
x=2、9

(3) 36.0%
nと5-78/nは自然数⇒78/nの値は1~4。
分母のnを小さくするので、78/nはできるだけ大きい値にする
78は4の倍数ではない。×
3の倍数である→n=78÷3=26

(4) 36.7%
y=10/xについて、
x=1のとき、y=10
x=5のとき、y=2
変化の割合=(yの増加量)÷(xの増加量)
=(2-10)÷(5-1)
=-2

(5) 43.1%
全体は、3×5=15通り
1<b/a<4となる組み合わせを調べる。
(a、b)=(1、3)(2、3)(2、5)(2、7)(3、5)(3、7)(3、9)
7通り。
確率は7/15。

(6) 49.0%
ア:剣道部と卓球部の最大値は60回以上なので、少なくとも2人いる。×
イ:四分位範囲=第3四分位数-第1四分位数(箱の長さ)
 剣道部は50-45=5回、水泳部は55-50=5回で同じ。〇
ウ:範囲=最大値-最小値、剣道部が最も大きい。×
エ:第1四分位数が最も小さいのは剣道部の45回。×
オ:卓球部の中央値が55回を超えるので、半数以上は55回以上。〇
イ・オ

(7) 34.3%
側面積=表面積-底面積×2
=120π-4×4×π×2=88πcm2
円柱を展開すると、側面積は横が底面の円の円周8πcm、縦がacmの長方形。
a=88π÷8π=11

(8) 26.9%!
答案では求める過程も説明する。

y=1/3x-1にy=0を代入。
0=1/3x-1
x=3→A(3、0)
y=ax2にx=3を代入。B(3、9a)
Cはy軸についてBと対称なので、C(-3、9a

y=1/3x+1にx=-3を代入して、D(-3、-2)

四角形ABCDは台形。
BA=9a、CD=9a+2、BC=6
(9a+9a+2)×6÷2=21
a=5/18

大問3(数量変化)

(1)①ア…94.1%、イ…87.0%
xが1が増えるとyは6減る
x=3のとき、y=840-6×3=822
x=9のとき、y=840-6×9
=786
ア…822、イ…786

② 83.9%
xが1増えるとyは6減る⇒傾きは-6
切片はx=0のときのy=840
y=-6x+840

③ 83.5%
y=-6x+840にy=450を代入。
450=-6x+840
6x=390
x=65

(2) 48.6%

グラフで示すとこのようになる。
時間で等式。
s+t=192 …①
水の量で等式。
6s+2t=840 …②

②-①×2で、4s=456
s=114
①に代入、t=192-114=78
s…114、t…78


大問4(図形)

(1) 41.9%
△AED∽△GBEの証明。

AD//BGの錯角で、∠DAE=∠EGB(
△ABEは二等辺三角形で底角()が等しい。
90-から、∠AED=∠GBE(×
2角が等しく∽。

(2)① 36.0%
ADは△AEDの辺であることを念頭においておく。

AB=4cm、BG=3cmから、△ABGは3:4:5の直角三角形
AG=5cm
AE=AB=4cm、EG=5-4=1cm

前問の△AED∽△GBEより、EA:AD=BG:GE=3:1
AD=4÷3=
4/3cm

② 4.0%!!

せっかくの3:4:5を活用できないか。
Eから垂線をおろし、BGとの交点をHとする。
△ABG∽△EHGより、△EHGの辺の比は3:4:5
EH=4/5cm、HG=3/5cm
BH=3-3/5=12/5cm

長方形の対辺は等しい。BC=4/3cm
△EBH∽△FBCより、EH:BH=FC:BC=
FC=4/3×/=4/9cm

(3) 86.8%

ねじれの位置→延長しても交わらない、かつ平行でもない。
EHとACは平行。
EHとADとはEと、CDとはHと交わる。
ねじれの位置にあるのはAB。

(4)① 15.4%!

問題文からEF//DB、EG//AB。
∠FBG=90°から四角形EGBFの内角はすべて90°で、
EF=EGから隣り合う辺の長さが等しく、四角形EGBFは正方形

△EDG∽△ADBより、EG=、DG=とする。
正方形の1辺から、EG=GB=
4cm=なので、求めるEGの長さは、4×/=12/5cm

② 0.9%!!!

△AEF∽△EDGの相似比はEF:DG=
AE:ED=
次に△ACD∽△EHDを眺める。
AC//EHからCH:HD=AE:ED=になる。

求積すべき三角錐E―BHDの底面積は△BHD。
その面積は1辺4cmの正三角形/倍。
三角錐の高さはEG=12/5cmなので、
4×2√3÷2×/×12/5÷3=32√3/25cm3


大問1
配点15点。ミスなくいきたい。
大問2
(3)式をみて、78/nは5未満であると気づく。
分母のnが小さいと値は大きくなるから、値が4→3→2…の順で検証。
(5)1<b/a<4をa倍すると、a<b<4a
bはaより大きく、かつaの4倍を超さない範囲だが、普通に調べ上げで良い。
(6)箱ひげ図は平易であった。
ア最大値は必ずその記録である。
(7)迷ったら展開図を描く。
(8)初手は座標の確認。
大問3
(2)s、tと出てくるし、連立方程式だと察せる。
大問4
(1)90-二等辺の底角による等角の指摘。
(2)①3:4:5をすぐに気づくこと!
②いろいろなやり方があると思われる。
解説では△FBCと相似にあり、かつFCに対応する辺が
3:4:5の相似とマッチする三角形を作った。
(4)①正方形の1辺が等しい点に着目する。
DG+EG=DG+GBと曲がった線をまっすぐな線に置き換える。
②なかなか良い問題だと思う(*’ω’*)
前問より三角錐の高さが判明している。
底面積の△BHDを求めるには、正三角形BCDの面積とCH:HDが必要。
立体を複数の角度から眺め、3:2を移動させていく。

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